見出し画像

お酒とわたしと対人関係

お酒とか飲まれるんですか、と聞かれたら
大好きです、と答えてきた。
大人数の飲み会はあまり得意ではないが
1人で飲むのもだれかと飲むのも好き。

好きと思っていた。

が、最近、私は本当にお酒が好きなのか…?という疑いを抱くようになってきた。

お酒を飲むことはいいことばかりではなく
消化器たちの調子や、体重、翌日の気分などのデメリットも生じる。
それを踏まえた上で、わたしは本当にお酒を愛しているのか向き合ってみたい。



まずわたしは、お酒の味が好きで飲んでる!これが1番の理由だと思う。
甘いケーキ食べてるとコーヒーが欲しくなる感覚で
揚げ物食べたらビールを飲みたくなるという感じ。
苦手なお酒もある。ウイスキーはどうしても飲めないので、飲んで酔っ払ってる人を見ても全然羨ましくない。
あとはサワーとかの甘い系のお酒を飲むんだったらジュースでいいのかなとも思う。

あとは切り替え?
飲酒は、仕事前や大事な予定の前はやっちゃいけない。(当たり前のことを言っている)
色々が終わって、もう私働きません!機能できません!休みます!!の合図になる。体を休みモードに切り替えるために使っていることも、あるかも。

あとは、自分が大人だな〜と実感したいのもあるな。
成人してもうすぐ7年経つけど、未だに自分がお酒飲んでるの、不思議でちょっとかっこいい気がして、ヘラヘラしちゃう。

周りの人が喜んでくれるっていうのもあるんだろうな。うん、なくはない。これ、ほ〜んと自分で書いていて嫌になるし
そんな想い持つ必要ないっていう自戒も込めて書くんだけど。
わたしの職種はお酒を飲む人が本当に多い。
「お酒を飲める後輩」であると先輩と仲良くなれることも実際多くて、新卒の頃は必要以上にがんばりすぎていたと思う。
 
本当に、あの頃の自分てなんていうか、健気というか滑稽というか。
今思うとわたしを大切にしてくれた先輩たちは、わたしがお酒を飲まなくても仲良くしてくれたと思う、絶対に。お酒を飲むか飲まないかじゃなくて、先輩のことが知りたいですって気持ちとか、仲良くなりたいですって気持ちを大切にすればよかった。


わたしは人と接する時、必要以上の自意識と理性を持っていると自負しているのだけど、お酒を飲むとそれが一気に外れる。
思ってることをぶちまけてしまい、次の日に恥ずかしい想いをしたこと、一度や二度ではない。自分で書いていて本当に情けない。
まあ、みんな酔っ払っているからわたしの恥ずかしいことなんて覚えてないことがほとんどなのだけど。

ちょっと薬物に近いところもあるよなと思う。依存性と、楽しさの前借り。
(それを友達に話したら、水だって致死量あるんだから使い方だよ、と言われた。確かに)


楽しい人とのお酒は、飲み過ぎないし、おいしいまま終われるし、変なこと言わない。明るい気持ちで帰ることができる。
ひとりで飲んでも失敗することはほとんどない。元気ない時だとたまに間違えちゃうけど…

要は、"一緒に飲む相手がお酒以外で繋がってる人かどうか"なんだよな。
わたしがお酒を飲んでも飲まなくても一緒にいてくれる人。
一緒に公園でアイス食べても楽しい人。

双葉ちゃんとは、お酒を一緒に飲んだこともあるけど、飲まないことも多い。(そもそも朝会うことが多いから)
でも最近、一緒に飲みたいなって思うことが多い。どっちでも楽しいんだろうなっていうのがわかっている。
それが本当に嬉しい。

1人で飲む時もそう。"酔っ払うこと"を目的としたお酒は悪い酔い方をする。使い方なんだよね。
距離感を正しく保ち、好きでいられる大人アイテムとして、カッコよく使っていられるようにしていたい。



本文はここまでで、あとはわたしがこの夏やりたい理想のお酒を書きます。

暑い道を散歩して、まだ明るい17時過ぎに入った居酒屋のカウンターに友人と横並びで座る。
瓶ビール(赤星がベスト)をふたりでちょこちょこ飲んで、お通しの冷たいごまどうふを食べて。飲み物と一緒に頼んだ冷やしトマトがすぐに来て。そのあと日本酒に変えて鰯のお刺身とか、茄子とピーマン炒めたやつとか、とうもろこしの天ぷらとかを頼んで。
ほろ酔いでお店を出た頃はいちばん人通りが増えてるときだから、帰りは細い道を少し散歩して、夜風感じつつアイスコーヒー飲みながら歩きたいな〜。

ひとりで飲むの大好きだけど、人と飲む瓶ビールってなんであんなに楽しいんだろうな。
この夏友人と瓶ビールを飲むこと、目標です。頼むぜ。


今日の一曲

言いたいことはI Love You/馬場俊英


車のライトが近づいて通り過ぎ
遠く消えてくのを 歩道橋で眺めていた

9月の夜の青い窓辺が好きだ
I love you それから君が好きだ
どこまでも君と過ごしていけたら
暇な夜をこうして潰し続けていかないか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?