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撮影アシスタントにおけるインプット


撮影同行をなぜ選ぶか

よくカメラに対する課題とか壁って、明確に見ない事が多いんよね。。
そもそも、何を伸ばしたら良いのかなとか、何に困ってるのかを見失う時が凄く多い。
そんな時に、アシスタントに行くと『発見』が多く見つかる事が多い。
今回はそんなアシスタントのお話

【前提】アシスタントとしてのやる事

まず、はじめに意識する事は、アシスタントとしての仕事をしっかりとこなす事が第一優先
勉強よりも、まずはアシスタントとして呼んで貰ってるので、
その役目はしっかりと果たす事が大切。
いくつか、やるべき事はリストにまとめてみる。
1番大切なのは、先を読んでその場のゲストさんカメラマンに役立つ事を準備しておくのが大切である。

『ゲストさんの今求めてる事は何か』
『自分がカメラマンだった時に、何をしてもらったら嬉しいか』
常に先を予測して動く事が、場の全ての人に喜んで貰える秘訣である。

そして、アシスタントとしてやる事を、いち早く先に終わらせておく事で、
じっくり自分のインプットの時間に使えるようになる。

【アシスタント時に意識している事】
・ドレスのトレーンを綺麗に直す
・場を盛り上げる
・寒い時には、花嫁さんに上着をかける
・ゲストさんの荷物持ち
・花嫁さんのヘアメンテナンス
 (鏡やくしを用意して渡す)
・カメラマンのレンズ交換
 (レンズが予測できる時は、そのレンズを先に出せるようにしておく)
・ライティング時には、機材の準備
 (ライティングの知識があれば、先に設置場所でライトを持っておく)


アシスタントとしてのインプット法

前段で伝えた、やる事を済ませると、カメラマンが撮影するシーンになる。
この時にまず考えてる事は、『自分だったらこの場所でどう撮るか?』である。

ポーズ/ゲストさんの立ち位置/カメラのレンズ/構図 …
など、項目毎にイメージを行う。

そして、メインカメラマンが撮影する時に、
自分が考えたイメージと、実際の撮影を比較して、違ってる部分とにかく見つけるようにする。

見つけた違っている部分は、きっと自分が考えられてない新しい観点である。
なぜ違うのか、なぜこの行動をとったのかを分析して、自分の新しい観点を見つけてる。

そんな事を毎回考えてると、目から鱗のように次々と発見が見えてくる。
撮影後にはノートにまとめ、次回の撮影時にアウトプットを行うのだ。

とにかく横で分析。近すぎてごめんなさい😂
左:りょーちんさん 右:アシスタントけーたろ


最後に

これまで沢山のアシスタントに同行させて頂き、沢山の経験を頂きました。
そして、同行させて頂ける先人カメラマンさんには感謝でいっぱいです!
実際、自分のいろんな課題見えてきたし、まだまだ模索中な部分もあるので、
引き継ぎ同行できるタイミングがあれば積極的にアシスタントとして行動していきます。

全ては僕を選んで頂けたゲスト様の為に、より感動と思い出を届けられるカメラマンに成長していきたいのです。

実は苦手だったベールカット
最近はコツが掴めてきて得意技になりそうです
左:アシスタントけーたろ 右:巨匠藤本ちひろさん
自分がメインカメラマンで撮影した写真


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