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おうち時間にMARVEL映画を観よう!

 こんにちは、カシミヤです。今回はMARVEL映画(MCU)を知らない方に向けて、MARVEL映画という映画作品群の魅力や楽しみ方を紹介していこうと思います。

MARVEL映画(MCU)って何?

 そもそもMARVEL映画とは何か。MARVEL映画とはMARVEL(マーベル)というアメリカの漫画出版社の漫画を原作とした実写映画のことで、公開された映画作品が同一の世界観を持つクロスオーバー作品であることが特徴です。簡単に言えば、舞台となる世界は同じなんだけど別の漫画のキャラクターが出てくるってことですね。アイアンマン、スパイダーマン、マイティ・ソー、ハルク、キャプテン・アメリカ...名前だけは聞いたことあるはず。これらのキャラクターが、自身が主役の作品のみならず複数の映画作品に登場します。

※ちなみにMCUとはマーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)の略。最強のヒーロー達が悪と戦う様を描いた映画作品群のことをいいます。もっぱらMCUと呼ばれることが多い。

 何が良いってヒーローがカッコいいんだこれが。ほとんどのヒーローが何かしらの特殊能力or特殊な装備等を持っているのですが、その能力を得た経緯が全員違うんですよね。しかも正義感はあるんだけど人間味にあふれてる。日常のやり取りが小気味よくてユーモアに溢れてるし、時には内に隠していた感情や秘密が原因で仲間と対立することもある。そこが共感できるし、入れ込んでしまうところでもある。特殊能力モノ、ヒーローとヴィラン、SF、洋画のアクションが好きなら満を持してお勧めできますね。

観る手段は?

 MARVEL映画を見る手段としてディズニー+の定期購読、他のオンデマンドサービスでのレンタル、レンタルビデオ店でのレンタルの3つが挙げられます。

 個人的にはレンタルビデオ店でレンタルするのがオススメです。安価にレンタルできますし、店によっては後述する映画の公開順を紹介しているところもあります。

どれから観ればいいの?

 ただでさえ作品の数が20を超えるMARVEL映画。しかも世界観が一緒ってどういうこと?どれから観ればいいの?という方が多いと思います。

 MARVEL映画の楽しみ方は2種類あります。1つは映画が公開された順に作品を観ること、もう1つは作品の時系列に沿って作品を観ることです。初めてMARVEL映画を見る方は、前者の公開順に観るという方法がオススメです。下の欄に記載された順番で観る方法ですね。

【公開順】
1.   『アイアンマン』(2008)
2.   『インクレディブル・ハルク』(2008)
3.   『アイアンマン2』(2010)
4.   『マイティ・ソー』(2011)
5.   『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
6.   『アベンジャーズ』(2012)
7.   『アイアンマン3』(2013)
8.   『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
9.   『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
10. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
11. 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
12. 『アントマン』(2015)
13. 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
14. 『ドクター・ストレンジ』(2016)
15. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
16. 『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
17. 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
18. 『ブラックパンサー』(2018)
19. 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
20. 『アントマン&ワスプ』(2018)
21. 『キャプテン・マーベル』(2019)
23. 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
24. 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)

 公開順で観るという方法はリアルタイムで追っていた方の気持ちを疑似的に体験できるという側面もあります。気になる引きで終わった時、物語全体に進展があった時、前の作品の伏線回収が行われた時etc...こういった体験をした時の気持ちは、リアルタイムで観た時のそれとさほど変わらないでしょう。

オススメ作品三選

 これまで僕が観た中で個人的にお気に入りの作品を3つ紹介します。簡単なあらすじも載せておりますので観る際の参考にどうぞ。

1. 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

あらすじ:第二次世界大戦中の1942年3月。ニューヨークのブルックリン出身であるスティーブ・ロジャースは、出身を偽りながら5回も軍への入隊を志願したが、貧相な体格や生まれつきの病弱を理由に不合格となっていた。これで最後と覚悟したうえで入隊を志願し、偶然出会った博士の計らいで「スーパーソルジャー計画」の被検体候補となる。突如、唯一の超人となったスティーブは戦争のさなかに進んでいた悪意に満ちた野望に立ち向かっていく...。
——なぜ彼は、世界最初のヒーローと呼ばれたのか。

 アメリカの英雄として名を馳せるキャプテン・アメリカ(キャップ)の誕生と半生を描いた作品。この作品を観た後に絶対キャプテン・アメリカが好きになると自信を持って言える作品です。『アイアンマン』シリーズを観た人なら「もしや...?」となるシーンもあります。

2. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

あらすじ:幼いころに宇宙船に誘拐された地球人のピーター・クイル。成長した彼は立派な(?)トレジャーハンターになっており、あるオーブを遺跡のような場所から盗み出す。このオーブは恐ろしい力を秘めており、よりにもよってそれが銀河を破滅させる存在に渡ってしまう。それに対抗するのはピーター含むお尋ね者5名で構成された急造のならず者チーム!? 果たして彼らは銀河の守護者(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)になれるのか。

 手癖の悪いただの人間、ピーター。口も態度も悪いアライグマ、ロケット。自己紹介しか発話できない植物人間(物理)、グルート。元敵方の最強暗殺者、ガモーラ。最も恐ろしい囚人、ドレックス。こんなチームワークの欠片もなさそうなならず者のチームが銀河を救う戦いに挑みます。大丈夫か?

 個人的にはピーターのキャラが等身大で感じられて好きです。何故そんな我の強い奴らが集まったのか、そして何故銀河を救うのか。観終わったころにはそれらを理解すると共に、彼らに愛着が湧くこと間違いなし。

3. 『ドクター・ストレンジ』

あらすじ:ニューヨークで働く天才外科医、スティーヴン・ストレンジ。彼の輝かしい日々は、交通事故に遭った上に両手にマヒが残ってしまったことで終わりを告げる。現代の医療では治せないこの後遺症を治すために、藁にも縋る思いで訪れた寺院。そこで彼は科学とは違う世界、魔術の世界に触れる。最初は否定的だったが、現実のものであると認識してからは持ち前の記憶力と貪欲に学ぶ姿勢からどんどん魔術を習得していく。そんな彼の見えないところで、魔術に起因する恐ろしい闇が迫ろうとしていた...。

 天才であるがゆえに傲慢な態度が目立つスティーヴン、そのプライドは事故によってズタズタにされてしまう。そんな彼に希望を与えたのは、科学と対極の概念である魔術だった。懐疑的であったスティーヴンだが、次第に魔術の世界に惹かれていく...。

 本作独自の設定である魔術がふんだんに活かされた作品だと思います。基本的に作り出した異空間で戦闘を行うんですが、ビルや道路が折れ曲がったり物理法則を無視した攻撃をしかけてきたりと今までのMARVEL映画と一線を画す戦闘シーンは必見ですね。
(医者への道を閉ざされても人を救う医者(ドクター)だと名乗って憚らないの好き)

終わりに

 いかがでしたでしょうか。ここまでの紹介でほんの少しでもMARVEL映画というジャンルに興味を持っていただけたなら嬉しいです。このご時世、家にいる時間が多くなってきました。そんなおうち時間を活用して映画を観てみるのはどうでしょうか。大人でも子供でも楽しめるMARVEL映画(R-指定には気をつけて)、この夏にぜひ触れてみてください。

追記:エンドロール後のCパートは重要なので飛ばさないように注意!




画像:MARVELロゴ
パブリックドメインです。

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