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新しい出版社です。楽しんでもらえるコンテンツをちょっとずつ作っていきます。 https://www.ka-noa.co.jp/

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マガジン

  • 空気に絵を描きたい。

    画家、絵本作家として活躍するミロコマチコさんが、月一のペースで作品を公開します。日常の遊びのように何にでも描き、何気ないことを綴っていきます。「音楽が空気と溶け合って消えていくように、絵も空気に描けたらいいのに・・・」

  • 遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて 中沢新一

    写真家・遠山孝之さんの作品集『褪せた地図 FADED MAP America on the back roads』を刊行しました。今のアメリカを丁寧に写しとった、アメリカ人も驚嘆する追憶の原風景を収めたとても素敵な写真集です。このたび、明治大学特任教授で同大学野生の科学研究所所長の中沢新一さんが『褪せた地図FADED MAP America on the back roads』についての書評を書き下ろしてくださいました。約4400字、原稿用紙11枚にもおよぶ書評を3回にわけて3週連続で公開します。

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    あっちの耳、こっちの目

    ミロコマチコ最新刊は、じゃばら式絵本6冊のセットです。人気絵本作家にして、画家としての活躍にも注目が集まる著者が、東北の人たちから聞いた野生動物にまつわるおはなし(あっちの耳)と、動物から見た創作のおはなし(こっちの目)を表と裏で対にして、広げてたのしむじゃばら式の絵本に仕立てました。紙芝居の前に座って、これからはじまる物語にワクワクするように、じゃばらをめくってパタパタ広げて、ぜひ声に出しで読んでください。そうやって、あっちの耳とこっちの目の世界に触れたら、きっと動物側の物語にも想像がふくらむことでしょう。本書は、たいせつな方へのプレゼントや親しい人への読み聞かせに最適な絵本です。「カモシカ」「クマ」「ウサギ」「トリ」「ヘビ」「コウモリ」の6冊の絵本と、まえがき付きの別刷解説書を、オリジナルスリーブケースに収納しました。ケースの大きさはA4変型判(たて201ミリ×よこ297ミリ×あつさ16ミリ)、絵本(たて166ミリ×よこ128ミリ)は各16ページ、解説書(たて520ミリ×よこ336ミリ)は四つ折りになっています。ケースを開くとき、そして6つの動物の物語に出会うとき、ミロコマチコの描く生きものたちに圧倒されるはずです!ミロコマチコ(画家・絵本作家)1981年大阪府生まれ。生きものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。絵本『オオカミがとぶひ』(2012年、イースト・プレス)で第18回日本絵本賞大賞を受賞。『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。ブラチスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ(BIB)で、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞。その他にも著書多数。第41回巌谷小波文芸賞受賞。展覧会『いきものの音がきこえる』が全国を巡回。本やCDジャケット、ポスターなどの装画も手がける。2016年~2022年『コレナンデ商会』(NHK Eテレ)のアートワークを手がけた。
    ¥3,520
    カノア書店
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    新版 雪に生きる

    内容紹介圧倒的な感動と共感を呼ぶ、昭和18年の名著を新装復刊しました!著者の猪谷六合雄(いがや・くにお)は1890年、赤城山・猪谷旅館の長男として生まれました。生来の手先の器用さに加えて、何でもやってみる、何でも作ってみるという好奇心と情熱のかたまりのような人物で、10代のころからスケート、水彩画、油絵をはじめて、小さな組み立て小屋や飛行機の模型を作り、丸木舟を彫りました。23歳の冬、粉雪の上に見慣れない二本のシュプールを見つけたことがスキーとの出合いでした。板と金具を自分で作って、毎日毎日粉雪の山へ出かける。そうやって、独学でスキーの技術を習得していきました。薪の上を偶然飛んだことがきっかけで、スキージャンプにも夢中になります。雪を求めて国後島、赤城山、さらに乗鞍へと移り住み、その先々でジャンプ台やゲレンデを建設し、世界に通用する練習法と指導法を確立しました。現地の人々と交流し、創意と工夫のつまった小屋を建て、薪ストーブなどの生活用具を作り、毛糸編み靴下まで開発するのでした。そんな著者の半生を綴った、圧倒的な感動と共感を呼ぶ稀有な生活記録が本書です。さまざまなできごとが、丁寧な描写とみずみずしい筆致で描かれています。本人が撮影した当時の貴重な写真と小屋の平面図39点を収録し、読む者の心をとらえて離さない独自の世界観を再現しました。昭和18年(1943年)に初版本が刊行された本書は、これまで新潮文庫(1955年)や岩波少年文庫(1980年)など、じつに7社が文庫化や復刊を繰り返してきた名著です。この『新版 雪に生きる』は、『定本 雪に生きる』(1971年)を再編集し新装復刊した新版です。著者プロフィール猪谷 六合雄 (イガヤ クニオ)。自然ととも生き、生涯を暮らしの工夫と精進に費やした。日本スキーの草分け、先駆者と呼ばれ、長男の千春を冬季オリンピックの日本人初、さらに現在においてもアルペンスキー種目唯一のメダリストに育てあげる。明治23年(1890年)に群馬県の赤城山で旅館を営む家に生まれた。生来の手先の器用さに加えて、なんでも自分で作ろうとする好奇心と情熱のかたまりのような人物で、ジャンプ台、ゲレンデ、スキー金具、練習方法、毛糸編みの靴下の開発などから、家族の住む山小屋や薪ストーブなど生活用具の数々まで、独学で習得した知識と経験を活かして、身のまわりのあらゆる物を自作した。趣味の絵画や写真の技量は素人の域を超えており、文筆活動も精力的にこなした。71歳で自動車の運転免許を取得し、自ら改装したキャンピングカーの車内で生活しながら全国を旅した。明治、大正、昭和を生きた20世紀の傑物。昭和61年(1986年)死去、享年95歳。交遊関係は幅広く、高村光太郎との家族ぐるみの付き合いや志賀直哉、里見弴、柳宗悦ら白樺派との交流もあり、皆それぞれの猪谷六合雄を文章に残している。登山家でプロスキーヤーの三浦雄一郎氏の父・敬三さんとは、互いにスキーの技術を研鑽しあう間柄であった。六合(りくごう)とは、天地と東西南北の六方、つまり全宇宙という意味もあります。
    ¥3,410
    カノア書店
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    褪せた地図 FADED MAP America on the back roads

