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ネコプラの新体制発足に際して、推しの消えたオタクが思うこと

本日2021年11月28日、//ネコプラ//はネコプラ mom.になります。

僕は、//ネコプラ//の桧山れなさんを推していたオタクです。この新体制に推しの名前がないことが、残念でなりません。

以前、こんなnoteも投稿しました。


そこでこの節目に、改めて僕の思うことをまとめておきます。

はじめに言っておきますが、僕は運営も、メンバーも、元メンバーも、批判する気はありません。

僕は、ネコプラ mom.を応援しています。


はじめに

まずは//ネコプラ//の現体制終了についてです。


活動休止が続いていた3名について、以下の発表がなされました。


立花りくさんについては、事務所側からではなく、代理人弁護士からの発表がありました。


そうして、同時に運営側からは新体制以降の発表がなされました。

そうして、今日がその日になっています。


期せずして僕は、一アイドルの隆盛を見届けてしまったのです。

全てが終わり、始まろうとしている今、//ネコプラ//について考えてみようと思います。


//ネコプラ//とは何だったのか?


繰り返しになりますが、

運営批判をするつもりはありません。

失敗を責めるだけでは僕の大嫌いな野党と変わりないからです。

そこでここでは、できるだけデータをもとに、まずはネコプラ第4期、//ネコプラ//について考えます。


//ネコプラ//には、11名のメンバーが関わってきました(ここでは一旦9月に加入した桜井さんを除いた10名とします)。

そのうち、既に6名が脱退・契約終了・契約解除を正式に発表しています。


2年で10人が4人になる。


これってどのくらいなんでしょうか。


同列に語れないとは分かっていつつも、プロ野球選手の寿命について以下のようなデータを見つけました。

この記事によると、2000年~2008年にドラフト指名された選手の10年以上在籍年数は、41.1%だそうです。



つまり、

//ネコプラ//を2年続けるのは、プロ野球を10年続けるのと同じ

ということになります。



どうしてこんな厳しい状況になったのかは分かりませんが、推しメンが生き残れなかったとしても不思議ではありません。

プロ野球を10年続けるには実力とセンス、そして運が必要なはずです。

ドラフトでスカウトされても活躍できずにやめる人はごまんといます。そういう人たちを見たら、「ああ、芽が出なかったんだな」となりますよね?

論理的に言えばこれと全く同じなのです。


しかし新体制では、こうならないような人材採用、育成、運営、広告宣伝が求められます。


新体制「ネコプラ mom.」について思うこと


では、この状況を改善するにはどうすればいいのでしょう?

ネコプラのメンバーが生き残ることを難しくした原因に、リクルーティング戦略があるように思います。


パラレルで新たに招集されたメンバーの多くは、アイドル未経験者です。しかし、未経験者にとってフリークという環境が厳しいことは想像に難くありません。

この状況は、経験者を採用することで改善します。これは経験者ほど、ネコプラの楽曲の恩恵を受けやすいからです。


僕はネコプラの魅力の一つは楽曲性の高さだと思っています。当然、それを表現するには多少の練習が必要になります。

しかし逆に、ある程度のレベルまでいければ誰でもそこそこのパフォーマンスができるのがネコプラではないかと思います。

経験者であればそのレベルに到達するまでのショートカットが可能です。



その意味で、ネコプラ mom.は既に今までと違う動きを見せています。

これは最近加入したメンバーや、新体制で加入するメンバーを見れば分かります。

・桜井ひかる(元Leap Plane+。)
・世良あかり(元綺星☆フィオレナード)
・花咲ひより(兼ワッツ◎さーくる)
・増田英美(兼KATAKOTO*BANK)

元アイドルや兼任者は、前のグループの際に築いた資産(=オタク)を持っています。

当然、新しいオタクの流入もあることでしょう。


しかしもちろん、実力のあるメンバーを取っても管理しきれなくては、継続的な成功はありません。


その面でも、ネコプラ mom.を取り巻く状況は//ネコプラ//発足時よりも良いと言えると思います。

これは、フリークに有力なグループが多く育ってきたからです。

chula、STAiNY、JYA☆PON、その他にも地方姉妹グループがしっかり売り上げを立ててくれれば、ネコプラは単独で頑張る必要がないのです。

このような状況をうまく活かしきれるかに、新体制の成功は懸かっています。



知らないことは「救い」でもある


今回の件について一番感じたのは、「事実を知らない方が幸せだったオタクもいたかもしれない」ということです。

事実を知ると、それと向き合わなくてはいけないからです。


人間は豊富な生き物だから、自分が知らない部分は想像で補います。見えない危険にも対処できるのは、ヒトという種族が生き残れた要因とも言えるでしょう。


しかし、想像力は諸刃の剣です。


何も発表しない限り「いつか戻ってくる」という空想に逃れることができます。

そしてその空想を、あたかも事実のように認識してしまうのです。

そういった人々に本当のことを知らせるのは、あまりにも残酷かもしれません。何を隠そう、僕も甘い幻想に囚われていた一人なので。


そこで「もう帰ってこない」という事実を知ったいま、思うことを述べます。


推しメンについて思うこと


はっきり言っておきますが、

僕は桧山れなさんに出会えたことを感謝しています。

このような幕切れは悲しいですが、それについて責める気もありません。


上記のように、結果から言えば//ネコプラ//は非常に厳しい環境でした。自分に合わない環境なら、どんな形であっても早く逃げるべきです。

これは、ブラック企業に務める会社員も、アイドルも同じです。


だから、彼女が「オタクを裏切った」とは認識していません。

どんな事情があって、どんなことをしたとしても、それこそが「身分相応」な選択だったはずだと僕は考えているからです。



こう言うと冷たく感じられるかも知れません。しかし同時に彼女のオタクとして責任も感じています。


「桧山れな」として、もっとアイドルを続けてほしかった

そのために、自分のとった行動は適切だったのか?


しかしこれについて、全ては結果論です。



同時に、僕は彼女に出会えて楽しい思い出を沢山しました。

ライブ全通しているわけでないですし、チェキを何周もしたわけではありません。

しかし、「桧山れな」は確実に僕の生きる理由でした。

その期間が多少長かったり、短かったなんて大した関係ありません。

今ではライブの一つ一つが大切なものですし、僕の中からはずっと消えません。



まだおわっちゃいないぜ


さて、こうしている間にもネコプラは進み続けています。

あと、まだ解決していない問題だってあります。



どうしても言いたいことは、

//ネコプラ//と同じ結末を、ネコプラ mom.で繰り返さないで欲しい。

ということです。

前述の通り、それができる環境は整ってるし、できると信じています。


僕は、ネコプラ mom.を応援しています。


おわりに

まとめます。


絶望だって、それも人生。


以上です。

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