【将棋】将棋ウォーズの「詰み」で終わる棋譜とkifubaseでの統計計算について
こんにちは。将棋系Vtuberの葛山わさびです！
普段は将棋に関する配信をうんぬんかんぬん（最近やってない）
助けると思ってチャンネル登録してくれ！
みなさん…将棋ウォーズ、指してますか？
ウォーズ、楽しいですよね。わたしは10切れ六段昇段を当面の目標にして取り組んでおり、70~80％でなんとか粘っているという感じです。
以前書いた記事では、60～80％を保てるなら昇段のチャンスはいずれ来るので焦らなくていい、という見解になりました。
だいぶ厳しい目標ではあるのですが、勝つことと同様実力をつける、序盤の理解を行き届かせることも目指して気長にやっていきたいと思います。上がれたらまた記事を書こうかなと！
ということで、今回はkifubaseの話です。kifubase、ご存じですか？
棋譜ファイル(kif,csaなど)をデータベース形式で管理し、局面や戦型、対局者などのキーで検索できるというソフトです。
制作は柿木将棋やkifu for windowsの柿木義一さんと言えば、信頼のおけることはおわかりいただけるかと思います。
わたしも一昨年本格導入し、プロ棋戦や自分の棋譜の管理に使い倒しています。柿木将棋に同梱の完全版でも1100円なんで…買おう！
今回は、そのkifubaseと将棋ウォーズの棋譜との兼ね合いの話。
わたし、今年からウォーズの棋譜もデータベース化することにしました。解析して検討、じぶん定跡の延長に使ってるんだから元のデータも残したいね、ということで。
で、SHOGI-EXTENDから毎日棋譜を抜いてきて夜な夜な検討、終わったものからデータベース用のフォルダに突っ込んでいるわけですが。
問題となったのが、「詰み」で決着した棋譜です。
将棋ウォーズの棋譜では、玉が詰まされ合法手がなくなる最後の一手、頭金まで指して討ち死にすると、「投了」ではなく「詰み」が最終手として挿入されます。
これで何が起こるかというと、統計計算の合計が合わなくなります。
統計計算系のコマンドで数えるのは、
「先手勝ち」「後手勝ち」(kifファイルで「投了」で終わったものはこの2つに自動で振り分けられます)、「先手宣言勝ち」「後手宣言勝ち」「千日手」「持将棋」「中断」で終わった棋譜…そう、「詰み」はカウントに入らないのです。
統計計算は戦型や局面もろもろで絞り込んだ結果に対しても行えるたいへん便利なコマンドですが、これで正しい勝率が出るわけないやろがい！
そういうわけで、「詰み」で終わった棋譜はkifubaseで扱う際には終わり方を整形してあげる必要があります。
今回の記事は、そのやり方を備忘、将来同じ悩みにぶつかる方のために記すものです。
(「まで~手で詰」はいじらなくていいっぽい)
実際には何局かまとめて書き換え→メニューの「全データ更新」でやるのが良いかと思いますが、つまりこういうことです。
「詰み」を直接書き換えることで、すべての棋譜を統計計算に載せることができるようになりました。
以前からこれには悩まされており、わざわざShogiGUIで継続対局→投了して上書き、としていたのですが、こっちのやり方のほうがずいぶんスマートですね…と気付いた衝撃、自分のアホさに呆れるとともに、誰かの役に立つことを祈ってnoteとして公開します。
kifファイルはテキストデータであり、案外いじって大丈夫なやつです。
将棋DB2からコピーしてエラーになったものは不成の「生」を削るとうまくいったりもするので、その仲間ですね。
ちなみにわたしは「詰み」の棋譜を増やしたくないので、負けるときは詰まされる前、少なくとも1手詰めにはならないように投了することを心掛けています…いや接続切れは本当にすまんですが！
そんなわけで、kifubaseを使っている人にとっては多少役に立つかもしれないよ、という情報でした…みんなもっと使ってみてくれ！
ウォーズに課金できるならこっちの1100円も払えるだろ！！？？
以上、将棋系Vtuberらしいと言えなくもない記事でした。
読んでくれた方、ありがとうございました。ほんと気が向いたらでいいんでね、チャンネルとかTwitterとか、いろいろ見に来てもらえると嬉しいっすわ。じゃあの～～～
BIG LOVE
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