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【ライブレポ】FES☆TIVE青葉ひなり生誕祭2023振り返り

オタクが、1年で一番真剣になる日。

地下アイドルオタクのかべのおくです。


2023年1月19日、「FES☆TIVE青葉ひなり生誕祭2023」に参加してきました。

ひたすらに幸せ空間。

青葉さんは僕の推しメンでもあるため、公演中やその前後は特別な感情が溢れて仕方がありませんでした。その勢いのまま、このライブレポを書いています。

長くなることが目に見えているのでさっさと始めます。


概要

FES☆TIVEのオレンジ担当、青葉ひなりさんのリアル誕生日である1月19日にSpotify O-EASTにて開催されました。またグループとしては2023年初のワンマンライブであり、大きなステージで5人がどんなパフォーマンスを見せてくれるのかも注目でした。

今回は生誕特別記念グッズも販売。これまでに無いくらいの本人と運営の意気込みを感じました。

フロアのエントランスには、もはやスタンドフラワーの域を超えた巨大スタンドフラワーも設置され、まさにお祝いムード一色。

スタンドフラワー

セトリ

セトリを見ながら公演を振り返ります。

公演を占う1曲目は「ダ・パンデミック」。最近はリリースイベントが多かったためにあまり聞けてなかったこともあり、辻さんの歌い出しが始まると前方のオタクからは歓声が。

トライアングルの青葉さんのセリフ「なんで泣いてるの?」のあとに黄色い歓声が聞こえたのは、メンズアイドルみたいで新鮮でした。

MC終わりの新曲は「ジャパナディスコ」。2019年リリースながらも今回初めての振り落としでした。


カバー曲は、ももクロのメジャーデビュー前の楽曲である「believe」。僕は全く知りませんでしたが、「この曲をきっかけにアイドルを目指そうと思った」という青葉さんの言葉を踏まえて見ると、納得感がありました。

MCでメンバーの髙木ゆりあさんは、「ももクロさんに憧れてアイドルになったひなりちゃんが、今では多くの子の憧れになっている」と語っていました。まさにその通りだなと。


生誕パートが終わったあとはメッセージ性の強いナンバー「ボクノナマエ」、「ホムラノシズク」が続きますが、そこからは思い直したように「オトメ、ケセラセラ」「お祭りヒーロー」とアップテンポなナンバーが続きます。

本編のラストは「シダレヤナギ」。落ちサビの青葉さんパートでは生誕委員の用意した大閃光オレンジがO-EASTに咲き誇ります。


アンコール開けは、今回唯一の玉屋曲だった「人類! WE ARE ONENESS!」。最後は、FES☆TIVE生誕の定番「トーキョードリームパレード」で締めくくられました。

青葉さんの去り際の言葉「来年もよろしくお願いします」に胸を撫で下ろしたのは、きっと僕だけではなかったでしょう。


感想

全体として、生誕公演としての体裁を守りつつも、色んなオタクが満足できる公演に感じました。

FES☆TIVEのオタクの特色としては、本当に多種多様なタイプが存在することだと思います。オタク歴で言えば、それこそ10年前のデビュー当時から応援しているオタクから最近通い始めたオタクもいます。

また、オタクの曲の好みも様々です。定期公演に沢山来ていて少しコアな楽曲が好きなオタクから、フェスでしか見ることがないのでド定番の楽曲を期待して来るオタクまで。

これらの多種多様なオタクがいる中、バランスをとったセトリを組むのは至難の業なのではないかと、毎度感心しています。


また、今回のセトリは青葉さん本人が考えたこともポイントです。メンバー考案セトリの公演は毎回、「推しメンはFES☆TIVEをこう捉えているんだな」と新鮮な気持ちになります。青葉さんは「楽しいだけじゃなくて、見せられるステージを作りたい」と常々話しています。今回はそんな彼女の願いも随所に感じられる生誕祭だったように感じました。


また生誕公演中、青葉さんは「今が人生のピーク」と述べていました。これは今回の生誕祭は、FES☆TIVEがコロナ禍を経てほぼあるべき姿に戻ったことがよく分かる機会だったからだと言えます。

これは、これまでの青葉生誕を定点観測するとよく分かります。2021年はそもそも感染の波が来ていて、予定通りの開催すら叶いませんでした。2022年は誕生日当日の開催となったものの、椅子があったり声が出せなかったりと、様々な制限下での開催でした。

そして2023年。ついに声出しの制限が解除され、椅子もなくなってオールスタンディングになりました。グループとしても、直前に発売されたシングル「ニホンバレデンセツ」はオリコン史上最高位を更新しました。

まさにこれ以上はない所までやってきた、青葉ひなりとFES☆TIVE。果たしてこれからどこへ向かうのか、オタクとしてその行き先を見守りつつ、応援して行けたらと思います。


思うこと

去年の生誕祭2022の際にも、僕はnoteにライブレポ(レポ未満のもの)を上げました。

僕は当時、これが呪いになることを恐れていました。彼女以上の存在が見つかってしまった時、このnoteに記したことが嘘になってしまわないかが怖かったのです。


しかしそんな心配は杞憂でした。様々な経験をする中で、思いは薄まるばかりか、彼女以上の推しは存在しないんじゃないか?と感じるようになりました。

去年だけでも、沢山の遠征や大きな輝かしいステージだけでなく、つらい時期もそれなりに共有してきました。すでにものの考え方や生活は、青葉ひなりを中心に回っていると言っても過言ではありません。


もはや、その感情に名前はつけられません。「推し」と、「愛」と、「好き」と、「恋」。それらが全て折り重なったかのような、言い表せない感情です。あくまで時と気分によって、その中からいちばんそれらしい言葉を選んでいるだけなのです。

しかしだからと言って、言葉にすることを諦めてはいません。オタクはただ黙ってお金を出すだけの存在ではないからです。手渡すチェキ券や特典券の一枚一枚には、オタク一人一人の思いが込められています。その思いを直接目の前で伝えられることが、地上アイドルではなく「地下アイドルオタク」をやることの価値だと感じています。

これは僕の都合の良い願いでもあり、そんなに綺麗事では済まされないことも分かっています。しかしそれでも、自分たちの応援の言葉が彼女の支えになると信じたいし、信じています。


おわりに

まとめます。

来年は、ちゃんと深夜特典会の心構えで望みたい。

以上です。



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