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髙野稜(9月5日出演)

「今となってはあの出会いで良かったのかも」
この会話を笑ってできたのが何より嬉しかったかも笑
5年間の活動の中で良くも悪くも出会いの「インパクトNo.1」は彼で不動です。そのくらい初対面の髙野稜の印象は悪かった...笑

僕らのイベントに彼が出演することはない予定だった。
そんな彼が本当に沢山の出演を果たしてくれました。
もしかすると、このようにnoteを書こうと思えたのは9月5日の彼のステージがあったからなのかもしれない。

いろんなアーティストたちと数々の思い出のある場所での活動最終月のスタートとなるイベント。出演を決めてくれた子たちは少なからずの思い出と思い入れを持ってステージに立ってくれると思っていたし、そんな子たちに出演をお願いした。

本人にも当日に伝えたけど、9月5日の髙野稜のステージは2部構成で開催してくれたBIRTHDAYワンマンの時に匹敵するくらい大満足だった。髙野稜は、あまり感情を表に出して表現するタイプではないと思っている。気合いや緊張や不調、時には楽しさまでも、あまり表情に出さずにステージに立つ。アーティストはそんなタイプも少なくないけど、髙野に関しては他よりもその点が強い面がある。
そんな彼の持っていた僕らの活動への思い入れの強さが想像をはるかに超えるほどだったことが驚きだったし、嬉しかった。
セットリストの選曲や思いの乗った歌唱はもちろんなんだけど、ステージ全体を通して、彼が表現してくれた名残惜しさや「次」への激励が不意を突かれて響いた日だった。
出演初期の頃に好きだと伝えた「エンドロール」は勿論今でも好きな曲。時が経ち、色々なことが起き、環境が変化したことによってより染みる曲になった。ただ、この日のハイライトは間違いなく「またね」だったな...
曲順、状況、環境全てが相まっての面もあったのかもしれない。表現が難しいけど凄くありがたい1曲だった。

1回やってみようが始まりで、お客さんからの開催要望が多く、複数回開催となった2マンライブや先にも書いたワンマンライブ。「音楽が身近にある場所」とは違うコラボ有りを条件とした主催企画「アットホーム」ではメインのように活躍してもらった。終盤の1年くらいはサーキットやフェスもしっかりと参戦して盛り上げてくれた。
髙野稜がいたから出演してくれたアーティストもいたし、髙野稜がいたから組めたイベントもあった。
交わるはずのなかった縁を繋いでくれた人にも感謝。

コロナは明けた。一部のアーティストたちとはコロナ禍の頃から話していたけど、予想通り、コロナが明けた後の方がアーティストやライブハウス・イベント関係者を取り巻く環境は厳しくなった面がある。
多くのアーティストが新しい挑戦や大きなイベントを躊躇する中、稀にみる勢いで大きな挑戦を続けてくれている彼の変化が今はとても嬉しいし、期待感を持って楽しみにしながら見ていられる。
「成長したい」「もっと有名になりたい」「新しいファンを掴みたい」そんなアーティストたちの1つの活動に指標となる気がしている。

「僕らのイベントに出演することはない」から始まった彼が今となっては「僕らのイベントには欠かしたくない」アーティストの1人になった。このイメージアップ度もNo.1でしょう!笑
今まで支えてくれて本当にありがとう!!
そして、これからも宜しくお願いします!お互いに動き続けて大きくなろう!

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