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技術研究部 活動レポート 2022/03/02

週刊技研NEWS

第一回DXまるわかり!30分ランチタイム勉強会のまとめ

  • ZoomからYoutuberライブになったので定員がなくなった。

  • アーカイブも公開されているので、見逃した人も安心。

  • 「DXってそもそもなんだ?」

    • 「デジタル技術を浸透させることで、生活をよいものにすること」byストルターマン

    • 「企業がデジタル技術を利用して、業務や組織を変革し、優位性を確立すること」by経済産業省のDXレポート

  • 定義にこだわらず、みんながハッピーになればよし。みなさんも何をもってDXと言えると思うか、考えてみると楽しいかもしれません。

  • 「DXの分類学」

    • 大小、内外、攻守、文理…etc いろんな分類がある

  • 「DXとカイゼン」

    • カイゼンはDXの一部なのでは。一発で終わるのはDXでなく、小さな一歩でも継続してカイゼンすることがDXなのでは?

    • DXはイノベーションを含む。さらに顧客に対して新たな価値を提供する、を実現していくことがDXの本質。

  • 単なるIT化はDXと認められにくい。ただ、大小の分類で考えるとIT化→小さなDXと言い換えてもいいのかも。継続が大事。
    今後はさまざまなDX事例をふまえてDXについて学ぶことができるそう。

デジタルツインの今

  • デジタルツインとは
     現実の世界にあるモノからデータを収集し、デジタル空間上にコピーし再現し、活用(実験など)する技術のこと。

デジタルツイン構築事例3選

  1. コニカミノルタ「仮想空間での脊椎内視鏡手術のシミュレーション」
     手術前に患者のデータで仮想空間に患者を再現して、手術のシミュレーションすることができる。脊椎内視鏡手術とは、背中に割りばしくらいの針を刺すおそろしい手術。(余談)

  2. Amocc「インテリアのシミュレーター」
     家具メーカーのAmoccが開発中のアプリケーション。仮想空間に家具を配置することができる。さらには、照明の質感までも再現することが可能

  3. ダイキン工業「空調機工場のデジタルツイン」
     現実空間の工場にセンサーとカメラを設置。
    勤務実績やスキル、工程の情報、温度などを収集。AWS上でデジタルツインを作成し、異常の予測などを行っている。リアルタイムで工場の様子を把握することができる。

所感(石原さん)

イベント共有

第1回には別件があって参加できなかったのですが、次回以降はぜひ参加したいと思います。
そもそもDXとはなにか。こういった問いかけは、「考える意味あるの?」と思いがちですが、大切な観点だと思います。
私も登壇者のかたの考えと同じく、単にIT化したらOKということではなく、それによって困っていることが改善したり、生活が豊かになったりするところまでがセットでDXであると思います。
IT化したからDXだろう!終わり!という自己満足になってはいけませんよね。

(えんぴつに最新技術をふんだんに盛り込んでかっこよくしたけど、書き心地は変わらないorむしろ書きづらくなった、みたいな感じになってはだめ……)

デジタルツインの今

恥ずかしながら、デジタルツインとは何たるかを全く知らなかったので今ってこんなものがあるのか!と驚きました。技術の進歩はめざましいですね。

私は焼肉が好物なのですが、胃腸が弱く焼肉を食べるたびにお腹を壊してしまうことが悩みなので、自分のデジタルツインを仮想空間につくり焼肉を食べさせ続け、どれくらいまでであればお腹を壊さずに済むのかをシミュレーションして自分の限界を知りたいですね。

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