TADCの考察
―始めに―
2023年10月14日からYoutubeに公開され、一ヶ月以内に一億再生数を突破した今話題のアニメ、「The AMAZING DIGITAL CIRCUS」。
Pixiv百科辞典とSNS等のネットの情報を元に考察していこうと思います。
2024.10.5追記
ネットフリックスでも見る事が出来るようになりました!???:ネットフリックスってあなた……サブスクじゃなぁい……。
???:だったら何なんだよ!
ー作品の概要ー
現在の所「Episode1 『Pilot』」とトレーラー等の映像のみしか公開されていませんが、続きが公開され次第、あらすじをざっくりとですが書かせて頂きます。
2024.5.4追記 第二話が公開されましたので、第二話の情報を追加致しました。
2024.10.5追記 第三話が公開されましたので、第三話の情報、一部考察を追加しました。
~Episode1 あらすじ~
(※少しあらすじが長いのですが、第二話以降は出来るだけ簡潔にまとめて書きますのでご了承下さい。)
本作の舞台は世にも不思議なサーカスをモチーフとした、全年齢向けのソフトウェア「アメイジングデジタルサーカス」……の中のゲーム世界。
「アメイジングデジタルサーカスへようこそ!」と舞台監督と名乗るAIのCaine(ケイン)とアシスタントのBubble(バブル)が登場。
ここから物語が始まります。
(オープニングの時点でカフモがいなかったり、途中挙動がおかしかったりしますが後から順を追って説明します。なお、オープニングに関してはメンバーの自らの意志でやっている模様。)
~途中ですが小話(飛ばしてもよいです)~
ちなみにオープニングのカフモが出てくるシーンで
訳:免責事項:今日は、ピエロのカフモは参加してないよ。
と書かれています。
~あらすじ 続き~
その途中でピエロのキャラクターとして、デジタル世界に迷いこんでしまった主人公、Pomni(ポムニ)がやってきます。(この時はまだ名前がついていない)
本人曰く、「変なヘッドセットを着けたらここ(アメイジングデジタルサーカスの世界)に飛ばされた」という。
「あなた達は誰?ここはどこ?ここから出ていく方法は?」と混乱しますが、Ragatha(ラガタ)に「あぁ落ち着いて聞いて欲しいんだけど、実は私たちも……」と言いますが、Jax(ジャックス)に「無理だよ」と遮られてしまいます。
ポムニは「あぁ、夢なのね」と言いますが、他のメンバー達はそれを受け入れてくれませんでした。
ケインはアメイジングデジタルサーカスについてポムニに説明をします。(ちなみにここで「アクティビティは……」と言った後ケインがしばらくフリーズしており、ポムニは不思議そうな顔をしていた)
説明が終わった後、ポムニが出口を発見し、「あの出口は何?」と聞きますが、サーカス内に戻されてしまい、その後ポムニは黒い何かを吐いてしまいました。(メタいことを言うとVR酔いしたと思われます。また、「黒い何か」は人間の時の記憶ではないかと考察された方がいました。)
出口について聞くと、ジャックスは「出口があるならとっくに出ていってるよ。」と言われZooble(ズーブル)は「何の話?」と出口についてはぐらかされてしまいます。
そしてケインに「Pomni」という名前をもらい、{因みにこの名前は二回目のもので、最初は「XDDCC」(クスドゥクク)だった。}冒険「Gather the Gloinks!」(グローインクを倒そう)に参加することになり……
なお、この話は前日譚に当たる話となっている。
~Episode2 あらすじ~
ポムニは夢の中で自分の腕がバグってしまい、脱落してしまうという悪夢を見てしまい、目を覚ます。
そこへ心配したラガタが来て、ポムニを励ます。
今回はポムニがサーカスに入ってから、初めての冒険「Candy Carrier Chaos!」(キャンディー運び屋大騒動)に参加する事になり…。
ちなみにバブルもNGワードらしきものを発していたが、規制音だけだった。(その後ケインは「バブルそんなこと言うんじゃない」と叱っていたが、それくらいとんでもないことを言ってしまったからだろうか?)また、NGワードらしきものを発しても規制音だけだったのはキャラクターじゃなくてAIという扱いだから?
