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01-c.あとがき 自己紹介

自己紹介のあとがきの続きです。
才能を補完する技術を会得したいと思っていた時、田丸さんのショートショートの作り方の本を読みました。

ショートショートに関していえば、これがほぼ完璧なやり方、方程式と呼べるものだと思います。簡単にいうと、(詳しくは本を読んでください)
・名詞を列挙
・名詞から思いつくことを列挙
・その中から選んだ言葉を組み合わせて想像が広がりそうな言葉を作る
・「その言葉」はどんなものかを説明する
・「その言葉」はどんな良いこと、悪いことがあるかを列挙
・上記からショートショートにまとめる

この方法を参考に、その後幾つかの方法を試してみたのですが、これを大幅に超えられるようなやり方はできませんでした。最初読んだときは、こんなシンプルな方法でよいのか?という感じもしましたが、結局まわりまわってここに戻ってきてしまいました。著者の田丸さんもいろいろな試行錯誤の結果、ここに行き着いたものだと思います。

じゃあ、これで以上終了でいいじゃん、と思われるかもしれませんが、一般的に「ショートショート」と括られるストーリーについては、(言葉でうまく説明できないのですが)常識を大幅に逸脱したファンタジーが許容される、許容されるというかそれが中心になっていて、うまくオチているという感想はありますが、本当の驚きとか感動にあまり繋がらないことが多いという感じがしています。それが引っかかりになり、更にうまい作り方が無いかを探すことになります。さらにつづく。

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