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ターコイズブルーの制服

アテンションプリーズ。

ひとつ前の記事で書いた初海外の時の成田空港での出来事。今回はその話し。

通っていた子ども英語話教室の先生の娘さんが国際線の客室乗務員をしていた。帰国している時は、教室にも顔を出していていつも楽しい話を聞かせてくれた。(下記、しおりさん♡)

しおりさんは、外資系の航空会社で働いていて、綺麗で品があって、それでいて"かなちゃん、韓国語でサンドイッチの作り方なんて言うか知ってる?パン二ハムハサムニダ"とか言ってくるユーモアたっぷりな人♡笑。私は、しおりさんの仕事や海外での話しを聞くのが大好きだった。


ホームステイ出発当日、成田空港。

荷物を預け搭乗手続きも終わり、時間まで他のメンバーと出発ロビーをうろうろしていたら

"かなちゃん?"

しおりさんだった!

前に会ったとき、今年、ホームステイ行きますって話しをしたら"空港で会うかもね〜"なんて言ってたし、なんなら私も"しおりさんいたりして"と確かに思ってたけどまさか、まさか。

でも、間違いなくターコイズブルーの制服を着たしおりさんだった。飛行機に向かう途中、私を見つけて声をかけてくれたみたいで同僚の人たちも一緒だった。

"テキサスだっけ?じゃあね、いってらっしゃい"

制服を着てキャリーケース引く後ろ姿は、皆んながイメージするTHE CAって感じでほんと素敵だった♡

ホームステイ中、日本の家族に手紙を出した時もホームステイの話よりも先に、手紙の冒頭に"空港でしおりさんに会いました!"って書いた笑。

今でも空港に行くと思い出す。

旅や空港でのちょっとした出会いや出来事は、どうしてこうも特別な思い出として心に残るのだろう。旅や空港が非日常的な世界だから?

旅好きな人ならわかってくれるかな。

旅先や空港、訪れたことがある場所を見ると思い出す、言葉では言い表せないあの何とも言えない気持ち。

だから私たちは旅をやめられない。





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