また、今回の話からオープニングとエンディングが追加された。
~Episode3 あらすじ~
今回はポムニ、キンガーメイン回。
あと今回はホラー要素があるため閲覧注意。
六人が集まる中、ポムニは息を止めると何が起こるのか皆で確かめることにした。
ちなみにそれぞれ息を止めると、
ポムニ→色相シフトが速くなる
キンガー→体が光り始める
ラガタ→髪の毛が逆立つ
ガングル→仮面が回り始める
ズーブル→整う
ジャックス→不明(ズーブル曰く「ヘタレだから見せたがらない」)らしい。
そこへケインが登場し、冒険「THE MYSTERY OF MILDENHALL MANOR」(ミルデンホール邸の謎)に参加することになる。(ちなみに今回もズーブルは不参加)
その後バブルが「視聴者の子どもたちが怪物の悪夢に囚われるのが待ちきれない」と言っているがポムニに「この冒険でNPCが自己認識することはないの?」と言われてしまっている。(多分前回のことがあったから?)そもそもNPCが自己認識することなんてあるのだろうか?
あと冒険でステージ移動する時のゲートは「フラクタルノイズ」と言うらしい。
屋敷に移動した後屋敷の案内役であるゴーストリーが現れる。(そのあとジャックスに掃除機で吸い込まれたが)
左の扉はWOWルートと呼ばれるホラー要素優しめで全年齢向けのルートとAAAAAルートと呼ばれるホラー要素全開のルート(ちなみにズーブル向けらしい)があり、ジャックスのある行動がきっかけでポムニとキンガーがAAAAAルートに向かってしまい…
~Episode4 あらすじ~
~Episode5 あらすじ~
~Episode6 あらすじ~
~Episode7 あらすじ~
~Episode8 あらすじ~
ーキャラクター紹介ー
……と考察の前に、ここからはPixiv百科辞典の情報などを元にキャラクターと用語の紹介をしていきます。
~元人間のキャラクター達~
~Pomni(ポムニ)~
本作の主人公。
人間だったときは25歳の女性だった。
臆病で神経質な性格。(とは言ったものの、この現状への不安と恐怖でこのような性格になっているのか、元からこのような性格だったのかは現時点で不明。)
見た目は赤と青のツートンカラーをしたピエロのキャラクターで、目は赤と青の六分割した円グラフのような模様になっている。
キャラクターの中でも、最も人間に近い見た目をしている。
ちなみにポムニという名前はロシア語で「覚えている、忘れないで」という意味になる。
好きな食べ物はサーモン。
会計が得意で料理は下手らしい。
デザインのモデルは道化師の人形。
あと意外と酔いやすい体質なのか、第一話、第二話では盛大に嘔吐していた。
第三話ではホラーが苦手で怖いものが得意では無いことがポムニ自らの口から明かされている。
~Ragatha(ラガタ)~
右目がボタンになっている人型のぬいぐるみのようなキャラクター。
人間だったときは30歳の女性だった。
Kinger(キンガー)に次いで長くサーカスに滞在している。
気さくで親切な一方で、サーカスの現状からか、どこか達観的な性格。
チェロと馬が好きで、ムカデが唯一と語るほど苦手。
ちなみにデザインのモデルは「ラガディ·アン&アンディ」という作品に出てくる布製の抱き人形。
~Jax(ジャックス)~
オーバーオールを着たウサギのようなキャラクター。
人間だったときは22歳の男性だった。
利口的かつ衝動的な性格。
他のメンバーはサーカスの世界に嫌気を見せるなか、彼だけ「サーカス」を楽しんでいるように見える。
また、どこから調達してきているのか、メンバーの個室の鍵を所持している。
また、好きな食べ物が、スパゲッティで嫌いな食べ物はトウモロコシ。(トウモロコシは農場を思い出すという理由らしい)
また、ジャックスという名前は自分自身で決めたらしい。
ちなみに彼の見た目と服は、1920年代のカートゥーンキャラクターとポピーザぱフォーマーのポピーからインスピレーションを得ている。
デザインのモデルは手足が伸びるゴム製のおもちゃ。
~Gangle(ガングル)~
頑丈な悲劇の仮面を顔とし、体が5本のリボンテープで構成されている見た目のキャラクター。
人間だったときは26歳の女性だった。
見た目の通りネガティブな性格。
普段は喜劇の仮面で愛想よく取り繕っているが、喜劇の仮面が壊れやすいため何らかのトラブルでいつも割れる不幸体質。
お絵かきとあずまんが大王が好き。
ちなみに名前はジャックスにつけてもらった。
デザインのモデルはパントマイムの仮面とダンスで使うリボン。
~Kinger(キンガー)~
目玉のついたチェスのキングのコマのような見た目のキャラクター。
