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ハタラク場所と天気と地元愛と@秩父

センチメンタルな気分を連れて、ビールを買い込み電車にのる午後2時半。埼玉に向かうから買ったビールはコエドビールだ。さすが池袋。欲しいビールが置いてある。
ビール選びに時間をかけすぎたようで、ギリギリの時間に特急券を購入し、急いで電車に乗り込んだ。

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座敷は広い。たまにはこんなゆっくりしいた電車も悪くない。
東京からのモヤモヤをビールで流し込み、楽しいことに気持ちを切り替える。実家から受け取ったフィルムカメラに初めて映る景色はどんなものなのだろうか。

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なんとなくカメラを見ているとワクワクしてくる。シートの色にもマッチしたカメラを握り締め、向かう先は埼玉の秩父だ。

uberばりのリュックと共に秩父の駅を降りると東京とは異なるカラッとした空気が肌に触れた。寒いことは寒い、と言うよりも寒すぎるぐらいだが、体感温度的にはしっくりくる冷え方だ。

それもそのはず、私が到着した数時間後には雪が降り始め、外に出るのすらも困難な状況に等しくなっていた(ちなみに東京は降らなかったらしい)。

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そりゃ冷えはせどもカラッともするわけである。著しすぎる冷え性で寒さも大嫌いな私だが、冷たさの中で唯一テンションが上がる現象が雪である。その後遺症として、熱燗が飲みたくてしかたが無いと言う症状が眠りに着くまで発症するのは大問題(アル中)である。

さて話は戻るが、本日は土曜日、休日だ。移動日が休日に当たる事は最近は少なかったが、珍しく今回は移動日、そして繰り返すが土曜日だ。何が言いたいかと言うと、1週間で唯一、明日のことを気にせずに昼から酒が飲める日なのである。

すでに小瓶を2本飲んでいた私は駅を出てすぐのお土産やフードコート内の立ち飲みバー的なところで初めて見たお酒を見つけてしまった。


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蜂蜜のお酒、、、!!!

どうやらワインに並んで歴史のあるお酒らしい。こちら想像以上に美味しく、甘いは甘いのだが、カクテルのような甘ったるさはない上に、辛めの日本酒特有(?)のアルコールのつんとした感じも無い。女の子持ち帰りやすそうである()。とりあえず、誰か女の子にお土産でプレゼントしたい。

ちなみに、秩父はお酒がめちゃめちゃ多いし美味しい。
クラフトビール、クラフトウイスキー、地ビール、ワイン、、、と、どんなお酒も揃っている。もちろん、ビールは全種類買い占めた。

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実は秩父はスナックも多い夜の街の側面もあるらしいかた緊急事態宣言が落ち着いたら飲み歩きに改めて訪れたい。

翌日からはひたすらに仕事漬けの毎日だったが、今回の秩父滞在では、仕事でパフォーマンスを発揮しやすい空間について考える機会があった。

と言うのも今回の家はコワーキングスペース2箇所と提携しているおうちだったので、いつものノマドよりも明確に、自分がどんな環境で仕事をするのが1番パフォーマンスを発揮できるのか、を真剣に考えてみることができた。

一箇所はバーチャルオフィスのような、白を基調としたコワーキングスペース、もう一箇所は古民家をリノベーションした、カフェのような雰囲気のカフェだ。また、天気やmtgのこともあり、珍しく自室で作業することも増えた。(こちらは別途ライフハック的に別で備忘録残そうかしら)全く違う環境を明確に比較できるのは、今後の自分の働きかたの選択の軸として持つことができるとてもいい環境だった。

働くと言うことからは話は変わるが、私の感じた秩父と言う街をたらたらと書いていきたい。

今回訪れるまではなんだかんだ観光地のイメージが強かったのだが、訪れて見るとポジティブな意味ですっごい田舎で、住人に愛されている街だと感じた。と言うのも街全体のアットホーム感が東京とは全く異なり、秩父生まれ秩父育ちの方がすごく多いように思えたからだ。東京、主に繁華街やビジネス街は住んでいる人はほぼおらず、住宅街だとしても、地方から住まわれた方もおおくいらっしゃるため、地元愛であったり、地域との共有のある方はすごく少ないように思える。しかし秩父の街でおあいした方々は、家守さんをはじめ多くが秩父出身でその土地のこともすごく詳しく、また、地域の繋がりが深い方ばかりだった。東京でそのような人がいるかと言われると、地元生まれ地元育ちの方を見つけることは意外と難しいものがありそうだ。

また、地元の方のイメージで偏見込みで話すと、俗に言う「うちわノリ」的な外部の方がわからないような会話を繰り広げられることがすごく多いように体感していた。しかし、そんなこともなく、すごくオープンで、誰とでも親しくできる市民性(?)にすごく好感を抱いた。近所のおすすめのお店を伺うと、即答かつ地元のお店を教えていただけること(東京だとチェーン率高め)。性善説で生きていると言うか、純粋に生きていると言うか、適切表現が見つからない(語彙力)が雪で買い出しにいけないからと食糧をお裾分けいただいた挙句、そのお店まで教えていただけること。すぐに人に連絡先を伝えたり、家に招こうとすること。人と人の距離がすごく近くて、純粋な市民性(?)にすごく惹かれた。人と話すことが好きな私には相性がいいようだ。

また行かなきゃね秩父。
観光目線でいくと遥かに遊び足りない。

再訪することを誓いつつ、花の都一周旅行をすることを決めた。

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