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えのぐの日向奈央の魅力を知って欲しいという話

はじめに

2019年10月23日にVRアイドル『えのぐ』のメンバーの日向奈央のソロ曲『それでも。』が公開された。作詞は日向奈央自らがヒナタナオ名義で書いており、日向奈央いち個人のありのままが本人の口から歌われている。グループ初のソロ曲に加えてメンバー自らの作詞ということで、大いにファンを驚かせた。
勿論、私もその一人だ。

私が日向奈央に出会ったのは2018年7月。それ以来ずっと変わらず私の推しであり、夢に向かいひたむきに努力する姿、物事の考え方、プロとしてのスタンスをとても尊敬している。
そんな日向奈央のオタクの一人として、彼女の魅力を少しでも多くの人に感じてもらい、彼女のソロ曲を聞いて欲しいと思い、このnoteを書こうと思った。
※なお、このnoteではアイドルは日向奈央、等身大の彼女をヒナタナオとしてやんわりと定義する。
まずは日向奈央の魅力を伝えようと思う。

日向奈央の魅力

日向奈央プロフ

岩本町芸能社所属のVRアイドル『えのぐ』のメンバーの一人である。
岩本町芸能社HPえのぐ紹介ページ

日向奈央のプロフィール(抜粋)
誕生日:11月8日(もうすぐ18歳)
愛称:ひなお
好きな人:銀魂の坂田銀時
好きな色:黄色
好きなアニメ:銀魂、僕のヒーローアカデミア、FAIRY TAIL、鬼滅の刃、など

下記の自己紹介動画での話し方や所作を見ていただければ、彼女のことがさらにわかるのではないかと思う。
また、彼女のブログ「ひなお日記」ではファンから募集した質問に第一弾第二弾第三弾と三回に渡って答えている。彼女をもっと知りたい方はどうぞ。

日向奈央は見た目の通り、快活でショートカットがよく似合う太陽みたいに眩しい笑顔のアイドルである。メンバーの荷物を持ったり、ダンスが苦手なメンバーの練習に付き合ったりと、優しく面倒見の良いことから、メンバーからイケメンと言われることもある。
でも、本当はメンバーいち女の子で、アイドルになろうとしたものも可愛い衣装が着たいからが理由である。このギャップが人を惹きつける魅力の理由の一つではないかと思う。

次に、彼女(彼女ら)のダンスパフォーマンスも見て欲しい。2019年4月のえのぐ1周年記念ARライブの映像である。驚くべきことに、これはリアルタイムでの生歌・生ダンスである。

日向奈央は歌とダンスが上手だ。芸能社でのレッスンと彼女の努力の賜物であるが、ダンスも歌も好きだからこそ上手でありたいという彼女の理想の高さから来るものと考える。
それを感じられるエピソードとして2019年1月7日の生放送を引用する。
今年、誰にも負けたくない事として、日向奈央は「歌は誰にも負けないぐらい頑張る」と答えている。

その歌を頑張るの一環としてかわからないが、日向奈央は個人配信でギターの弾き語りを行なっている。最初こそ辿々しい演奏であったが、回を経るにつれて一つ一つの演奏も目に見えてクオリティが上がり、曲のレパートリーも増えている。
また、ツイッターには弾き語りを2曲投稿している。自宅での録音のため声抑えめでありながら、この情感こもった歌唱である。レッスンの傍らでたくさん練習したことが感じられる(1曲目2曲目)。

さて、ここまで私の文章を読んで、彼女の歌を聴いていただけたら、彼女の魅力とポテンシャルを少しはご理解いただけたと思う。

そんな彼女のソロ曲が、

『それでも。』


である。
ショートVer.であるが、YouTubeのえのぐチャンネル上でMVを観ることができる。

フルはインディーズ音楽配信サイトの「Eggs」にてフリーで聴くことができるので、是非聞いていただきたい。
もし、聴いていいなと思ったら「like」も押してほしい。
さらに、2019年10月24、25日の楽曲別、アーティスト別ランキング共にデイリー1位を獲得した。10月28日発表のウィークリーランキングでも楽曲別1位、アーティスト別3位を達成した。
また楽曲公開5日目で1万回再生も達成した。

奈央ちゃん、おめでとう!!

『それでも。』はCDも発売予定であるが、現状では、一般流通せずに11月16日の日向奈央18歳誕生祭の物販か、えのぐのイベント「えのぐに逢いに恋!! IN東京」でしか買えないようである。
CDが欲しい方は、是非えのぐのイベントに足を運んで欲しい。
握手会ってどんなイベント?とお思いの方はこのツイートのイラストがとてもわかりやすく説明してくれているので、参考までに見ていただければと思う。

下記に『それでも。』の歌詞を引用する。

それでも。
作詞:ヒナタナオ
作曲:柴崎あゆみ

何気なくイヤホンを手にしてる
そんな日々 でもいつからか私も
向こう側に行きたくなってしまった
憧れてしまった
特別な才能なんて持ってない
"大丈夫"そう心に言い聞かせ
できることを精一杯頑張るただ
それしかできない
今もずっと夢に見ている
輝く場所を
いつだって叫び続ける
私の確かな気持ち
諦めない へこたれない
これが私なんだ
上を向いて歩こう
ワガママに笑って

