「きら星きらり」坪井 聖【読書記録4】
あらすじ
小さな島の小さな街で、動物と話せる個性を活かして不思議な木の実を売るメテル。
人のためにと働く彼だが、普通の人とは違う特性に街の人たちは怖がりあまり近づこうとしない。
そんな中、不幸が重なってしまい塞ぎ込んでしまったメテルが、人の優しさに触れ再び前をむいて生きる物語。
感想(ネタバレ有り)
・児童文学だからといって悪い人の描写がフワッとしておらず、しっかりと暗さと醜さを描いており驚いた。
この素直さが真っ直ぐ胸にささり、優しい心になれる。
・美しさだけでなく、醜さも許容することでより心に寄り添っている作品だと感じた。
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