散歩しながら宇宙について考えてたらソクラテスって偉大だなってなった話
「宇宙には果てがない」
こんな言葉を聞いて、あなたはどんなことを思いますか?
僕は素直に「どういうこと???」って好奇心というか、宇宙への興味が湧いたんですよね。
それから宇宙の本を読むのが好きで、宇宙についてぼんやり考えるのが好きなんです。
あるとき、散歩しながらぼんやり宇宙のことを考えていたんですね。
それはそれはいろいろと、果てがないって話から宇宙の始まりってどんな感じだったんだろう...とか。
どんなに考えても答えが出ない宇宙のことを考えてると、気づいたらソクラテスって偉大だよなってなったんです。
で、最終的に行き着いたのは「わからなくてもそれでいいんだ!」ということ。
......?
これだけ聞いても「は...?」って感じですよね。
なので、備忘録的にそれまでの経緯とか、宇宙ってこんななんだとか、わからないことだらけでいいんじゃない?ってことをまとめてみます。
Q1.地球には果てってあるんだっけ?
A1.あるけどない...と思う...
宇宙には果てがないらしいんだけど、この散歩には果てってあるんだっけ?
そんなことから僕の散歩中の思考が始まりました。
果てって「終わり」とか「行き着く最終地点」みたいなイメージだから、散歩の果ては家。
うんうん、散歩には果てがある。
(果てというより終わりだね。)
じゃあ地球の果ては?
ロケットが打ち上がって、数分後には地球から宇宙へ行ってるから、その境界線が果て。
ってことでいいんだよね?
うんうん、地球にも果てがあった。
あ、でも宇宙っていう地球の外の世界があるから果てがあるけど、宇宙の外の世界ってあるんだっけ?
...わからないから、一旦この考えはやめて、、
地球の果てに「宇宙に行く」以外に行く方法はあるのかな?
自分の今いるところを出発点にしてまっすぐ、ずっとまっすぐ歩いたら...
元の場所に帰ってくるじゃん。
果てって外の世界がないとないのかな?
Q2.宇宙の外の世界はないの?どんな形なの?
A2.わかりません。
もし、宇宙に果てがあるとしたら、宇宙の外側に宇宙じゃない空間があるってことだよね?
たぶんあるよね?
だって宇宙って膨張してるんだよ?
外側に膨らんでるってことは、外に空間があるってことじゃん?
でも、これもわからないんだって。
謎だらけ。
Q3.宇宙って何次元?
A3.わかりません。
僕らの住む世界は3次元って言われてる。
2次元が縦と横で、それに奥行きを足して3次元。
じゃあ宇宙も3次元なの?
これが違うらしい。
アインシュタインは3次元に時間が加わった4次元だって言ってたんだって。
これが 20世紀の初めのこと。
それが今では11次元とかいう説もあって。
もうなんのこっちゃわからない。
そもそも次元ってなんなの...????
(興味がある人は調べてみてね。)
Q4.宇宙って一つしかないんだっけ?
A4.わかりません。
そもそも宇宙が一つしかないって信じられますか?
星は無限にあって、太陽系のようなものもたくさんあって、銀河もたくさんあって。
宇宙だっていくつかあってもいいじゃんって思うのも当然のこと。
僕が好きな理論は、ストローのようなもので複数の宇宙が繋がれてるってやつ。
なんか、宇宙がいくつかあるような気になってきませんか?
Q5.宇宙って何でできてるの?
A5.ほとんどわかりません。
僕らの住む世界にはものがあふれていて、何もないように見える空間にも酸素とか窒素とか何かがそこにあるんですよね。
おなじように宇宙もたくさんの星があって、星がない空間にも何かがあるはず。
宇宙が何でできているのか、わかっているのは宇宙全体の4%だけなんだって。
たった4%。
星とかがこの4%。
そもそも宇宙全体っていうのが、観測できている宇宙ってだけで、それくらい観測できているのかもわからない......
Q6.じゃあ残りの96%は何?
A6.暗黒物質と暗黒エネルギーと読んでいるよくわからないもの。
宇宙が何でできているのか、わかっているのは4%で残りの96%は謎。
ただ、その謎のうち23%は暗黒物質と呼んでいる何かで、その候補もあるんだって。
だから、近い将来ニュースを賑わすかも...!
で、残りの73%は...?
暗黒エネルギーって呼んでいる何か。
謎です。
理論上ないと困るんだけど、なんなのかはまったくわかっていません。
そもそも、暗黒物質も暗黒エネルギーも「暗黒」というくらいだから、光を出してないんです。
でも、宇宙全体にないと理論上困ってしまう。
そういう謎な空間に僕らの住む地球は存在しているんですよね。
結論:ソクラテスって偉大だよね。
宇宙って本当にわからないことだらけなんですよね。
何でできてるのかもわからない。
どんな形なのかもわからない。
いくつあるのかもわからない。
果てがあるのかもわからない。
何次元なのかもわからない。
わかっているのは、それらがわからないってこと。
......
これが無知の知???
(「不知の知」って表現が正しいっていう意見もあるみたいだけど、無知の知のが馴染みあるよね?)
古代ギリシャの哲学者ソクラテスの考え方の基礎。
「知らないことを自覚することからすべてははじまる」
宇宙の果てはないかもしれないし、あるかもしれない。
わかるのは、宇宙の果てがあるのかないのかわからないってこと。
「なんだよ、わからないのかよ」
ってバカにするのは簡単だけど、わからないことを自覚するのはわかるための第一歩。
わからないって知っているから、調べたり考えたりするんだよね?
だから、人生もわからないことだらけでいいんじゃないかな。
なんのために生きてるの?
豊かさってなに?
幸せってなに?
わからないから、自分と向き合って、考えて。
そうやってよりよい人生になっていくんじゃないかなと、僕は思うんです。
そんなことを、ずっと昔に唱えて、2000年以上たった今の時代にも大切なことを教えてくれるソクラテスって偉大すぎる。
こんな感じで、宇宙のことを考えてたら、ソクラテスに行きつきました。
わからないって素晴らしいことじゃないですか?
わからないことからすべては始まる!
わからないことが多ければ多いほど、よりよい人生になるんじゃないかなと思います。
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ではでは、どこかでまた。
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