人間だったときは48歳の男性だった。
ジャックス曰く、「一番の古株」らしく、辛うじて正気を保ちながら長く滞在している。
そのせいか、情緒が不安定である。
サーカスに関する知恵もある程度持ち合わせている。
第三話では闇に包まれていると、妻であるクイニーがバグった直後のことを思い出す(などおそらく暗闇にいる時は記憶と正気が保たれる)という事が明らかになった。
あと一部の視聴者から「イケオジやん」と言われていた。
デザインのモデルはチェスのキング。
~Zooble(ズーブル)~
異なるおもちゃのパーツで構成された見た目のキャラクター。
人間だったときは22歳だった。
彼(彼女?)のみ現時点で性別不詳である。
パーツは入れ替え可能で、バラバラになっても平気。
気だるい性格で口が汚く、中指を立てることもある。
ポムニが来る前は彼がサーカスの新入りだった。
デザインのモデルは「ミックス·オア·マッチ」というおもちゃ。
~AIのキャラクター達~
~Caine(ケイン)~
アメイジングデジタルサーカスの団長を務める、顔が口腔で中に目玉が浮いている見た目のキャラクター。
また目をよく見ると、右目の瞳が青色で、左目の瞳は緑色である。(いわゆるオッドアイ)
また、管理AIである。
ハイテンションな完璧主義者で、監視、瞬間移動、バグ化寸前であるキャラクターの回復などが出来るなど万能なスペックを持つ。
彼は一切の悪意を持たないが、人間の心も理解出来ない。
ちなみに「Creative Artificial Intelligence Networking Entity」が正式名称らしい。
デザインのモデルは「チャタリング·ティース」という目のついた入れ歯のおもちゃ。
~Bubble(バブル)~
鋭い牙を持つ、マリオシリーズのワンワンのような見た目のキャラクター。
こちらはサポートAIで、ケインの忠実なしもべであり、清掃や料理などの雑務をこなす。
触ると弾けて消えてしまうが、すぐケインの帽子から再生して出すことが出来る。
ちなみに、この世界の料理長らしい。
デザインのモデルはシャボン玉。
~サブキャラクター達~
~Moon(月)~
The Grounds(グランド)の空に浮かぶ青い三日月の見た目をしたキャラクター。
女性的な人格を持っており、ケインは何かしらの理由でMoonには苦手意識を持っている。
~Sun(太陽)~
グランドの空に浮かぶ、女性的な人格を持つ黄色い太陽の見た目をしたキャラクター。
月とは対照的に明るいが非常に嫉妬深く、規制もなくNGワードを発したりする。
~デッサン人形~
サーカス内に複数名存在する、木製の動くデッサン人形の見た目をしたキャラクター。
全て同じ容姿をしていて喋らず、個室が複数用意されているが、そこが彼らの部屋なのか、空室を表しているのかは不明。
また、NPC(いわゆるモブキャラクター)なのか、ポムニ達と同じようにサーカスに迷いこんだ元人間なのかも不明である。
なお、第二話を見ると色々な色の個体がいるが、マップ毎に「違う色の個体がいる」のではないかと考察している。(が、詳しいことは不明。)
~ゲストキャラクター~
ーEpisode1ー
~Kaufumo(カフモ)~
正統派ピエロのような見た目のキャラクター。人間だったときは男性だった。ジョークが好きだがセンスが無いと言われていた。サーカスから脱出しようと模索していたが、本編では既に正気を失ってバグと化していた。
彼の他にチェスのクイーンのコマの見た目をしたキャラクターのQueenie(クイニー)、犬やサイクロプスなどの見た目をしたキャラクターはいたものの、ドアには✕マークがついている。おそらく、後述するバグで本編前から脱落し、地下に閉じ込められていると思われる。
~Gloink Queen(グローインククイーン)~
Episode1の冒険「Gather the Gloinks」のボスキャラクター。身体の前後にウツボのような顔と無数の目玉がある見た目で、巨体。一方の口からGloinks(グローインク)達が運んできた物を食べ、他方の口から新たなグローインクを吐き出す能力を持っている。また、グローインクはAIクリーチャーだと思われる。デザインのモデルは、Gloinksはつみ木と思われる。
ーEpisode2ー
~Gummigoo(ガンミグー)~
Episode2の冒険「Candy Carrier Chaos」のボスキャラクター。
テンガロンハットを被った、黄色と緑のグミで出来たワニの強盗。
Max(マックス)とchad(チャド)という2匹の仲間がいる。
