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リモートワークで「働く人の命を守りながら、事業を継続できる」社会をつくる

皆様、こんにちは。

ケイスリーでは、2020年3月より全従業員に対するリモートワークを実施しています。皆様の働き方はどのように変わりましたか?

リモートワークであれば東京に居住する必要性も下がるため、ケイスリー役員の4名中3名は沖縄県や兵庫県など、東京都外から日々業務を行っています。

しかし、7月上旬に実施された新型コロナウイルスに関する勤労者意識調査によると、リモートワークの実施率は、緊急事態宣言下の5月調査時(31.5%)と比べ、20.2%まで低下した現状があるようです。

ケイスリーにおいても全社員がリモートワークに移行してから約5か月経ち、リモートワークにおける課題が浮き彫りになってきました。

皆様の参考になればと思い、今回から週1回のペースでリモートワークにおける課題解決手法や実践事例等をシェアしていきます。

初回となるこの記事では、主にリモートワークにおける課題抽出についてお伝えします。

それでは、さっそく見ていきましょう!

リモートワークにおける課題を把握する

まず、完全リモートワークに移行するにあたり、何が障壁になっているのかを明らかにする必要があります。

そこで、ケイスリーでは、2つのことを実施しました。

1.社員一人ひとりに対して、働き方に関するヒアリング
2.リモートワークにおける課題を社内ミーティングで列挙

1.主に下記の項目について、ヒアリングを実施しました。

・リモートワークの良い点・悪い点
・自社オフィスがあることについての良い点・悪い点
・クライアントワークが出てきたときに、リモートだとどういう課題が起こりうるか。(例えば昨年度の業務を念頭において)

2.ヒアリングだけでは拾い切れなかった課題を列挙しました。

リモートワーク強化PJ管理シート

そして、ヒアリングから分かったリモートワークに関する課題をGoogleスプレッドシートに整理し、ヒアリングだけでは拾いきれなかった課題を追記したり、ケイスリー社内で課題を深堀したりする時間を設けました。

その結果、浮き彫りになった課題は、下記の項目に関するものです。

・インターネット接続環境
・タスク管理
・コミュニケーション
・セキュリティー
・セルフマネジメント

現状の課題を把握できたところで、次はリモートワークによって何を実現したいのかということを言語化するステップに入ります。

完全リモートワーク導入で目指す世界観

ケイスリーでは、ヒアリング結果を踏まえ、「重重無尽」という仏教の世界観を示す言葉を用いたコンセプトを掲げることになりました。

それは、同じ場所、同じ時間を共にしていなくてもお客様をはじめとした多様なステークホルダーと無限の関係性を生み出しながら、お客様、社会、そしてそれを構成する一人一人により大きなインパクトを生み出すことを意味しています。

取引先にもリモートワークを

さらに、ケイスリーは「#取引先にもリモートワークを」アライアンスに賛同し、「働く人の命を守りながら、事業を継続できる」社会づくりの一翼を担う会社として、様々な取り組みを行うことを宣言しました。

理想のリモートワーク環境実現に向けて

次回の記事では、「ケイスリーが現状計画・実施している施策」と「理想とするリモートワーク環境」について体系的に示す手法をお伝えできればと考えています。

上手くいった施策だけでなく、上手くいかなかった施策も赤裸々に公開してきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!




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