    ☆ただいまのご注文で、思想家であり人類学者の中沢新一さんが書き下ろした書評「遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて」(A6変型判・中綴じ・12頁)をプレゼントいたします!現代写真家が切りとったアメリカの原風景「2010年以降に写したもの、主にここ数年のうちに撮影したものを収録しました。『今のアメリカ』といってもおかしくないと思います。私はアメリカのカントリーミュージックが好きで、現地で聞くとなんともいえない気持ちになります。昔、映画で観たような光景がそこにある。風がそよぐようにして生まれた音楽。その時々の自分の気持ちだけで、ただシャッターを切りました。それらが集まったのが『褪せた地図』です」遠山孝之■書誌情報ISBN:978-4-910029-99-3本体価格:3,600円(税別)判  型:A4変型判(w250×h210mm) 頁  数:96ページ造  本:ハードカバー、かがり綴じ上製本、フォローバック、トリプルトーン印刷用  紙:表紙サテン金藤135kg PP加工、本文エアラススーパーホワイト菊83.5kg写  真:72点収録言  語:日英バイリンガル■遠山孝之1939年東京生まれ。通信社勤務、報道写真を経て広告写真スタジオを設立。広告・出版に携わる。李朝の美術を数年にわたり取材。また、欧米の建築文化、生活文化を撮影。近年はアジアの仏教国を訪れ、遺跡や人々の暮らしを取材。「日本ミャンマー交流写真展」審査委員長賞受賞(2016年)おもな作品集『李朝民画』(講談社 1975年)『李朝工芸』(講談社 1977年)『丸石神』(木耳社 1980年)『ヨーロッパの窓 1』(美術出版社 1981年)『ヨーロッパの窓 2』(美術出版社 1982年)『Chairs ―椅子―』(美術出版社 1988年)『ノエル ー聖夜を飾る―』(美術出版社 1991年)『DOORS』(講談社 1995年)『Historic Rings』(講談社インターナショナル 2004年)
    ¥3,960
    カノア書店
    • 空気に絵を描きたい。

