私たちが歳を食った(2021.2.11)

緊急事態宣言中だというのに、気づいたらワインが一本空いた。下積み時代(若いイケメン追いかけてたのにおじさんに食われまくってた時代)からの友が年下と付き合いはじめた、そんな話を聞いた。最近、みんな年下に手を出してるけど、どんな心境なのよと聞いたら、【年下を食えるくらい私たちが歳食ったんじゃない】って言われて、吹いてしまった反面、妙に納得してしまった。19くらいのうちらには26ってブランドだったかもしんない。とはいえ、肌は相変わらず荒れてるし、憧れてた26歳ってなんだっけっていうくらい、何も変わっていないような、変わってしまったような。あの時の自分が会うとすれば、ギラギラと輝く26歳に抱かれた方がよかったか、それとも落ち着いてお茶でも入れて相談に乗ってあげる26歳がよかったか。今の自分は後者に近い。でも、どっちもいいな。会いたいかも。

年齢の話をすると、まだ若いから、と言われることがよくある。まだまだ成長や努力の余白がある、という意味で、競争しろよ、という意味じゃないと思っていたい。自分の魅力、もうちょっと磨けたらいい。それにしても去年の夏頃、あんなに可愛い可愛いと言いまくって自撮りしてたあんたはどこいったのさ、という友の言葉。そうだ、新しい服でも買おう。


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