「稼げない」悩みを解決するには
稼げないのは講座を値上げできないから?
講座を値上げすることができない、という先生はけっこうおられます。
講座の値段を上げると、申込みが減ってしまう。
実際に値上げをしてみて、申込みが減ってしまったので、あわてて元に戻したという先生もいらっしゃいます。
趣味の教室だと割り切っておられる生徒さんの中には、受講料の安い入門編の教室ばかり渡り歩いている方もおられるようですね。
こういう方を「お教室ジプシー」といいます。(笑)
また、教室で教えている内容そのものよりも、教室へ行けば友だちがいてわちゃわちゃ話しをすること自体が楽しいので参加する、という生徒さんもいます。
名付けて「井戸端ステューデント」ですね。(笑)
こういう生徒さんばかりを相手にしていたら、受講料を上げるわけにはいかないかもしれません。
不本意でも安い講座を続けざるを得ない先生が、大きな収益を上げるようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
受講料の高い講座を作れば?
入門編、初級編の安い講座ばかりではなくて、受講料の高い講座を作ったらどうでしょう?
中級編、上級編の講座なら、月額数万円の受講料を取ってもいいのではないでしょうか?
高額講座を作れば、それなりに収入も安定するはずです。
「作るのは作れるけれど、申込みが来ないと思う」という声が聞こえてきそうですね。
高額な講座に申し込んでもらうための2つの条件
生徒さんの立場からみると、高額な講座に申し込んでもいいと思わせてくれるには、2つの条件が満たされていないといけません。
1つめは「先生との間で信頼関係ができていること」
2つめは「自己実現性が満たされる講座であること」
この2つです。
先生の立場からいうと、この2つの条件を満たすようにすれば、申し込んでもらえる可能性があります。
信頼関係を構築する
高額な商品を買う時に、信頼しきれない相手から買う人はいません。
そこで、企業側は「2ステップマーケティング」という作戦を仕掛けます。
TV-CMなどでよくやっていますね。
「お試し商品を初回に限り、1箱1000円で購入いただけます!」
というような奴です。
この時企業は、最初のお試し商品で採算をとろうとは思っていません。
お試し商品で品質の良さとか使い心地を気に入ってくれた人が、本番の商品を買ってくれてはじめて採算がとれるようになっています。
講座の場合でいったら、お試し商品に当たるのが入門編の安い講座です。
そこで、先生の人柄や指導内容を感じてもらって、気に入った方にだけ中級編、上級編の高額な講座に進んでもらおう、という考え方です。
ただし、たとえば1回2000円の入門編講座から、月額数万円の中級編講座をいきなり案内しても、なかなか申し込んではもらえないでしょう。
値段のギャップがありすぎるからです。
そこで、生徒さんとの信頼関係をどうすれば構築できるのか、ということになります。
たとえばステップメールという手段があります。
これはメルマガの一種ですが、登録した日に第1号からスタートして毎日1通メールが届きます。
10日間ほどの日程で、順々に情報を提供していきます。
これは、相手にとって役に立つ情報でなければいけません。
毎日メールをもらって、しかもそれが役立つ情報であると、生徒さんはすっかり先生のことを信頼するようになります。
そのメールの最後のほうで高額な講座を紹介してみると、申し込んでもらえる可能性がかなり上がって来るのです。
自己実現性を満たす
もうひとつの条件というのは「自己実現性を満たす」ということです。
たんなる趣味として教室を受講している人は、高額な講座を受講したがりません。
これは「楽しさ」ということを基準にしているからです。
今、初級編の講座を受講していて十分楽しい。
高額な講座に移っても、その価格の分だけ楽しさが増すとは思えない。
そう考えてしまうからです。
そこで「自己実現性」が登場するわけです。自己実現ってなんでしょうか?
「何かになりたい」「何かをなしとげたい」というのが自己実現ですね。
もの作りの教室であったらとしたら、作品を作ることによってお金を稼げるという可能性があります。
作品を販売して、収入を得ようということですね。
そうするともはや趣味ではなくて、副業とか起業の手段になるわけです。
「楽しさ」を追求する場合ではなくなって、もっと真剣になります。
お金を稼ぐためになら、初期投資として趣味以上のレベルのスキルを身につけたい、と思うでしょう。
そこで、講座に目的性を追加します。
たんなる「中級講座」ではなくて、「副業クリエイター講座中級編」とするのです。(教える内容はあまり変わらないと思いますが)
副業としてやりたい、という人なら、この講座に学びたいと思うはずです。
稼ぐためには自分の講座を見直そう
高い収益を上げるためには、誰に何を教えるのか、そしてどういう結果を導くのか、というビジネスモデルが大切です。
え? それって教室コンセプトだったのでは?
と思う方もいるかもしれません。
そのとおり集客の項でご紹介した教室コンセプトとほぼ同じことです。
どちらでも大切なのは「自分が何を教えたいのか」ということではなくて「生徒は、何をほしいのか? どういう未来をほしがっているのか?」という相手軸の考え方です。
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