モデルはおそらくHARIBO CROCO(クマ型のグミで有名な会社のハリボーが出しているハリボーグミシリーズの内の一つで、その中にワニの形をしたグミがある)と思われる。
~Princess Loolilalu(ルーリラル姫)~
キャンディで出来たお菓子の国のお姫様。
ポムニ達を神(おそらくケイン)が遣わした騎士として歓迎する。
~Fudge(ファッジ)~
ドロドロの茶色い体にグルグル目をしたモンスター。
前は王国の壁の内側で暮らしていたが、ルーリラル姫(ファッジ本人は「あのふざけた女王」と言っていたが)に追放されたらしい。
おそらく名前の由来やデザインのモデルは「チョコレートファウンデン」から来ていると思われる。
―Episode3―
~ゴーストリー~
ミルデンホール邸の案内役を務める幽霊。
~セオドア·ミルデンホール男爵~
元狩人で現在は故人。テープレコーダーを通じて会話することが可能。
―Episode4―
―Episode5―
―Episode6―
―Episode7―
―Episode8―
ー用語ー
用語のほうもPixiv百科辞典の情報などを元に少し考察等も交えて紹介していきます。
~The AMAZING DIGITAL CIRCUS(アメイジングデジタルサーカス)~
本作の舞台である、世にも不思議なサーカスをモチーフとした全年齢向けのソフトウェア。
対象年齢の関係上、ソフト内ではNGワードやNGジェスチャー(例えば中指を立てる等)は規制される仕様となっている。(いわゆるバラエティー番組みたいな感じで、下ネタ等のNG発言やポロリしてしまうような所を銃を打ったような効果音や、「ホニャラホニャラ」等の効果音とかポロリしてしまう所を芸能人の顔写真で隠されるというようなそういう感じである。)
昼と夜がいつでも一緒のThe Grounds(グランド)にはThe Tent(テント)、The Digital Lake(デジタルの湖)、The Digital Carnival(デジタルカーニバル)の三つのエリアに別れており、The Grounds(おそらくゲームのセレクト画面みたいな所)の外にはVOID(虚無空間)が広がっている。
そしてVOIDの更に外にあるのが現実世界である。
※The Digital LakeとThe Digital Carnivalの詳細は不明ですが、The Digital Lakeの方では魚釣り等が出来たり、The Digital Carnivalの方ではミニゲームが出来る場所ではないかと私は考察しています。
~Characters(キャラクター)~
サーカスに飛ばされた人間達を総称して呼ぶ。
彼らは元の姿と記憶の一部を失い、サーカスから新しい姿を、ケインから新しい名前を与えられ、サーカスのキャラクターとして生きざるを得なくなる。
彼らは全員、睡眠や食事といった生理的欲求が不必要であり、あらゆる感覚はデジタルで処理されるようだ。(いわゆるゲームのアバターみたいな感じのもの。)
あとキャラクター以外にもNPCがいるが、ラガタ曰く「ケインは時々NPCを再利用する」らしい。
~Adventure(冒険)~
ケインが毎日主催するイベント。
これに参加する事でキャラクターは正気を保っている。
参加は任意で、辞退しても特にペナルティーは生じない。(いわゆるゲームのデイリークエストのようなものである。)
~Abstraction(抽象化、バグ)~
サーカス内で発生する現象であり、長らくサーカスで暮らす内に正気を失ったキャラクターが辿る末路。
(日本では「抽象化」と訳されていますが、ここでは「バグ」と呼ばせていただきます。)
バグが発生すると、カラフルな目が全身についた黒い怪物の姿になってしまい、知性や理性を失って暴れ回る。
キャラクターやAIがバグからの攻撃を受けた場合、不安定な点滅と挙動を起こす。
また、不安定な点滅と挙動を起こしているキャラクターに触れた場合でも触れた所が同じように不安定な点滅と挙動を起こす。
そうしてバグと化したキャラクターは、ケインによってバグまみれの地下室へと封印され、辛うじて姿と理性を保っていれば、ケインが一瞬で治療してくれる。
暗闇にいる時は暴れることはないと思われる。(これだとケインが地下室に閉じ込めていることにも納得がいく)
~Exit Door(出口)~
Episode1にて、サーカス内でポムニがたびたび発見する正体不明のドア。
ドアの中にはキャラクターの過去にまつわると思われる部屋がいくつもあり、真相に近づくか突き止めた状態でドアを開けると、VOID(虚無空間)に飛ばされる。
ケインはこれをデジタル幻覚だと語ってはぐらかそうとするが……?
