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問いを重ねる!鹿折中マイプロジェクト部 #2

日時:2021年7月26日
場所:鹿折中学校
学年:1,2,3学年有志
概要:マイプロジェクト部ワークショップ
コーディネーター:加藤・成宮・三浦

前回のワークショップに引き続き、2回目となるマイプロジェクト部ワークショップが始まりました。

前回記事はこちら↓

問いにはいろんな種類がある

まず、探究学習コーディネーターから「問いにはいろんな種類がある」という話をします。

例えば、純粋な好奇心で「なぜ?」と問うてみる。気仙沼でも人口減少問題ってよく耳にするけど、じゃあ「なぜ気仙沼の人口は減ってるんだろう?」という風に問うてみる。

例えば、批判的にちょっとひねくれた考え方で問うてみる。天邪鬼(あまのじゃく)というやつですね。人口減少問題っていうけど「人口って減ると困るものなの?」

例えば、そもそもの本質を問うてみる。「そもそも『人口』って何?なんで気仙沼で区切るの?」

いろんな問いの種類がありますね。では、問いを立てる練習をしてみましょう!

新たな問いを重ねよう

以上をヒントにして、前回のワークショップ2で出した「気になること・困っていること」に、新たに問いを重ねていきます。下の写真をご覧ください。前回出した黄緑色の付せんに対して、青色の付せんで新たな問いを貼っていきます。

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「防潮堤で海が見えない」
→「海が見えるということはどういうこと?」
「空き家が多い」
→「空き家はなぜ増えた?」
「中学生はなんでゲーセン禁止?」
→「ゲーセンで何がしたいの?」

などなど、どんどん問いが出てきます。このような「問いを立てる練習」は、普段の授業や学校生活の中でも実践できます。問いを立て、対話を生むクセをつけることがとても大切です。

自分のテーマを設定しよう

さぁ、いよいよ自分自身が探究するテーマ(問い)を設定します。その前に、先輩たちの探究的な活動の実例をいくつか紹介します。

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「モノ」をつくった先輩。「場・機会」をつくった先輩。みんなは何をつくりたい?

ポイントは下の項目のとおりです。テーマや問いはまだキーワードで大丈夫です。そのキーワードをもとに、①どういう人に、②どうなってほしい?というプロジェクトのアイディアを出していきます。自由にA4の紙に書き起こして、みんなで共有し合います。

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「気仙沼を知らない人に、ここは防災が学べるまちだと思ってほしい。」

「サメが怖いって思ってる人に、サメの魅力を知ってほしい。」

他にも、LGBTQや観光、学校生活のことなど、一人ひとり特色のあるプロジェクト案が出てきました。

ここまでで、合計1時間半。今日はここまでですね。次回はこれをもとに、フィールドワーク先を決めていきます。

(文・探究学習コーディネーター 加藤拓馬)

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