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「一次情報を掴みにいけ!」えっ、どうやって?

一次情報の大事さを語られる方々が、少なからずいらっしゃります。
一次情報は本当に大事です。
一次情報というのは、情報の確度が高いからこそ、
その情報を元にあれこれと考えを巡らせることができることを意味しています。
この考えを巡らせる際の土台になる情報が、ぐらつくと、
あれこれと考えたものが、水の泡になってしまうと言っても
過言じゃないと思います。

さて、そんな一次情報なんですが、
どこから情報を掴みにいかれていますか?
国の発信するデータですか?行政の発信するデータですか?
インフルエンサーでしょうか?
なかなか情報の掴み方について示されているものは少ないように思います。
そこで、改めて一次情報の掴み方 について考察してみようと思います。

先に断っておきますと、情報の掴み方 を、
一次情報の掴む上での姿勢という意味で考えていきます。

一次情報を掴もうとする際に、
特に、自分の不慣れな領域・未知の領域に対する
一次情報を掴むというのは、本当に簡単なことではないのを感じます。
何が核なのか、そもそもの業界の用語を知らないし、どんなことが
暗黙知としてあるのか がわからなかったり不慣れなことばかりだからです。

未経験の分野である、私は、今簿記3級の資格取得を目指していますが、
はっきり言って、学習し始める前などは、
全く理解などできず、どこからスタートすれば良いのか
わからなかったのですから…汗
研究のことしかしてこなかったので、
財務諸表など全くもってお初にお目にかかったようなものでした。

その中で、一次情報を掴もうとして、意識したことがあります。

”自分の頭で考える”そして、わかったことをもとに新たな仮説を打ち立てることでした。
全く未知数の領域だからこそ、いきなり誰々さんの情報をいれようとするのを、踏みとどまって、まず自分なりに、いくらか知っている知識をもとに、今サーチできる範囲で情報をサーチしてみる。

もしかすると、いきなり素晴らしい手ほどきをしてくれる方の
情報発信に出会うのかもしれませんが、
素晴らしい情報発信者なのかどうかも、
自分なりの労力がないと、その価値性がわからず
貴重な機会を失ってしまうことになりかねません。
あるいは、SNSでいきなり聞いてみても良いのですが、
それも同じでして、、、
労力がないと その価値性がわからないということになりえます。
もし、うまくいったとしても、教えてもらうことに味をしめてしまうと
また、教えてもらおう とするスタンスになってしまうかと思います。
それは、もしかすると”クレクレ君”の爆誕を意味するのかもしれません汗

自分の頭で考えながら、
ちょっとずつ進めてみる。
すると、一歩一歩と 一次情報のありかに近づいていくのを
最近感じます。

最初は、簿記を学んでいると、
勘定科目の仕訳 について、仕訳ってなんなんだ?
ってことを気になるようになりました。
そして、その仕分けの本質について考えてみようと 思ったら、
新たな良質な情報に出会うことができて、
私の考え方がブラッシュアップされ、
また一次情報 に近づいていくのを感じましたし、
その上で、さらに今度は ”商品売買”がどうも簿記の中では、
大事な話のようだ とわかってくると、
その本質ってどういうことなのだろう?
と考えるようになっていっています。

一次情報って、辞書的な意味のことを指していません。
あらゆるジャンルにおいて、一次情報ってあると思っています。
すると、すぐに見出せそうな一次情報だけではないということがわかるかと思います。
さらに言うと、一次情報 に対する意味って、人それぞれなんじゃないかなとも思っています。
自分なりの、考え を持ちながら、だんだんと迫っていこうとする中で、
一次情報は見出すのだろうなと
最近思うようになったのもあり、このような文章を記しました。

ぜひ、一次情報を掴みに行ってみてください。
そしてまた、そのように一次情報を掴みに行こうとされる方々と
ともにブラッシュアップすることができたらと思ってやみません。

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