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マイクのフルネームを知っていますか?【第2章動画教材の撮影】

マイクといってもマイケルの愛称ではない

マイクといっても人の名前ではありません。
人の声などをとらえる機材の、マイクです。

そう、マイクのフルネームはマイクロホンです。
ふだん、マイク、マイクとばかり呼んでいるので、ついつい忘れがちですがマイクは略称です。

さてそのマイクですが、動画教材を撮影する時には必ず必要なものです。

外部マイクがあったほうがいい理由

その割にマイクのことを意識しないのは、スマホにもノートPCにも、マイクがすでに内蔵されているからです。

たとえばオンライン会議をする、オンライン講座を受けるなどする時に、ノートPCがあれば、顔も写るし、声も拾えます。

だったらそれでいいんじゃないの? と思うかもしれません。
でも、状況によっては外部のマイクをつないだほうがいい結果が得られます。

その前に、音声をクリアに録る条件をお話しましょう。

音声、たとえば解説している声をクリアに録るためには、できるだけマイクは口に近い位置にあったほうがいいのです。

マイクが口から離れるほど、周囲の雑音や反響音を拾いやすくなります。
いっぽう声は少し不明瞭になっていきます。
いわゆる「遠い声」です。

スマホやノートPCを置く位置は、カメラや画面の都合で決まります。
カメラを顔のすぐ前においたら鼻の先しか写りませんし、ノートPCの画面も見づらいです。

カメラは離れた位置に、マイクは口の近くに置くのが正解

だから、外部マイクを接続して、マイクだけ口の近くに持ってくるほうがいいのです。

2種類のマイクがある

人の声をとらえるマイクには、大きく分けて2種類あります。
このふたつは声をとらえる原理が違います。
ダイナミックマイクと、コンデンサーマイクです。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクの一例

ダイナミックマイクの代表的なものは、歌手が使うハンドマイクです。
ダイナミックマイクは頑丈で、人の声をとらえるのに適しています。
いっぽう感度は低めで、近い音声をとらえるのに向いています。
音質としては暖かい感じがします。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクの一例

コンデンサーマイクは繊細で壊れやすいのですが、感度は高く細かい音を拾うことができます。
その分雑音も拾いやすいのですが、静かな環境で使うと音声の細かいニュアンスまでとらえることができます。

マイクの形状

マイクといっても、形はいろいろありますが、動画教材の撮影時に使われるマイクはそう多くはありません。

スタンドに取り付けるマイク

デスク上に置くようなマイクです。
卓上スタンドに取り付けてキーボードの横におく。
アームスタンドで口の前に持ってくるなどのパターンがあります。

これらは評判のよいコンデンサーマイクです。
USB接続なので、PCに直接接続することができます。

カメラ(スマホなど)に取り付けるマイク

カメラやスマホで撮影する時に、そこに取り付けることのできる小型のマイクです。

カメラの上や、スマホホルダーに設けられたアクセサリーシューという取付具に取り付けることもできますが、スタンドに固定することもできます。

ピンマイク

テレビで出演者がつけているのを見ることがあると思います。
衣服の胸付近に固定するのが一般的です。

これは私が持っているものです。
下のワイヤレスマイクと組み合わせて使っています。

動き回りながらしゃべる姿を撮影する時は便利です。

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