kanoa

新しい出版社です。楽しんでもらえるコンテンツをちょっとずつ作っていきます。 https…

kanoa

新しい出版社です。楽しんでもらえるコンテンツをちょっとずつ作っていきます。 https://www.ka-noa.co.jp/

マガジン

  • 空気に絵を描きたい。

    画家、絵本作家として活躍するミロコマチコさんが、月一のペースで作品を公開します。日常の遊びのように何にでも描き、何気ないことを綴っていきます。「音楽が空気と溶け合って消えていくように、絵も空気に描けたらいいのに・・・」

  • 遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて 中沢新一

    写真家・遠山孝之さんの作品集『褪せた地図 FADED MAP America on the back roads』を刊行しました。今のアメリカを丁寧に写しとった、アメリカ人も驚嘆する追憶の原風景を収めたとても素敵な写真集です。このたび、明治大学特任教授で同大学野生の科学研究所所長の中沢新一さんが『褪せた地図FADED MAP America on the back roads』についての書評を書き下ろしてくださいました。約4400字、原稿用紙11枚にもおよぶ書評を3回にわけて3週連続で公開します。

ストア

  • 商品の画像

    いろたち

    作:アッバス・キアロスタミ訳:愛甲恵子判型:たて188㎜×よこ188㎜製本:オールカラー並製 96ページ内容:イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミが、「友だちのうちはどこ?」発表の3年前に絵と文を描きおろした本邦初訳の絵本! イランでは現在も版を重ねている13万部超のロングセラー!みどり、きいろ、だいだいいろ、あか、みずいろ、むらさき、くろ、しろ。さまざまな色の存在を、身近な風景や食べ物、植物や生きもの、道具などの絵を通してやさしく、ときにはユーモアを交えて教えてくれます。子どもたちを見つめて、子どもをとりまく世界を撮り続けた映画監督の視点で描かれたファーストブックは、とてもあたたかな色と形と言葉であふれていました。ぜひ、最終ページのキアロスタミのメッセージを受けとってください。本書は子どもたちに色の存在を紹介する絵本です。そして、色のないところは自由に塗ることができる、描きこめる「ぬり絵やスケッチブックのような」機能もあります。どうぞ、キアロスタミの絵に自由な色をつけください。アッバス・キアロスタミ:映画監督。1940年テヘラン生まれ。テヘラン大学美術学部で絵画やグラフィックデザインを専攻したのち広告の世界に入る。70年、児童青少年知育協会(カーヌーン)の映画制作部門よりデビュー作となる短編映画『パンと裏通り』を発表。その後『友だちのうちはどこ?』(87)、『クローズ・アップ』(90)、『そして人生はつづく』(92)などでその名が世界に知られる。『桜桃の味』(97)でカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。2012年には日本が舞台の『ライク・サムワン・イン・ラブ』を発表するも、16年に療養先のパリにて死去。愛甲恵子:ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヶ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
    ¥1,650
    本をひらく kanoa書店
  • 商品の画像

    ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が

    絵:アッバス・キアロスタミ文:アフマド=レザー・アフマディー訳:愛甲恵子判型:たて240㎜×よこ240㎜製本:オールカラー上製 32ページ内容:イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミと現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが、ともに30歳のときに共作した幻の絵本、本邦初訳です!「ぼく」は、兄へ宛てた手紙を書く。季節は夏から秋へと変わり、テラスに置いたままの手紙も色が変わってしまった。「ぼく」は季節のうつろいに驚き、その季節のひとつひとつを部屋へ取り込もう窓を作るが、灰色に塗った窓を春は素通りしていった。夢と現実、永遠と瞬間、色とりどりの風景と喪失の暗い影、さまざまに交錯する「ぼく」の記憶は、やがて迎えた朝に―。詩的な言葉で少年の心理を幻想的に描写したアフマディーの物語に、作画を担当したキアロスタミは写真のコラージュに彩色を施して、そのイメージを見事に定着させました。ドキュメンタリーのような手法を駆使して、「ここにしかない今」を追求したキアロスタミの「一瞬」への執着を垣間見ることができる貴重な絵本でもあります。アッバス・キアロスタミ:映画監督。1940年テヘラン生まれ。テヘラン大学美術学部で絵画やグラフィックデザインを専攻したのち広告の世界に入る。70年、児童青少年知育協会(カーヌーン)の映画制作部門よりデビュー作となる短編映画『パンと裏通り』を発表。その後『友だちのうちはどこ?』(87)、『クローズ・アップ』(90)、『そして人生はつづく』(92)などでその名が世界に知られる。『桜桃の味』(97)でカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。2012年には日本が舞台の『ライク・サムワン・イン・ラブ』を発表するも、16年に療養先のパリにて死去。アフマド=レザー・アフマディー:詩人・児童文学作家。1940年、イラン南東部ケルマーン生まれ。7歳の時、一家でテヘランに移住する。ダーロルフォヌーンの高校課程修了後、62/3年に詩人としてのデビュー作『スケッチ』を上梓。詩壇の新潮流「新しき波」を生むきっかけとなったこの詩集は、当時の詩人や批評家から大きな注目を浴びた。創作活動の傍ら児童青少年知育協会(カーヌーン)にてオーディオシリーズの制作や書籍の編集に携わる。2010年、国際アンデルセン賞作家賞のファイナリストに選出された。これまでに、7つの小説、10の脚本、50の詩集、60の児童書を著している。愛甲恵子:ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヶ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
    ¥2,310
    本をひらく kanoa書店
  • 商品の画像