    • 遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて 中沢新一

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    あっちの耳、こっちの目

    ミロコマチコ最新刊は、じゃばら式絵本6冊のセットです。人気絵本作家にして、画家としての活躍にも注目が集まる著者が、東北の人たちから聞いた野生動物にまつわるおはなし(あっちの耳)と、動物から見た創作のおはなし(こっちの目)を表と裏で対にして、広げてたのしむじゃばら式の絵本に仕立てました。紙芝居の前に座って、これからはじまる物語にワクワクするように、じゃばらをめくってパタパタ広げて、ぜひ声に出しで読んでください。そうやって、あっちの耳とこっちの目の世界に触れたら、きっと動物側の物語にも想像がふくらむことでしょう。本書は、たいせつな方へのプレゼントや親しい人への読み聞かせに最適な絵本です。「カモシカ」「クマ」「ウサギ」「トリ」「ヘビ」「コウモリ」の6冊の絵本と、まえがき付きの別刷解説書を、オリジナルスリーブケースに収納しました。ケースの大きさはA4変型判(たて201ミリ×よこ297ミリ×あつさ16ミリ)、絵本(たて166ミリ×よこ128ミリ)は各16ページ、解説書(たて520ミリ×よこ336ミリ)は四つ折りになっています。ケースを開くとき、そして6つの動物の物語に出会うとき、ミロコマチコの描く生きものたちに圧倒されるはずです!ミロコマチコ(画家・絵本作家)1981年大阪府生まれ。生きものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。絵本『オオカミがとぶひ』(2012年、イースト・プレス)で第18回日本絵本賞大賞を受賞。『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。ブラチスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ(BIB)で、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞。その他にも著書多数。第41回巌谷小波文芸賞受賞。展覧会『いきものの音がきこえる』が全国を巡回。本やCDジャケット、ポスターなどの装画も手がける。2016年~2022年『コレナンデ商会』(NHK Eテレ)のアートワークを手がけた。
    ¥3,520
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    新版 雪に生きる

    内容紹介圧倒的な感動と共感を呼ぶ、昭和18年の名著を新装復刊しました!著者の猪谷六合雄(いがや・くにお)は1890年、赤城山・猪谷旅館の長男として生まれました。生来の手先の器用さに加えて、何でもやってみる、何でも作ってみるという好奇心と情熱のかたまりのような人物で、10代のころからスケート、水彩画、油絵をはじめて、小さな組み立て小屋や飛行機の模型を作り、丸木舟を彫りました。23歳の冬、粉雪の上に見慣れない二本のシュプールを見つけたことがスキーとの出合いでした。板と金具を自分で作って、毎日毎日粉雪の山へ出かける。そうやって、独学でスキーの技術を習得していきました。薪の上を偶然飛んだことがきっかけで、スキージャンプにも夢中になります。雪を求めて国後島、赤城山、さらに乗鞍へと移り住み、その先々でジャンプ台やゲレンデを建設し、世界に通用する練習法と指導法を確立しました。現地の人々と交流し、創意と工夫のつまった小屋を建て、薪ストーブなどの生活用具を作り、毛糸編み靴下まで開発するのでした。そんな著者の半生を綴った、圧倒的な感動と共感を呼ぶ稀有な生活記録が本書です。さまざまなできごとが、丁寧な描写とみずみずしい筆致で描かれています。本人が撮影した当時の貴重な写真と小屋の平面図39点を収録し、読む者の心をとらえて離さない独自の世界観を再現しました。昭和18年(1943年)に初版本が刊行された本書は、これまで新潮文庫(1955年)や岩波少年文庫(1980年)など、じつに7社が文庫化や復刊を繰り返してきた名著です。この『新版 雪に生きる』は、『定本 雪に生きる』(1971年)を再編集し新装復刊した新版です。著者プロフィール猪谷 六合雄 (イガヤ クニオ)。自然ととも生き、生涯を暮らしの工夫と精進に費やした。日本スキーの草分け、先駆者と呼ばれ、長男の千春を冬季オリンピックの日本人初、さらに現在においてもアルペンスキー種目唯一のメダリストに育てあげる。明治23年(1890年)に群馬県の赤城山で旅館を営む家に生まれた。生来の手先の器用さに加えて、なんでも自分で作ろうとする好奇心と情熱のかたまりのような人物で、ジャンプ台、ゲレンデ、スキー金具、練習方法、毛糸編みの靴下の開発などから、家族の住む山小屋や薪ストーブなど生活用具の数々まで、独学で習得した知識と経験を活かして、身のまわりのあらゆる物を自作した。趣味の絵画や写真の技量は素人の域を超えており、文筆活動も精力的にこなした。71歳で自動車の運転免許を取得し、自ら改装したキャンピングカーの車内で生活しながら全国を旅した。明治、大正、昭和を生きた20世紀の傑物。昭和61年(1986年)死去、享年95歳。交遊関係は幅広く、高村光太郎との家族ぐるみの付き合いや志賀直哉、里見弴、柳宗悦ら白樺派との交流もあり、皆それぞれの猪谷六合雄を文章に残している。登山家でプロスキーヤーの三浦雄一郎氏の父・敬三さんとは、互いにスキーの技術を研鑽しあう間柄であった。六合(りくごう)とは、天地と東西南北の六方、つまり全宇宙という意味もあります。
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    褪せた地図 FADED MAP America on the back roads

