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タイの方ってセルフプロデュースがお上手なんです

セルフプロデュース

セルフプロデュースとは、自分の持っている魅力を客観的に知ったうえで他人へその魅力を伝える力のことを言いますよね。この力ってモデル、タレント、俳優だけでなく誰でもあって損はないものだなと。魅力を表現することって一般人である私たちは簡単ではないですよね。ここではタイで感じたセルフプロデュース力についてつらつらと書きたいと思います。

自撮り文化

タイの方、撮影が本当にお上手なんです。
駅直結のモールの入り口で人目を気にせず写真撮影や自撮りをしたり、しかも撮影者と何度も話し合いをしながら、「もう少し角度変えて」「ここの位置からとって」など、日常茶飯事です。カフェでも同様、コーヒーが冷めてしまうよ・・と思いつつも場所を変えて撮影を続けます。タイに来る前、シャイな性格のタイ人が多いよと聞いていたので、この自撮り文化には衝撃を受けました。笑
男性も上手に加工をして、顔のエラなんかもちょちょっと削ってSNSに上げます。

人前で注意

タイの方は、人前で注意されることを酷く嫌います。これは駐在員である夫も前任者から引き継ぎの時に言われたみたいです。日本だと会議中やオフィスで注意を受けることは割と普通の文化ですよね。そんなことタイでやってしまった時には信頼はガタ落ち・・・信頼回復にはかなりの時間を要しそうですね・・・

やりたくないことはきっぱり断る

前職でいや、できるなら断りたいよ・・と何度心の中で呟きながら「はい、やります」と即答したでしょうか。タイの方は嫌なこと、やりたくないことはしっかり断ります。現地でお世話になったタイの方に少しばかりのお礼の気持ちでジュースとお菓子を買って渡した時、「私甘いもの食べないから、いらないわ。他の方に食べてもらって」と言われました。おっと・・と思いつつも、これも文化なんだなと。少し思考を変えれば「私が貰っても食べられないから、他の方に食べてもらって」ともとれますよね!(謎のポジティブ)
仕事の場面でもそう。ボランティアで語学学校の事務をお手伝いしていた時に、顧客から依頼された書類を提出してと頼まれたタイ人スタッフは「今、立て込んでいるので、出来ません」ときっぱり断っていました。そんな彼女を見て驚いたけれど、仕事でこれを言える文化もステキだなと。

自分が自分を守ってあげる

自分の魅せ方がよくわかっていて、セルフプロデュースが得意。
これだけ聞くと一見自己顕示欲が強いという風にも取れますが、「自分のことを自分が一番好きでいる」「自分が自分を守ってあげる」ことってとてもステキなことだと思います。日本人が見て学ぶべき所もたくさんあるなと感じました。
さて、私も自撮りの練習してみようかしら😉




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