    あっちの耳、こっちの目

    著 者:ミロコマチコ絵 本:たて166㎜×よこ128㎜ 6冊各16ページ オールカラー解説書:たて520㎜×よこ336㎜の四つ折りケース:A4変型判(たて201㎜×よこ297㎜×あつさ16㎜)内 容:ミロコマチコ最新刊は、じゃばら式絵本6冊のセットです。人気絵本作家にして、画家としての活躍にも注目が集まる著者が、東北の人たちから聞いた野生動物にまつわるおはなし(あっちの耳)と、動物から見た創作のおはなし(こっちの目)を表と裏で対にして、広げてたのしむじゃばら式の絵本に仕立てました。紙芝居の前に座って、これからはじまる物語にワクワクするように、じゃばらをめくってパタパタ広げて、ぜひ声に出しで読んでください。そうやって、あっちの耳とこっちの目の世界に触れたら、きっと動物側の物語にも想像がふくらむことでしょう。本書は、たいせつな方へのプレゼントや親しい人への読み聞かせに最適な絵本です。「カモシカ」「クマ」「ウサギ」「トリ」「ヘビ」「コウモリ」の6冊の絵本と、まえがき付きの別刷解説書を、オリジナルスリーブケースに収納しました。ケースを開くとき、そして6つの動物の物語に出会うとき、ミロコマチコの描く生きものたちに圧倒されるはずです!ミロコマチコ(画家・絵本作家)1981年大阪府生まれ。生きものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。絵本『オオカミがとぶひ』(2012年、イースト・プレス)で第18回日本絵本賞大賞を受賞。『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。ブラチスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ(BIB)で、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞。その他にも著書多数。第41回巌谷小波文芸賞受賞。展覧会『いきものの音がきこえる』が全国を巡回。本やCDジャケット、ポスターなどの装画も手がける。2016年~2022年『コレナンデ商会』(NHK Eテレ)のアートワークを手がけた。
    ¥3,520
    本をひらく kanoa書店
    • 空気に絵を描きたい。

    • 遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて 中沢新一

  • 商品の画像

    いろたち

    作:アッバス・キアロスタミ訳:愛甲恵子判型:たて188㎜×よこ188㎜製本:オールカラー並製 96ページ内容:イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミが、「友だちのうちはどこ?」発表の3年前に絵と文を描きおろした本邦初訳の絵本! イランでは現在も版を重ねている13万部超のロングセラー!みどり、きいろ、だいだいいろ、あか、みずいろ、むらさき、くろ、しろ。さまざまな色の存在を、身近な風景や食べ物、植物や生きもの、道具などの絵を通してやさしく、ときにはユーモアを交えて教えてくれます。子どもたちを見つめて、子どもをとりまく世界を撮り続けた映画監督の視点で描かれたファーストブックは、とてもあたたかな色と形と言葉であふれていました。ぜひ、最終ページのキアロスタミのメッセージを受けとってください。本書は子どもたちに色の存在を紹介する絵本です。そして、色のないところは自由に塗ることができる、描きこめる「ぬり絵やスケッチブックのような」機能もあります。どうぞ、キアロスタミの絵に自由な色をつけください。アッバス・キアロスタミ:映画監督。1940年テヘラン生まれ。テヘラン大学美術学部で絵画やグラフィックデザインを専攻したのち広告の世界に入る。70年、児童青少年知育協会(カーヌーン)の映画制作部門よりデビュー作となる短編映画『パンと裏通り』を発表。その後『友だちのうちはどこ?』(87)、『クローズ・アップ』(90)、『そして人生はつづく』(92)などでその名が世界に知られる。『桜桃の味』(97)でカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。2012年には日本が舞台の『ライク・サムワン・イン・ラブ』を発表するも、16年に療養先のパリにて死去。愛甲恵子:ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヶ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
    ¥1,650
    本をひらく kanoa書店
  • 商品の画像

    ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が

    絵:アッバス・キアロスタミ文:アフマド=レザー・アフマディー訳:愛甲恵子判型:たて240㎜×よこ240㎜製本:オールカラー上製 32ページ内容:イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミと現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが、ともに30歳のときに共作した幻の絵本、本邦初訳です!「ぼく」は、兄へ宛てた手紙を書く。季節は夏から秋へと変わり、テラスに置いたままの手紙も色が変わってしまった。「ぼく」は季節のうつろいに驚き、その季節のひとつひとつを部屋へ取り込もう窓を作るが、灰色に塗った窓を春は素通りしていった。夢と現実、永遠と瞬間、色とりどりの風景と喪失の暗い影、さまざまに交錯する「ぼく」の記憶は、やがて迎えた朝に―。詩的な言葉で少年の心理を幻想的に描写したアフマディーの物語に、作画を担当したキアロスタミは写真のコラージュに彩色を施して、そのイメージを見事に定着させました。ドキュメンタリーのような手法を駆使して、「ここにしかない今」を追求したキアロスタミの「一瞬」への執着を垣間見ることができる貴重な絵本でもあります。アッバス・キアロスタミ:映画監督。1940年テヘラン生まれ。テヘラン大学美術学部で絵画やグラフィックデザインを専攻したのち広告の世界に入る。70年、児童青少年知育協会(カーヌーン)の映画制作部門よりデビュー作となる短編映画『パンと裏通り』を発表。その後『友だちのうちはどこ?』(87)、『クローズ・アップ』(90)、『そして人生はつづく』(92)などでその名が世界に知られる。『桜桃の味』(97)でカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。2012年には日本が舞台の『ライク・サムワン・イン・ラブ』を発表するも、16年に療養先のパリにて死去。アフマド=レザー・アフマディー:詩人・児童文学作家。1940年、イラン南東部ケルマーン生まれ。7歳の時、一家でテヘランに移住する。ダーロルフォヌーンの高校課程修了後、62/3年に詩人としてのデビュー作『スケッチ』を上梓。詩壇の新潮流「新しき波」を生むきっかけとなったこの詩集は、当時の詩人や批評家から大きな注目を浴びた。創作活動の傍ら児童青少年知育協会(カーヌーン)にてオーディオシリーズの制作や書籍の編集に携わる。2010年、国際アンデルセン賞作家賞のファイナリストに選出された。これまでに、7つの小説、10の脚本、50の詩集、60の児童書を著している。愛甲恵子:ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヶ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
    ¥2,310
    本をひらく kanoa書店
  • 商品の画像

    あっちの耳、こっちの目

    著 者:ミロコマチコ絵 本:たて166㎜×よこ128㎜ 6冊各16ページ オールカラー解説書:たて520㎜×よこ336㎜の四つ折りケース:A4変型判(たて201㎜×よこ297㎜×あつさ16㎜)内 容:ミロコマチコ最新刊は、じゃばら式絵本6冊のセットです。人気絵本作家にして、画家としての活躍にも注目が集まる著者が、東北の人たちから聞いた野生動物にまつわるおはなし(あっちの耳)と、動物から見た創作のおはなし(こっちの目)を表と裏で対にして、広げてたのしむじゃばら式の絵本に仕立てました。紙芝居の前に座って、これからはじまる物語にワクワクするように、じゃばらをめくってパタパタ広げて、ぜひ声に出しで読んでください。そうやって、あっちの耳とこっちの目の世界に触れたら、きっと動物側の物語にも想像がふくらむことでしょう。本書は、たいせつな方へのプレゼントや親しい人への読み聞かせに最適な絵本です。「カモシカ」「クマ」「ウサギ」「トリ」「ヘビ」「コウモリ」の6冊の絵本と、まえがき付きの別刷解説書を、オリジナルスリーブケースに収納しました。ケースを開くとき、そして6つの動物の物語に出会うとき、ミロコマチコの描く生きものたちに圧倒されるはずです!ミロコマチコ(画家・絵本作家)1981年大阪府生まれ。生きものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。絵本『オオカミがとぶひ』(2012年、イースト・プレス)で第18回日本絵本賞大賞を受賞。『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。ブラチスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ(BIB)で、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞。その他にも著書多数。第41回巌谷小波文芸賞受賞。展覧会『いきものの音がきこえる』が全国を巡回。本やCDジャケット、ポスターなどの装画も手がける。2016年~2022年『コレナンデ商会』(NHK Eテレ)のアートワークを手がけた。
    ¥3,520
    本をひらく kanoa書店
  • もっとみる