    ☆ただいまのご注文で、思想家であり人類学者の中沢新一さんが書き下ろした書評「遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて」(A6変型判・中綴じ・12頁)をプレゼントいたします!現代写真家が切りとったアメリカの原風景「2010年以降に写したもの、主にここ数年のうちに撮影したものを収録しました。『今のアメリカ』といってもおかしくないと思います。私はアメリカのカントリーミュージックが好きで、現地で聞くとなんともいえない気持ちになります。昔、映画で観たような光景がそこにある。風がそよぐようにして生まれた音楽。その時々の自分の気持ちだけで、ただシャッターを切りました。それらが集まったのが『褪せた地図』です」遠山孝之■書誌情報ISBN:978-4-910029-99-3本体価格:3,600円(税別)判  型:A4変型判(w250×h210mm) 頁  数:96ページ造  本:ハードカバー、かがり綴じ上製本、フォローバック、トリプルトーン印刷用  紙:表紙サテン金藤135kg PP加工、本文エアラススーパーホワイト菊83.5kg写  真:72点収録言  語:日英バイリンガル■遠山孝之1939年東京生まれ。通信社勤務、報道写真を経て広告写真スタジオを設立。広告・出版に携わる。李朝の美術を数年にわたり取材。また、欧米の建築文化、生活文化を撮影。近年はアジアの仏教国を訪れ、遺跡や人々の暮らしを取材。「日本ミャンマー交流写真展」審査委員長賞受賞(2016年)おもな作品集『李朝民画』(講談社 1975年)『李朝工芸』(講談社 1977年)『丸石神』(木耳社 1980年)『ヨーロッパの窓 1』(美術出版社 1981年)『ヨーロッパの窓 2』(美術出版社 1982年)『Chairs ―椅子―』(美術出版社 1988年)『ノエル ー聖夜を飾る―』(美術出版社 1991年)『DOORS』(講談社 1995年)『Historic Rings』(講談社インターナショナル 2004年)
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ちいさな あっちこっち

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  • 遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて 中沢新一
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    光を浴びて

    「光を浴びて」 TUE, 2 Mar, 2021 材料:ベニヤ板、アクリル mirocomachiko

    遠山さんと中沢さん カノア・小島秀人

     中沢新一さんの書評「遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて」を公開する前に、写真家・遠山孝之さんを紹介させてください。そして、中沢新一さんが書評を書いてくださった経緯もすこしだけ説明させてください。  昨年、『褪せた地図 FADED MAP America on the back roads』(以下『褪せた地図』)の販促方法を著者の遠山さんと電話で相談していたときのことです。出版社の常套手段ではありますが、著名な方に書評を書いていただき、その文章を店頭販売用のPOP(本に巻

    猫魚の水皿

     前回に続き、富山ガラス造形研究所で制作した猫のための水皿。うちの5匹の猫たちが同時に飲めるように大きく設計したのに、これじゃあ一度には無理そう。想像より体が大きすぎました。  あらかじめ渡しておいたデザイン図から形を作っておいてもらい、私が絵付けをしたものです。 「猫魚の水皿」 Sun, 24 Jun, 2021 材料:ガラス、ガラスの絵の具 mirocomachiko

    冷たい風のいきものたち

     先日、富山ガラス造形研究所というガラス制作の専門学校へ特別講師として行ってきました。1時間半ほどお話をした後、私もガラス制作を体験させてもらえることに。  まるでガラスの中を泳ぐように、呼吸を合わせて、作られていきます。しばらく地上の呼吸のリズムを忘れてしまった。  これらの作品はあらかじめ渡しておいた設計図から形を作っておいてもらい、私が絵付けをしたものです。 「冷たい風のいきものたち」 Wed, 2 Dec, 2020 材料:ガラス、ガラスの絵の具 mirocomac

    遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて② 中沢新一

     出来上がってきた遠山さんの撮影した丸石神の写真を見て、私には気がついたことがあった。写真は一見すると、現在の時間を生きている光景を写し出しているように見える。その点ではいまあるほとんどすべての写真と変わりがない。しかしよく目を凝らして見ると、そこにはいくつもの異なる時間の流れが「入れ子状態」になっているのがわかる。そして遠山さんという写真家は、それらの異なる時間の流れが、現在という時間のうちに統合され均質化されてしまうのを避けて、異なる時間の流れが独自性を保ったまま、一枚の

    遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて③ 中沢新一

     『褪せた地図』という新しい写真集で、遠山さんは自分のそういう「思想」に頂点をつくりだそうとした。丸石神のある国とはまるで違う時間の流れで構成されたアメリカを舞台にしている。先住民を別にすれば、この国の住民の心を流れる時間はきわめて新しい。最大の時間幅をもつ流れは「大自然」のものであり、それはきわめてゆっくりとしか変化しない。その「大自然」の上をめまぐるしい速さで、人間たちの時間が流れていった。東海岸から拡張していく人間の文明にあわせて、南部や西部に人間の営みが拡大していった