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えのぐの「栞」が最高だから聴いてほしい

さいしょに

白藤環「2019年、私達はたくさんの人達と出会いました。」

日向奈央「みんなと出会って、一緒に過ごした全ての時間は私たちえのぐにとってとっても大切な思い出です。」

夏目ハル「だから、私たちを応援してくれる皆さんと一緒に、これからも未来に向かって全力で走っていきたいと思います。」

鈴木あんず「この曲は、えのぐと皆さんの物語がテーマです。聞いてください。えのぐで、」

4人「「「「栞」」」」」

その言葉とともにイントロが流れた瞬間、僕は未来行きの列車のホームに立っていた。

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VRアイドル えのぐ

『えのぐ』は鈴木あんず、白藤環、夏目ハル、日向奈央、栗原桜子の5人組のVR空間で活動をしているアイドルだ。昨年3月から栗原桜子は活動休止している。

ここ数ヶ月は、
・不定期の配信
・日本各地での握手会・チェキ会
・スマートフォンのINSPIXアプリで参加可能な月一回の「えのぐ定期公演 」でのライブ
をメインの活動にしている。

2019年11月30日に『えのぐ定期公演 ~Jump out!~』で8月のTOKYO IDOL FESTIVAL 2019以来3ヶ月ぶりに新曲が披露された。

タイトルは「栞」

メジャーデビュー1周年を迎えたえのぐが、ファンと一緒にさらなる高みへと目指すためのスタートを感じさせるアッパーチューンだ。

ツイッター上にファンが上げたものになるが、ぜひぜひライブの動画を見ていただきたい。投稿できる尺の関係で途中で切れている。

まず、ステージの手前に改札があったり、ステージ奥から電車が向かって来たり、Cメロで遮断機が出てくるなど、列車をモチーフとした視覚的な効果が面白い。そして、ラスサビで過去のライブ動画が流れてくるのがエモい。

素人目線での音楽的な話としては、イントロに列車の到着を知らせるようなメロディーが流れたり、列車での「旅立ち」のワクワクやドキドキを連想させる。さらには、えのぐと一緒に「Wow〜wow〜」と声を出せたり、Aメロでクラップを打てそうだったりと、とてもライブ映えする一曲だと思う。
また、かなりのレッスンをしたことがうかがえるが、ダンスのキレが素晴らしい。特にラスサビは必見。

2018年11月28日に「ハートのペンキ」でメジャーデビューしてから1年。規模を増し続けるvirtual業界の中で、決して追い風だったとは言えないえのぐであるが、それでも2019年は多くの方の努力のおかげで数多くの実績を残したと、いちファンとして思っている。

「栞」という曲は、世界一のVRアイドルという確固たる目標掲げるえのぐが、未来に向かってファンと一緒に走り続けることを表明した、えのぐの新たな代表曲になるものと考える。

さいごに

Jump out!

まさに「飛び立つ」という言葉に相応しえのぐのパフォーマンスであった。
ライブ後のえのぐのツイートを貼って、最後の言葉としていただく。

2019.11.30
Kei_Waga(k_waretuma

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