最近の記事

+7

ちいさな あっちこっち

ちいさな あっちこっち

+6

マガジン

マガジンをすべて見る すべて見る
  • 空気に絵を描きたい。
    kanoa
  • 遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて 中沢新一
    kanoa

記事

記事をすべて見る すべて見る
    +7

    森で絵を描いた。

    森で絵を描いた。

    +6
    +6

    羽の生えたヤギ

    羽の生えたヤギ

    +5
    +6

    クロクロクロ トントントン クロトン クロトン

    クロクロクロ トントントン クロトン クロトン

    +5
    +6

    空海カーテン

    空海カーテン

    +5
    +4

    はしっこのいきものたち

    はしっこのいきものたち

    +4
    +4

    鷹守り

    鷹守り

    +4

    光を浴びて

    「光を浴びて」 TUE, 2 Mar, 2021 材料:ベニヤ板、アクリル mirocomachiko

    光を浴びて

    遠山さんと中沢さん カノア・小島秀人

     中沢新一さんの書評「遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて」を公開する前に、写真家・遠山孝之さんを紹介させてください。そして、中沢新一さんが書評を書いてくださった経緯もすこしだけ説明させてください。  昨年、『褪せた地図 FADED MAP America on the back roads』(以下『褪せた地図』)の販促方法を著者の遠山さんと電話で相談していたときのことです。出版社の常套手段ではありますが、著名な方に書評を書いていただき、その文章を店頭販売用のPOP(本に巻

    遠山さんと中沢さん カノア・小島秀人

    猫魚の水皿

     前回に続き、富山ガラス造形研究所で制作した猫のための水皿。うちの5匹の猫たちが同時に飲めるように大きく設計したのに、これじゃあ一度には無理そう。想像より体が大きすぎました。  あらかじめ渡しておいたデザイン図から形を作っておいてもらい、私が絵付けをしたものです。 「猫魚の水皿」 Sun, 24 Jun, 2021 材料:ガラス、ガラスの絵の具 mirocomachiko

    猫魚の水皿

    冷たい風のいきものたち

     先日、富山ガラス造形研究所というガラス制作の専門学校へ特別講師として行ってきました。1時間半ほどお話をした後、私もガラス制作を体験させてもらえることに。  まるでガラスの中を泳ぐように、呼吸を合わせて、作られていきます。しばらく地上の呼吸のリズムを忘れてしまった。  これらの作品はあらかじめ渡しておいた設計図から形を作っておいてもらい、私が絵付けをしたものです。 「冷たい風のいきものたち」 Wed, 2 Dec, 2020 材料:ガラス、ガラスの絵の具 mirocomac

    冷たい風のいきものたち

    遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて② 中沢新一

     出来上がってきた遠山さんの撮影した丸石神の写真を見て、私には気がついたことがあった。写真は一見すると、現在の時間を生きている光景を写し出しているように見える。その点ではいまあるほとんどすべての写真と変わりがない。しかしよく目を凝らして見ると、そこにはいくつもの異なる時間の流れが「入れ子状態」になっているのがわかる。そして遠山さんという写真家は、それらの異なる時間の流れが、現在という時間のうちに統合され均質化されてしまうのを避けて、異なる時間の流れが独自性を保ったまま、一枚の

    遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて② 中沢新一

    遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて③ 中沢新一

     『褪せた地図』という新しい写真集で、遠山さんは自分のそういう「思想」に頂点をつくりだそうとした。丸石神のある国とはまるで違う時間の流れで構成されたアメリカを舞台にしている。先住民を別にすれば、この国の住民の心を流れる時間はきわめて新しい。最大の時間幅をもつ流れは「大自然」のものであり、それはきわめてゆっくりとしか変化しない。その「大自然」の上をめまぐるしい速さで、人間たちの時間が流れていった。東海岸から拡張していく人間の文明にあわせて、南部や西部に人間の営みが拡大していった

    遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて③ 中沢新一