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『ボヘミアン・ラプソディ』が教えてくれたQueenというバンドの半生

「ボヘミアン・ラプソディ」(英語: Bohemian Rhapsody)は、クイーンの楽曲である。作詞・作曲はフレディ・マーキュリー。1975年に発売された4作目のオリジナル・アルバム『オペラ座の夜』に収録された後、同年10月31日に同作からの第1弾シングルとしてリカットされた。演奏時間は約6分で、リフレインのコーラスがなく、イントロとバラードのセグメント、オペラのパッセージ、ハードロックのパート、コーダの複数のセクションで構成されている。
――ボヘミアン・ラプソディ - Wikipedia より一部改変して抜粋
『ボヘミアン・ラプソディ』(英語: Bohemian Rhapsody)は、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、1970年のクイーン結成から1985年のライヴエイド出演までを描いた伝記映画である。
――ボヘミアン・ラプソディ(映画) - Wikipedia より抜粋

 Queenというバンドを知っているだろうか。フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの4人からなるロンドン出身の世界的に有名なロックバンドで、彼らが発表した中でも『ボヘミアン・ラプソディ』は20世紀に発表された楽曲の中で全世界で最もストリーミング再生された楽曲となっている。
 『We Will Rock You』、『We Are The Champions』、『Don't Stop Me Now』のバンドと言えば日本人にとっても聞き馴染みのある曲であるためわかりやすいだろうか。曲名にいまいちピンと来ない人はリンクから曲を聴いてみてほしい。絶対テレビ等で聞いたことがあるはずだ。

 Queenの曲については前々から知っており、その特徴的なメロディ(歌詞に関してはちんぷんかんぷんではあるが)から好きな洋楽バンドの1つだった。
 特に好きな曲が『Killer Queen』だったことから入口がバレそうなものだが、歌詞の意味が分からなくても音楽は楽しめるということを教えてくれたのがQueenだった。そのため映画『ボヘミアン・ラプソディ』は興味があったのだが、ブームが過ぎ去ってから見る機会を逸してしまいそのまま忘れてしまっていた。
 そして今年に入ってからAmazon primeに加入したため何か見る作品はないかとサイトを見ていた時に、大きなバナーと共にその存在が目についた。フレディ・マーキュリーの立ち姿が印象的な『ボヘミアン・ラプソディ』である。これ幸いとウォッチリストに入れたのだが、なかなか時間が取れない。嘘だ。暇な時間はある癖に映画という尺の長い映像作品の視聴に伴う労力を考えるとなかなか手が出なかったのだ。許してほしい。
 そんなこんなで時間が経って、気が付けば『ボヘミアン・ラプソディ』はあと2日ほどで見放題作品ではなくなるといったところまで来ていた。流石にここまで来ると見ないと後悔するな、というそんな軽い気持ちで視聴を開始したのだが...

 見終わった瞬間の感想から言おう。なんで公開当初に見なかったのかと言いたいくらいめちゃくちゃ良かった。これQueenを知れば知るほど絶対いい視聴体験ができる映画だなと感じた。あと、字幕版だから歌詞の意味が知れて嬉しかった。個人的に『We Are The Champions』の字幕好き。
 Queen自体についてはフレディのタンクトップ姿くらいしか知らなかったので今回改めて知ることができて良かった。冒頭引用した文章では『ボヘミアン・ラプソディ』は伝記映画として紹介されていたが、堅苦しい雰囲気もなくフレディ・マーキュリーという男を追体験するような構成は見てて共感できたし、等身大ながら大きい存在であることを感じさせてくれた。伝記映画っぽさを感じさせないけども脚色しすぎないというちょうどいい塩梅。そりゃこんなん公開されたら流行りますわ。

 個人的にはバイセクシャルを扱った映画を見たことがなかったためそういう意味ではかなり新鮮だった。世間からの目やそれに伴う扱い、パートナーと支えあう姿勢についてなどリアルに描写されており、見方が変わった気がする。

 他の個人的な影響としては、今こうやってQueenの曲聴きながらnote書いてることが挙げられる。マジで見終わってから秒で開いて書いてる。あっ、今『Killer Queen』流れ始めた。

終わりに

 今回割とギリギリではあるが『ボヘミアン・ラプソディ』を見た感想を書いた訳だが、結論としてはAmazon primeの人、もうすぐ無料で見れなくなるから『ボヘミアン・ラプソディ』見た方がいいよ。これに尽きる。というか正直これを言いたいがために書いた。
 このネタバレを回避した結果感想とも言えないような文になったnoteで何か興味を惹かれたならば、ぜひレンタルや他配信サービスでもいいので映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てくれると嬉しい。曲の『Bohemian Rhapsody』もいい曲なのでぜひ。


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