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【旅とiPad Pro】12.9インチの機動性と利便性

12.9インチiPad Proを持って京都に一泊してきた。
MacBookではなく敢えてiPad Proを持ち出した
理由や感想をまとめてみた。
iPad Airにも大型サイズが出るという噂もあるので、
今後のサイズ選びの参考になればありがたい。

iPadを旅のお供にした理由

メインのMacBook Proが16インチになったことと、
最近はiPad Proでの作業にシフトしつつあることが主な理由。

16インチMacBookは重さが2kg以上ある。
それにマウスやケースも加えると約2.5kg。
iPadは重いと言われていてもMagic Keyboard込みで1.4kg程度。
1.1kgの差はかなり大きい。

さらに使用頻度の差も大きい。
この前に更新した2つの記事【iPad Proのある生活】にあるように、
毎日とはいかないまでもiPadの使用頻度はかなり高い。
もちろん帰宅後は腰を据えてMacBookで作業をしているが、
一泊程度の旅行ならそこまで腰を据えて作業をすることはないので、
iPadで十分だろうと思った。

機動性

この記事を読まれる方が一番気になるのが
「持ち運びはどうなの?」だと思う。
これに関しては「状況による」ということになる。
詳しく解説していく。

①運び方

ビジネスバッグやトートバッグのように
手にぶら下げて持つとずっしりと重さを感じるが、
バックパックなど背負うタイプの鞄ならそこまで重いとは感じない。
特に最近では重さを感じなくさせる工夫がされている鞄も珍しくない。
スーツケースのようにキャスターが付いているものなら
PCも運んだりするので重さは関係ないだろう。

②移動時の使用

iPad miniなら手に持ちながら歩いて、
必要に応じてGoogleマップで地図を確認したり、
電車の中でスケジュールを確認したり読書したり、
旅行中に活躍する機会は多い。
この辺りは過去に【iPad miniのある生活(旅行編)】にある。

だが12.9インチのサイズになるとどれも難しい、
というかほぼ不可能だろう。
このサイズを持ち歩くならスマホを選ぶし、
電車やバスの中でさっと取り出すことはできない。

③鞄の種類

サイズが大きい分だけそれを収納する鞄のサイズも大きくなる。
以前12インチのMacBookを使っていた頃は
一泊程度なら小柄なデイバッグで十分だったが、
今は二〜三泊できるくらいのバックパックを使っている。
使える鞄の種類が限られてくるのが難点。
PCをよく持ち運んでいたならPC用のバッグが使えるが、
今まで11インチを使っていた場合、サイズアップすると
それまで使っていた鞄に入らない場合もあるので注意が必要だろう。

メリット

機動性については難点の方が多かったが、
ここからはメリットについて書いていく。

①バッテリー

iPadのバッテリーは全モデルでWi-Fiでの
インターネット利用、ビデオ再生が最大10時間とされている。
あくまでカタログスペックだが、それでも
普通に作業をしていて5〜6時間は持つ。
モバイルバッテリーと併用すれば1日の作業には十分。
気軽に充電できるのでわざわざ電源があるカフェを探す必要はない。

②省電力

iPadは必要な電力量がMacBookに比べて圧倒的に少ない。
16インチMacBook Proに付属している電源アダプラは140Wだが、
iPadに付属している電源アダプタはProでも20W。
20Wの電源アダプタならサードパーティー製で
安くてコンパクトなものが豊富にあるし、
20W程度ならモバイルバッテリーでも十分賄える。

③画面サイズ

重さの点ではデメリットだが大きさではメリットの方が大きい。
M1までのMacBook Airの画面サイズが13.3インチなので
ほぼMacBookと同程度の表示領域がある。
ネットでもクリエイティブでも動画でも画面の大きさは
作業のしやすさや効率性に比例する。
実際、Magic Keyboardと併せると
MacBookで作業をしているような気になる。

④タッチパネル&ペンシル

たかがタッチ操作だがそのおかげで
作業の幅が広がったことは間違いない。
特に学びやアイデア出しなど、
思考に関連する作業ではその恩恵はかなり大きい。
正直トラックパッドはなくてもいいかな、
Smart Keyboard Folioで十分なのでは?と思った。
その組み合わせなら1.1kgを下回り、MacBook Airより軽くなる。
多少の不便さはあるがMacBook Airより重たいという問題は解決する。

まとめ

旅行に12.9インチはありかなしかと問われたら
「条件付きであり」と答える。
収納する鞄や腰を据える場所や時間の確保など条件はあるが、
よくよく考えてみるとMacBookを持ち出すときとそれほど違いはない。
iPadとして考えると厳しそうに見えるが、
普段PCを持ち出している人ならそんなに変わりはないだろう。
MacBookを持ち歩いていた筆者もすんなり移行できたので、
12.9インチのサイズと重さに躊躇する必要は全くない。
このサイズが必要だと思えば購入して後悔はないだろう。

余談

MacBookはキーボード下にCPUやバッテリーなど
熱を発する部品があるが、iPadの場合は
端末そのものがキーボードより高い位置にある。
加えてMagic Keyboardの場合、端末は4分の3程度しか設置していないので
あまり熱がこもらないように感じた。
いざとなればキーボードから離して放熱してやればいいので、
ファンはなくてもMacBookよりも熱の管理はしやすい気がした。

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