ちなみに出口のドアは右矢印のついたドアと、左矢印のついたドアがある。これについては何かしらの違いがあるのかは現時点で不明である。
~C&A~
人間だった時のポムニが、おそらく現実世界で最後にいた施設。
彼女はそこで古びたPCとヘッドセットを見つけ、それを被ってソフトをプレイし、サーカスに飛ばされたと思われる。
~Candy Canyon Kingdom(キャンディー·キャニオン王国)~
Episode2の主な舞台である、キャンディやクッキーなどのお菓子で出来た王国で、住民達も揃ってお菓子をモチーフとした見た目をしている。
また、中世的な外観だがこう見えて技術も発達しており、ダンプカーや大型トラックなどが存在する。???<クッキーに未来は無い!!(←誰かは知りませんがそんなこと言わないでください。)
~Mildenhall Manor(ミルデンホール邸)~
Episode3の主な舞台である、地下一階地上二階建てのお屋敷。
今や無人となったこの不気味な屋敷では、毎日のように怪奇現象が発生しており、それは屋敷の主(おそらくテープレコーダーの中に入っていた音声が屋敷の主が残したものだと思われる)が起こしたとある出来事が原因とされている。
ー考察ー
~時系列についての考察~
上記の情報を踏まえて時系列を考察すると、
まず、アメイジングデジタルサーカスが開発されるが、何らかの事情により開発中止になってしまう。
おそらく完成目前辺りか、未完成の状態で開発中止になるような出来事が起こったと思われる。(グラフィック等の基本的な所は完成しているが、花等のオブジェクトがめり込んでいるような挙動やオープニングの不自然な挙動が起きていることから、おそらくまだデバッグが出来ていない辺りの状態で開発中止になったと思われる。)
ここでバグ化して脱落してしまったキャラクター達がまだバグっていない本来の姿でサーカスに飛ばされたと思われる。
Episode1のキャラクター達の発言等からサーカスに入ってきた順番を整理し推測すると、
本編前ではおそらく
キンガー→ラガタ→カフモ→ジャックス→ガングル→ズーブル
の順でサーカスに飛ばされたと思われる。
その本編前のどこかしらでカフモがバグってしまったため、本編(Episode1)では、ポムニがサーカスに入ってきたという時系列だと思われる。
~ケインの正体とC&Aについての考察~
ケインの名前とC&Aの由来は、「カイン&アベル」から来ているのではないかと噂されている。
そもそもカイン&アベルは
とWikipediaに書かれており、兄がカイン、弟がアベルである。
そのため、ケインの他にアベルの立場であるキャラクターがいるのではないかと考察されている。
また、ケインの正体は管理AI……の皮を被ったバグではないかと考察されている。
…と思っていたのだが、第3話の冒険作りをズーブルに否定された時の描写からゲーム自体がケインと繋がっており、ゲーム=ケインそのもの、もしくはゲームとケインが何かしらの繋がりがあるのではないかという私の考察が浮上してきた。
ちなみに、本編の途中で出てくる
は実際にアクセスする事ができ、アクセスすると、隠しページに飛ぶことが出来ます。
また、最後のみんなで食事をするシーンはレオナルド·ダ·ヴィンチの「最後の晩餐」の構図に似ていたりと宗教の要素も何かしらの形で関わって来るんじゃないかと思われます。
~ゲームについて~
このゲームは「1920年代後半のVRゴーグルを使った教育用ゲーム」と言われていますが、一つ、気になる所があり、それは
1920年代後半のゲームのはずなのに、当時にしては最先端過ぎるのではないか?(メタ的にいえば本編が2023年に公開されているので、そんなこと言っても仕方ないのだが。しかし、一応この1920年代にもAIやVRなどの存在はあったものの、当時は開発は不可能に近い状態だった。)という所。
