見出し画像

動画の撮影はスマホで十分【手作りスキルを動画で売る】

難しくてカンタンな動画の撮影

動画を撮影するということはカンタンです。
スマホのカメラを被写体に向けて、シャッターを押せば撮れてしまうのですから。

動画を撮影するということは難しいです。
40年もさまざまな撮影現場に出入りしてきた私ですら、まだなかなか上手く撮影ができません。

すごく難しく考えることはないと思いますが、やっぱり基本は身につけておいたほうがよいと思います。

画像をクリックすると電子書籍のページに飛びます

電子書籍より

■②動画の撮影
私は、オンライン講座で、200 名におよぶさまざまな手のスキルを教えている先生と、お話ししてきました。
そうすると、一番知りたいとおっしゃるのは、たいてい動画の撮影についてのことでした。

今の世の中、さまざまな動画のつくり方についての情報が出回っています。

YouTube を見れば、撮影についてのノウハウも学ぶことができます。

しかし、そんな中でハンドメイドの先生が気軽に実行できるような、手元撮影の情報というのはごく少ないように思います。

顔出しでしゃべるような、YouTuber 的な撮影の情報ならいくらでも見つかるのですが。
中にはいきなり「一眼レフデジカメを買いましょう」とけしかける動画もあったりします。

高価なカメラを買っても使い方がわからなかったら、宝の持ち腐れです。

私はいつも「できるだけ手元にある道具で撮影してみましょう」とお話しています。

とりあえず、最低限必要な機材についてお話します。

▼手元動画撮影の機材
まず絶対に使ってほしい機材は、下記の 3 つです。

① カメラ(スマホ)
② スタンド(三脚類)
③ 照明機材(ライト)
そしてケースバイケースで使ってほしい機材は
④ マイクロホン

ひとつひとつについて解説していきます。

① カメラ(スマホ)
ここでいうカメラとは撮影するための機械という意味で、商品としてのカメラとは違います。

ほとんどの方はスマホをお使いでしょう。

そのスマホを使ってみましよう。

最近のスマホに搭載されているカメラは高性能です。映画の撮影現場などでもスマホを動画撮影用のカメラとして使うということが行われています。

いっぽうで、家庭用のビデオカメラやコンパクトデジカメは、スマホに市場を奪われて売れなくなってきました。最近は、販売されている機種も少なくなり、開発も積極的には行われていません。

ですから、お手持ちのスマホをカメラとして使ってみることをおすすめします。

② スタンド(三脚類)
手を使う作業を撮影するわけですから、スマホを手に持って撮影することはできません。

スマホを適切なポジションに保持する道具(スタンド)が必要になります。

スマホを使う利点としては、小型軽量なので、保持するスタンドなども安価なものが使えるということがいえます。

③ 照明機材(ライト)
多くの方が忘れておられる、というか、念頭にないのが照明です。

そもそも、被写体に当たって反射した光をカメラのレンズがとらえることで、撮影が成立するわけです。

いかに高性能なカメラを使おうと、もとの光が良くなければ美しい映像が撮れるはずがありません。

手作りで美しい作品を作っておられても、きちんと照明が当てられていなければ、美しくは写りません。

手を使う工程も見えにくくなってしまいます。

天井灯の光だけで撮影をしていると、スマホや作業する手が作品に当たる光を遮ってしまう、ということがよく起こります。

これに対して私が考案したのは、リングライトを下向きにスタンドに固定して、その中央にスマホをマウントするという撮影器具です。

既存の製品のスマホホルダーを回転式のスマホホルダーに変更したところだけが、手を加えたところです。

リングライトにスマホを固定するスタンド

既存の商品の組み合わせですが、これが小さな作品を作る工程の撮影だと非常に効果的です。

カメラ(スマホ)の周囲から光が当たるため、手が入っても陰ができにくいからです。
※このスタンドを動画でご覧いただけます。
こちらのリンクから→ Vimeo 動画

④ マイク(オプション)
動画教材の撮影には二通りのやり方があります。
撮影現場で音声解説を入れるかどうかです。

対面の教室のキャリアが長い先生は、解説しながら作業をすることに慣れておられるので、しゃべりながら撮影します、とおっしゃることが多いようです。

ある先生は黙って作業をすると、自分は慣れているので、すごく早く手を動かしてしまう。だから、実際には音声は使わないのだけれど、しゃべりながら撮影する、とおっしゃっていました。

解説音声は、あとで編集する時にアフレコするのだそうです。

動画教材としては、解説音声がきちんと聞き取れることが大切です。音声が不明瞭だと、教材としての価値が一気に落ちてしまいます。

そのため、場合によってはスマホに音声解説を入れるためのマイクを、別に用意したほうがよい場合もあります。

「手作りスキルを動画で売る」第2章より

動画の撮影機材

私はカメラマンじゃありません。
だから、動画の撮影機材は必要最小限でいいと考えています。

わけもわからない初心者に、プロが使うような撮影機材をオススメするような人がいて、困ったものだと思っています。

機材というものは、使いこなせてこそ役に立ちます。
だから自分が使いこなせる範囲の機材だけを使うべきなのです。

「この機材は便利ですよ」というオススメを聞いたら、飛びつく前に「その機材は自分に使いこなせるのかどうか」ということを考えてみましょう。

オススメしてくれた方が、ちゃんと使い方まで手ほどきしてくれるならばいいですが、もしそうでなかったら、眉につばをつけておいた方がいいですね。

手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジ

私は2年以上にわたって、手作りスキルを教えておられる先生方にストアカで動画づくりを伝える講座を行ってきました。
受講していただいた方は200名にものぼります。

しかし、受講してくださった方全員が動画を作れるようになったわけではありません。

作ろうと思ったものの、途中でやり方がわからなくなって中断している。

何度かやってみたものの、満足できる出来にならなかったので、その後は挑戦していない。

そもそも最初にどんな機材を揃えたらいいのか、でつまづいている。

そうした方が多いのも承知しています。
何とかしたいな、とずっと思ってきました。

そこで、今回ストアカでチャレンジコースを実施することにしました。

1ヶ月という短期で、とにかく手作り動画を撮影し、編集する体験をしていただこう。

そのためには、一番カンタンにできるやり方を伝授し、それでとにかく最低1本の動画を作ってもらう。
わからないところ、つまづきそうなところは、映像制作経験40年の私がフォローします。

そして小さなコミュニティを作って、仲間どおし励まし合い、情報共有もしながら進めていく。

動画づくりの知識・ノウハウは何本かの動画教材にして提供します。

これで動画が作れるようにならなかったら、やる気がないだけの話。

期間は9月半ばから10月にかけての1ヶ月間。

とりあえず見切り発車なので、今後はいつ開講するかわかりません。
この機会にぜひ、動画を作れるようになりましょう!!

手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジコース!

ぜひ、上の画像をクリックしてお申し込みください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?