自分のためと他人のためと
私のアウトプットは基本的に自分のためである。
評価されたい、いいねがほしい、それは第一目的ではない。
勿論、見てもらえて、いいねしてもらえれば嬉しいのは間違いない。ただし第一目的、ではない。
それはつまり、排泄と同じである。内側に溜まったものがパッションであれ恨みつらみであれ、それを吐き出した塊が私のアウトプットなのだ。
でも。自分のための行動故に、頭打ちになっている気がしてならない。
自分のためじゃなく、他人のためにアウトプットをすると、「こうしたら楽しんでもらえるかな」と工夫しようと前向きになる。
文章以外の創作でも同じことで、例えば誰かの誕生日に絵を描くといつもより上手く描けたりする。
自分のためだと「自分のためだから適当でいいか」といい加減になる。「誰かに喜んでもらいたい」気持ちは上達の礎となる。
たぶんここは、自分のためにで上手くなれる人もいるのだろうが私はそういうタイプじゃない。
排泄としてのアウトプットだけでなく、少しは「誰かに喜んでもらいたい」と意識を変えてアウトプットをしてみたい。一作でも、他人に喜んでもらえる創作ができたら上々である。
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