果てしなく広がるこの世界に
気がつくとドキドキがいっぱいで
覗いてみると知らなかった物たち
敷き詰められてた
走る足が導かれるように
目指した場所へ
いつだって求め続ける
私の大好きな音
聴いてみて 口ずさんで
贈りたい物語
飽きずにこの先も

いつもの私じゃ
言えずにいた気持ちも
今だったなら素直になれる
不安だけど言うよ あぁ
悔しくて落ち込んじゃう日は
涙も溢れちゃうけど
頑張って 踏ん張って
全てを乗り越えていく
夢見た未来まで

いつだって叫び続ける
私の確かな気持ち
諦めない へこたれない
これが私なんだ
上を向いて歩こう
わがままに笑って
必ず叶うから

さて、長くなってしまったが、いよいよこの曲について語ろうと思う。が、正直なところ、この歌詞全てに等身大のヒナタナオが詰まっている。
ゆえに、私は細かな考察等はせずに、私が知りうる補足を加えて、この歌を通してヒナタナオの魅力が読んでいる貴方に少しでも伝わればと思う。
また、この曲について語る上でヒナタナオ自身を考察するのは避けられないことを予め言及しておく。

歌詞の構成は大きく3つに分かれていて、1番はアイドルに憧れているヒナタナオとその不安が、2番はアイドルへの前向きな気持ちが綴られている。
そして、Cメロ〜落ちサビ〜ラスサビで自分の事を多く語りたがらない彼女の率直な想いが吐露されている。

まず、彼女のアイドルに対する不安を語るうえで、えのぐ結成とアイドルデビューの紆余曲折があったことは避けられないだろう。詳述はこのnoteに譲る(目次の4、6を読むと良い)。
芸能社の女優部門に所属していた彼女がアイドルになるには、「えのぐ」として前へと走り続けるしかなかったのだと想像する。彼女(正確には彼女らだが)の当時の心情を慮ると、大きな不安があった事だろう。
この不安の部分はグループ内ユニットの「ひなつくり(日向奈央、夏目ハル、栗原桜子)」のオリジナル曲『僕たちの青春ロード』を聞いていただけるとよくわかる。

困難な道も多いが、2番の歌詞には彼女の素直で前向きで何事も楽しむ性格が現れているのではないかと思う。
グループとしての活動として、合計10回を超えるリアルライブとVRライブ、メジャーデビュー、CD発売記念のリリースイベントアイスクリーム屋の1日店長日本各地での握手会世界最大規模のアイドルフェス"TIF2019"への出演
そして、ソロデビュー。
2番の歌詞には、様々な体験を乗り越えた先に世界一のVRアイドルとしての彼女がいて、活き活きと歌って踊っている姿が連想される。さらには、冒頭に貼った画像のように、これからたくさんの経験をするであろうヒナタナオを見守っていて欲しいという強い想いが伝わってくる。

落ちサビ〜ラスサビまで。
日向奈央は普段からメンバーにもあまり本心を明かさないそうだ。
そんな彼女の本心を垣間見る事ができる機会を二つ紹介する。
一つは、2019年3月7日のえのぐチャンネルに投稿されている動画『最近、嫌なことでもあった...?』である。ファンクラブの限定公開の動画のため画像添付のみにとどまるが、強くお勧めするので、是非見てほしい。
えのぐ公式ファンクラブ No. 6は無料で入会できるので入って欲しい(ダイマ)。
動画はファンの悩みを聞いている形で話が進む。勿論、台本があるのであろうが、自分の思い通りにいかないことに対する彼女の気持ちや解決法を聞くことができる。

スクリーンショット 2019-10-29 21.46.37


もう一つは、2019年4月3日に更新されたブログ『私のおもい』である。夏目ハルと栗原桜子を休養で欠く中で開催される1周年記念ライブに不安を抱えるファンへ向けた彼女の決意を感じるメッセージである。ここでの内容記述はしないが、私が知ってるヒナタナオならこう思うだろうそのままの内容だったので、強く感動したのを覚えている。

『それでも。』はヒナタナオが初めて明確に彼女心の内を明かした曲であり、日向奈央とヒナタナオの強さも弱さも全部含めて『ヒナタナオ』なんだという叫びを、私も含めて受け取ったのではないだろうか?

『それでも。』について細かく触れているのはこのnoteがある。日向奈央への愛に溢れているので、是非読んで欲しい。

さいごに

ヒナタナオはYouTubeのMVの概要欄で以下の様に語っている。

気持ちが落ち込んだとき
何かを諦めそうになったとき
この曲が少しでも前を向くキッカケになれば嬉しいです

この曲で、自分の弱さや不安を見せることになる。

それでも

大好きな歌で誰かを励ましたい。

やっぱり、日向奈央は優しくて太陽のような笑顔が似合う、生粋のアイドルなのだ。


奈央ちゃんへ日頃の感謝を込めて
2019.10.31
Kei_Waga(@k_waretuma)


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