プロに教わった一番美味しい麦茶はこれです。

一番美味しい麦茶って、どれだろう？どこのものがもっとも自分の好みに合うのかな？

そんなふとした疑問から数年前、通販で取り寄せられる目ぼしい麦茶を十数種類注文して、片っぱしから飲んでみたことがありました。(お取引様にお送りしているメルマガを再編集して掲載しています。)

量販店で市販されている有名メーカーの麦茶、創業百年以上の老舗日本茶専門店の麦茶、知る人ぞ知る麦茶専門メーカーのコーヒーみたいに真っ黒な麦茶、生産農家直送の麦茶、変わった品種の麦茶などなど。

しかし・・・結果的に私にとって一番美味しかったのは、自分で探し出したものではありませんでした。それは何を飲み食いしても美味しいカフェで、マスターにたまたま出してもらった麦茶です。悔しかったのですが、美味しいものはプロに聞けですねw

それがなべしま銘茶の「飛騨むぎ茶」です。(教えてもらった当時は○城○井で販売されていましたが今はないようです。直営サイトが見やすいのでこちらをご紹介します。)

飛騨むぎ茶 ｜ 飛騨高山 松翁園なべしま銘茶

色味は黄金色で、柔らかな甘み、口にまるく広がる香り、鼻に抜ける香りが上手く調和しています。美味しいものは全てそうだと思うのですが、この味の設計とバランス、調和が絶妙なんですよね。

焦げ茶色で味の濃い「ザ・麦茶」ではないのに、どこか懐かしい感じ。舌と鼻で感じる心地好い余韻とその綺麗な消え方も美味しいものの共通点です。

日本茶、紅茶などは未だに新しい品種、製法が生み出されているようですが、麦茶はあまり耳にしません。(私の勉強不足かもしれません)麦茶界に革命が起きるまでは、これを飲み続けようと思います。

こちらのものはパックもありますが、丸粒を煮出すのが、面倒ですが、圧倒的にお勧めです。

もうすぐ夏がやってきます。どれが一番かはもちろん主観ですが、本当に美味しい麦茶を飲みたい方にはぜひお試しください。