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動画教材はマインドマップで構築する

マインドマップという強力ツール

マインドマップというのは、英国出身ジャーナリストのトニー・ブザン氏という人物が考え出した思考ツールだ。

マインドマップのガイドラインのマインドマップ

中央に考えるテーマを書き、そこから枝を生やしてキーワードを書いていく。

このマインドマップはひとりでコンテンツを構築するのには強力で、私は動画教材でもオンライン講座でも、必ずこれを一度は使うようにしている。

マインドマップの効果というのは、頭の中にあるさまざまな情報を「可視化」するといえばいいのだろうか。
頭の中だけで考えていると、モヤモヤしてしまうことも、マインドマップ化することによってスッキリ「見える化」ができる。

Xmindを使う

かつては紙の上にマインドマップを描いていたこともあったが、今はほとんどXmindというソフトを使っている。

紙ではなくデジタルなマインドマップしたことのメリットは下記のとおりだ。

  1. 紙の広さに制限されない

  2. 漢字を書くストレスがない(かな漢字変換が使える)

  3. 後からいくらでも修正できる

  4. トピック間の関連付けや配置換えができる

特に3と4は紙上マインドマップにはできない芸当で、これが思考整理に役立っている。

Xmindを使う時は、
まず中央の箱(トピック)に考えるテーマを書く。
そしてTABキーを押すと、枝が生えてトピックができる。
そこをダブルクリックして文字を入力する。
の繰り返しだ。

後から修正できるから、場所を考える手間もかけない。
どんどんトピックを作っては文字を入力していく。
ある程度トピックが貯まったら、それをドラッグ&ドロップで整理していく。

と文字で書いても想像しにくいだろうから、動画で見ていただこう。

Xmindを使っている動画

これは動画教材を考えているところだが、だいたいこんな感じでいつも使っている。

他のマインドマップツール

マインドマップを実行できるソフトはいくつもあるが、私はXmindが気に入っている。
Xmindには有料のバージョンもあるが、私が使っているのはXmind 8という無料バージョンだ。
この8も金を払えば機能アップするのだが、特に必要だと思ったことがないので無料のまま使い続けている。

他に使ったことのあるのが、mindmeiterというオンラインで実行できるマインドマップツールだ。
これは、オンライン上でコラボレーションが可能なツールである。

で思ったのだが、このmindmeisterがZOOMアプリになるか、もしくはZOOMのホワイトボードにマインドマップ機能が搭載されると便利そうだ。

うだうだ考えるな、マインドマップを使え

人間の脳内というのは案外視野が狭いもので、持っている情報すべてを思考に取り入れることができない。
だからこうした外部ツールを使うことで、考えをまとめることが可能だ。

もうひとつ、思考実験をしていると、考えるのをやめた段階でリセットがかかってしまう。
次にまた同じテーマで考え始めた時に、前回考えた記憶が完全な形で残っているとは限らない。

その点、マインドマップが残っていると、何をどのくらいまで考えたかの記録として使うことができる。

コンテンツを作るばかりではない。
自己深掘りといった思考作業にもこうしたマインドマップを利用すると、はかどる。

とにかく「考えがまとまらない」「思考がぐるぐるループ化してしまう」という人はぜひこうしたマインドマップを使ってみてほしい。

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