AIのキャラクターがいたり、VRゴーグルを使うゲームは当時(開発は不可能に近い状態だったため)存在しないはずである。
(ただし、VRゴーグルを使ったゲームは「バーチャルボーイ」ならある。)
当時でのVRというと、メタ的に言えばコントローラーを使って操作する、というぐらいである。
また、第二話でのポムニの発言からこのゲームは
おそらく「ライブRPG(ライブアクションRPG)」だと思われる。
ちなみにライブRPG(ライブアクションRPG)とは、
ということらしい。
―読まなくてもいいゲームの豆知識―
あと第二話の中盤でポムニが「トラックのコリジョンに何か異常があると思う…。」と発言していたが、「コリジョン」とは何か、分からない人の為に言うと「ゲーム内での衝突や当たり判定」のことを言っている。
基本、キャラクターやオブジェクトには当たり判定があるのだが、これをしっかり設定しないとバグが発生してしまう。
例で言うとキャラクターに当たり判定を設定しないと、キャラクターは地面に立たず、宙に浮いたまま置かれてしまうと言った所。
ちなみにこの当たり判定を設定するのは、カプセルコライザーと呼ばれる物で設定する。(Unityの場合での話)
詳しくはGoogleでググって下さい。
~Charactersについての考察~
サーカス内で一番の古株であるキンガーとポムニに部屋を紹介したシーンでキンガーにそっくりな見た目のキャラクターで部屋のドアに書かれていたクイニー。(ただし本編ではクイニーは既に脱落している)
この二人は人間だった時に、身内や関係者のような関係だったのではないかと考えています。
そして第三話にてキンガーの口からクイニーはキンガーの奥さんであったことが判明し、クイニーとサーカスにいた時にクイニーがバグってしまったことが明かされました。
また、ポムニは人間だった時に、このデジタルサーカスを作った会社の従業員またはプログラマーではないかという説があります。(しかし、2話にてポムニがゲームに詳しいような描写があったことから、プログラマーまたはゲーム制作の関係者説が濃くなった。)
あと第二話中盤でポムニとガンミグーが裏世界に行くのですが、その描写から全てのステージに裏世界があるのではないかと私は考察しています。
(裏世界ではキャラクターやオブジェクトが置かれていたりするが、おそらく裏世界は開発画面ではないかと考えている。ちなみにゲームのキャラクターは基本Tポーズでファイル内に入っており、これを読み込んでゲームに登場させる仕組みである。)
あと第三話で気になった事が、キャラクターがバグ化した際に「バグが発生するとカラフルな目がついた黒い怪物となってしまい、知性や理性を失って暴れ回る」はずなのに、第三話でのキンガーの記憶からクイニーはバグっていたにも関わらず暴れておらず、なおかつ普通はバグ化したキャラクターに触れてしまうとその触れたキャラクターもバグってしまうはずがキンガーが触れてもキンガーがバグっているような様子はありませんでした。(キンガー曰く「触れられるほど穏やかだった」という。)おそらくバグっていても性格など他の要因(暗闇にいる時は暴れることはなかった説など)によってバグ化しても暴れない時があるのではないか?と考察しています。
ー最後にー
ここまでお読み頂きありがとうございました。
ぜひ他の記事も読んでいってください。
~引用~
Youtubeにて引用させて頂いたものはこちらから↓
Pixiv百科辞典の記事はこちらから↓
Noteの記事はこちらから↓
ーおまけー
公式からBehind the sceneが上がっているのでこちらも貼っておきます。
それではまた何処かで!
(ここまで沢山書いたの初めてやで……。)
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