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インタビュー構成の会社PR動画

会社紹介系の動画もさまざまな型がありますが、そのひとつにいわゆる「社員の声」社員のインタビューで全体を構成していく動画があります。

実際に働いている人の声を聞くことができて、リアルな会社の雰囲気に触れることもできます。

制作する上でも、社員の協力が得られないとできないので、そういう意味でも風通しのよい社内をアピールすることができます。

インタビューだけでは退屈、仕事風景をインサートしたい

私がストアカでやっているオンライン講座です。

コンセプト

あくまでも中心は、社員ひとりひとりのインタビュー映像なのですが、インタビューというのはずっとひとりの人の顔をとらえているので、映像としては単調なものです。

1分程度なら特に問題はないのですが、それ以上となると退屈に感じるので、声はずっとインタビュー音声を流したまま、映像は別の絵を重ねてあげる、いわゆるインサートが必要になってきます。

会社紹介であれば、インタビューでしゃべってくれている社員さんの仕事風景をインサートするのが普通です。

動画の型

中心となる動画が社員個人のインタビューであっても、いきなりインタビューで入るのはちょっと乱暴です。

どんな会社であるのか、どんな事業をしているのか、全体としての会社の紹介から入るのが適当でしょう。
会社のプロフィールがわかったところで、その中のひとりの社員さんのインタビューに入ります。

インタビューの話が「ちょっと長いかな」という頃合いで、その社員さんの普段の仕事風景、あるいは同僚との会話の表情などをインサート映像として、上に重ねてあげます。

あくまで、音声はインタビューの声が流れているのですが、映像だけ別の映像に差し替わるかたちです。

そして、ひとりの社員さんのインタビューが終わって、次の社員さんにいくときには、社内の風景などを1カットでも挟んであげると、区切りがつきやすいと思います。

そして別の方のインタビューも、同じくらいの時間で仕事風景をインサートしていく。そんなつながりで構成していくといいでしょう。

エンディングは、必ず社内全体の風景であったり、事業を象徴する風景で締めるようにします。つまり会社全体のシーンではじまり、その中の個人個人の話がつらなって、最後も会社全体のシーンで締めくくられる、という感じです。

ポイント

インタビューを撮る時には、事前の打合せが大切です。
事前に「どういうインタビューが必要なのか」をちゃんと伝えてあげます。

といっても、たとえば原稿を作って「こんな感じで喋ってください」と伝えるのはやり過ぎです。あくまで自分の言葉でしゃべってもらうのが大切です。

そうでないと視聴者は「この言葉は言わされてるな」と敏感に感じ取ってしまいます。ここは動画の恐ろしいところでもあります。

人それぞれ個性があって、すらすら言葉が出てくる人もいれば、口の重い人もいます。インタビュアーは、その人が喋りやすいように相槌を打ったり、質問をはさんだりして聞いてあげるようにします。

インタビューの後半でインサート映像を入れると、音声は自由に編集できるようになります。もう顔がつながらないということはなくなるので、存分に編集してあげてください。

読者の方へのお願い

こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。

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