見出し画像

月の裏側

月はいつも同じ面しか地球側に向かないため、地上から月の裏側を見ることはできません。

The dark side of the moon.

ピンクフロイドに同タイトルのアルバムがありますが、邦題は何故か「狂気」。。
「本来あるのに見えない物=狂気」という意味なのでしょうか??


心理学では「顕在意識」「無意識」というのがありますが、月の裏側はまるで「無意識」のようです。
また日々形を変化させる月からは、宇宙の揺らぎのような物を感じます。
なんとなく西洋の方が東洋より、月に対してネガティブなイメージを持っている気がします。西洋の方が自然をコントロールしたい気持ちが強いから、見えない部分があるのは不安なのかもしれないですね。


でも東洋人の私は、月のその曖昧さに、かえって親しみを覚えます。
好調不調のある、人間みたいです。
揺らぎながら静かに光る月に、私はあまり「狂気」のイメージを感じません。
裏側が見えないのも神秘的でむしろ良いと思います。


でも結局、月の裏側に良いも悪いも無く、ただそこに在るだけです。
どうせなら、不安を投影するのではなく、明るく愉快な月の裏側を空想したいです^_^


人間関係にも似てるかも知れませんね。
いつも相手の全てが見えているわけでは無いです。
見えない裏側を心配し過ぎて空回りしないように、、、気をつけたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?