#100

2020/9/8(火)

『石橋、薪を焚べる』〈ゲスト:ナイツ 塙〉

冒頭から、

下ネタやんないと(漫才)やった気がしない

塙に笑う。

最近、〝審査員〟としての役割も担う塙。

〝M-1の決勝〟見てても、

早くミルクボーイのここパクりたい

と、ネタの構造を分解して取り入れたくなるそう。

その要領で、

いつの間にかオードリーになってるとか
ハライチになってるとかすごい好き

と聞き、その漫才脳に唸る。

お笑いをやろうと思ったきっかけは、

幼少期うんこを漏らしちゃったことを

クラスのみんなや兄にからかわれ悩んでいたが、

ドリフで〝うんこちんちん〟てネタにしてるのを見て

この人たちみたいにすればいいんだ

と思ったから。

それを叶えるため、一度は

〝第2の華大オーディション〟

に受かって

福岡吉本にスカウトされていた

が、兄・はなわに続いて

2年連続芸人は嫌だ

親が断りの電話を入れたエピソードに驚く。

マセキに所属した当初、芸人は今後の指針として

テレビか浅草か

問われ、みなテレビを選び承認されるのだが、

ナイツだけはテレビですって言ったけどダメだった

エピソードにも笑う。

漫才協会では2年に1回理事を決める選挙があるが、

ある回での投票結果が

1位.青空球児
2位.ナイツ塙
3位.こぼん
4位.おぼん

となり、おぼん師匠が

これだけ貢献してきたのにこぼんより下なのか

と激怒し、これが

おぼんこぼん不仲の原因になった

と、エピソードにいとまが無い。

貴さんが今までで嬉しかったことを聞くと、

塙:やりたかったことでウケたのは嬉しかった

という答えが。

〝負けられない相手〟を聞かれると、

時事ネタなので、爆笑問題

という答えに納得する。

2組だけで3本勝負やってもらいたい

と貴さん。

たしかにめちゃめちゃ観てみたい。

年末年始は怒涛のネタ番組ラッシュで出演もかぶるので、

とっておきの不祥事は譲ってる

し、爆問もかぶらないよう事前に聞いてくれる

と、その関係性のおもしろさ。

太田さん

白鵬みたいなもの

と横綱に例え、

わーっと出てくるのは
(白鵬の)エルボーみたいなもん

という例えも秀逸。

そうやって太田さんにかちあげられてばかりで、

(太田さんを)かちあげる若者がいないから
どんどん行こうと思って

と言う塙に笑う。

(貴さんみたいに)ホスト側になりたい

自分の話(エピソードトーク)するのしんどくなってきた

いろんな人の話を聞く側になりたい

絶対ウッチャンナンチャン・とんねるず・ダウンタウン、楽してる

大金もらってMCやりたい

と、塙の的を射た正直さもおもしろい。

これには貴さんも、楽じゃないと笑う。

そこを目指していくにしても、

塙:結局邪魔になってくるのが爆笑問題

と聞いて、

太田にかちあげ食らわすのは塙くんだよ

と言ってくれる貴さんもアツい。

それでも、

塙:全国のラジオ聴いてるんであの人頭おかしいんで

と太田さんの壁はまだまだ厚い。

___

『あちこちオードリー』〈ロバート✕渡辺直美 後編〉

自粛中パワー有り余り過ぎて何かモノマネしたい

〝ガガ✕アリアナ〟のパロディMV制作に至った直美。

去年は1週間日本、1週間ニューヨーク

と多忙の直美は、

若さんと住んでるとこ近くて、コンビニ一緒。

若さんがそのコンビニを利用すると、

かわいいおばあちゃん店員が、

若さんは直美の家知ってるもんだと思って

直美ちゃん今アメリカね

あそこのマンション住んでるのはご存知よね

若:知らないです

いけない!

となったほのぼのエピソードに笑う。

『はねトび』時代は

金土スケジュール渡していた

ロバート。

当時は缶詰め状態で、余裕で夜をまたいでいたので、

ラジオ体操していた

と聞いた若さんの

フルメタルジャケットの世界

という、引き出しの瞬発力。

台本が終わってからのアドリブで鍛えられた

ロバートだが、

はお台場近くの高速道路を走るロケバス内で、

(はねトび以外の)他の番組観て笑ってたって怒られた

エピソードに爆笑。

フフッ

と笑った程度で、

誰だ今笑ったやつ

と咎められ、

お前はこの車から降りろ

と通達。

周りのみんなは黙り込む中、

めちゃくちゃ怒られながら
(花火大会の)花火の音が

鳴り響いていた切ない夏の風景に笑う。

オードリーも『はねトび』に出たことがあり、

そのときは〝春日がオムライス作る企画〟だったそう。

しかし当時の『はねトび』メンバーは尖っていたので、

本当はコントやりたいんですけどね

とゴールデンに昇格して雰囲気が変わってしまった番組

に抗っていたと聞いて笑う。

他にもロバートは『はねトび』への怒りを語る。

腕もないのに大きな番組に飛び込みさせられ、

乱入後ノープラン

そんな性格じゃな...俺たちの時代だ!

と言わなければいけなかった話がおもしろい。

『ピカルの定理』をやっていた直美は当時を振り返り、

私たちはそこまで厳しくなかった

それを聞いたロバート、

秋山:性格に応じてやってほしいよね

博:(北陽)伊藤ちゃんはそんな人じゃないんだから

にも笑う。

番組後半「気になる発言」が出てこなかった直美。

若:佐藤栞里ちゃんと直美ちゃんだけ

一方、

土屋太鳳ちゃんにジムのトレーナーだと思われた

博に笑う。

そんな博に

秋山:そのジムで普通にトレーナーやってる博がダメ

そんな博はボクサーをやっていた時期、

秋山が見た感じだと(雰囲気が)変わってた

そうで、

そんなんでウケるかいっ!て顔でつっこんでくる

エピソードにも笑う。

博自身も当時を振り返り、

「無理~!」がものすごい出る

と認め、その理由は

広背筋が違うから。

そのまた一方、

芸より料理を極めたい馬場ちゃん。

留学してみたいと言うが、

秋山:死ぬまで抜けさせねえ

ダメ~!お前はロバート~!

と一蹴。

馬場ちゃん:拠点を移すのはどう?

山陰とか

という提案にも、

秋山:ダメ~

これに若さん、

すげえもうコントができていくから

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『星野源のオールナイトニッポン』

スペシャルウィークのゲストは

脚本:野木亜紀子
プロデューサー:新井順子
演出:塚原あゆ子

というドラマ『MIU404』祭

当初は〝14話〟を予定していた
新井Pが〝警察〟自体が好きだったことから、このドラマの企画が始まった
塚原さんの演出のこだわりは〝うどん〟
志摩と伊吹の名前の由来は
一未は一未満、藍は虚数のi
一に満たないという意味
正反対に見えて2人とも一に満たない

次々出てくるエピソードがおもしろくて目が冴える。

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『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』

スペシャルウィークのゲストは

オードリー・若林正恭

お互いに影響を受けてきたからこそのリスペクト
カスミンは兵隊気質・ヒップホップ・武道館後...
笑いに溢れたエピソード
武道館で、春日と写真撮っておけばよかったという後悔

聴いていて、

リスペクト・笑い・幸せ

に溢れたとてもぐっとくる回だった。

何度でも聴き直したい。

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若✕松永✕朝井リョウZOOMの締めと同様に、

一日を集中して生きてこう。

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