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【ネタバレなし】ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021

観てきました。
致命的なネタバレを避けつつ感想をお伝えしようと思います。まっさらな状態で観たかったら読まないでください。


今回は『のび太の宇宙小戦争』のリメイク回。公開が一年延期され、2022年公開となりました。

地球に亡命してきた手のひらサイズの宇宙人、パピ。のび太たちと共に、クーデターを起こした相手に立ち向かっていく。

かなりざっくりあらすじ

改変について

是非とも原作漫画か旧作映画に触れてから観てほしいです。もちろん今作だけ観ても間違いなく楽しめますが、「そこを変えるんだ!?」と大胆さに驚かされる箇所が度々ありました。リメイク観てから旧作に触れるのも一興です。
とくに、とあるシーンの改変には舌を巻きました。ちょっとした改変でしたが印象が変わります。
改変箇所は多いですが、個人的には納得できる改変がほとんどで、楽しませていただきました。

登場人物について

  • しずかちゃんのかわいさが半端なかったです。個人的には歴代一かわいかったと思います。うまく表現できませんが、あざとさとも違う方向性でかわいさに溢れていました。とにかくかわいかったです(語彙力の低さ) かわいさだけでなく、彼女の強さを感じるシーンも必見です。

  • ドラコルル長官。原作では非情さを感じましたが、リメイクでは部下思いな一面も伺わせる、立派な軍人でした。宇宙小戦争の面白さはドラコルル長官の存在がかなり大きいです。ちなみにお声が跡部様のようです。

ネタバレ回避して書けるのはこれぐらいです。
私はドラえもん映画に関しては「観たいと思える年だけ観る」をモットーにしており、リメイク作品も全て観ているわけではありません。基本は原作派で、旧作映画も未視聴のものがあります。
歴代リメイク作品と比較しての意見はできませんが、いち原作ファンとしては観てよかった! と思えるリメイク作品でした。


ただ正直なところ、現実のウクライナ情勢と重ねてしまうところはあります。今作では戦闘シーンも多く、「怖い……」と呟く子供もいました。大人でも観ていて苦しくなりそうな人にはお勧めできません。(作中で登場人物の死は描写されておりません)
情勢を理解するきっかけになり得る作品でもありますが、それは製作側の意図するところでもないよな……と思うので、いろいろ複雑です。

重ねて書くと、原作ファンとしては素晴らしいリメイクなので興業収入が伸びてほしいなぁと思います。観ようか迷っている人がいたら間違いなく背中を押します。
原作ファンの方も初めての方も、どうぞご覧になってください!


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