社交性を共感性で代用する

社交性資質が上位の方がおっしゃっていました。
複数の意見をまとめたものですが、

初めての場で知らない人と同席したとき、気軽に声をかけることはできる。そうすれば後々過ごしやすくなると思うから。場をなごませるのは得意。いい雰囲気を作れば楽しく過ごせるし、そうすることに何のデメリットも感じない。

この意見には共感できるし、私も気軽に話しかけることはあるなと思います。しかし私の社交性資質は高くありません。34資質中33番目です。では、なぜそんなことができるのか?

答えは3位の「共感性」にあります。

共感性の特長は「人の感情を敏感に感じ取る」。
行動の動機は「相手の笑顔が見たい」。

相手の笑顔が見たくて、相手の役に立ちたくて、結果的に社交性上位の人と同じような行動を取ることがあるのです。つまり社交性を共感性で代用しているのです。

「どこからいらしたんですか?」
「わぁ、近くていいですね」
「まぁ、遠いんですね、朝早くて大変だったでしょう?」

こんなふうに会話を始めるのはあまり大変じゃないし、これをきっかけにして楽しく過ごすことはできます。

とはいえ根っからの社交性上位ではないので、決して人への垣根が低いわけではありません。だから社交性の人が見せるようなフレンドリーさとはちょっと違う雰囲気になるかもしれません。

また社交性は影響力の資質なので、影響を与えることができればOK。ここから深い人間関係を築いて、、、ということは考えていないし、そもそも打ち解けて話しても親密になったとは考えていません。

対して共感性はそこから人間関係が深まるのもありかも。ただ、他の資質がブレーキになって深まるのを抑えたりすることもあります。

私の場合は、その場はいい雰囲気で終わらせることができる(6位「適応性」)。けれどそれ以上となると二の足を踏む(2位「慎重さ」)ことはよくあります。

面と向かって言われたことはないけれど、「あの人は意外と壁を作る」と思われているかも。。。そして以前はそんな自分が嫌でしたが、ストレングスファインダーを知ってからは変わりました。ま、仕方ないか、と。

とはいえこの「慎重さ」が強力な推進力に変わることもありますが、それはまた別の記事にしたいと思います。

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