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中学受験・リーダーシップ

今週もよろしくお願いします。この記事は生徒向けでも親御さん向けでもなく、いろんな方に届いたらいいなと思っています。私の思う「リーダー論」ということで書いていきます!

リーダーに必要な要素ってなんでしょうか?

承認と責任感だけだと考えます。それぞれどういう根拠があるのか続けます。

承認

周りに支えられるリーダーであれということです。仕事ができて何でもやってしまうリーダーは確かにすごいと思いますが、チーム行動では裏目に出ることが多いでしょう。チーム内の仕事を振り分けることもできず、リーダーに仕事が集中し、暇を持て余したチームメンバーは愚痴と僻みを言うことが仕事になってしまいます。要は「リーダーのアラ探し」を始めるのです。
そうはならない為には、リーダー自身がまず周りを認めること。根拠のない自信だろうと「認めること」。YouTube講演家の鴨頭さんも仰っていることです。僕自身がリーダーをやるにあたって最初にやることは、メンバー一人ひとりとご飯を食べに行くことです。相手を知り、自分を知ってもらう。まずはそこがスタートラインだと思います。
仕事が出来るとかその前に「リーダーの所信表明」を一人ずつぶつけてみること。そんな意味も含んでいます。こうしたい、ああしたいというエゴがあり、どう受け止める人なのかどう考える人なのか「相手を知って認めること」が重要だと私は考えます。最初が大事だと思います。ただ、それは私自身が関係の修復が上手くできないからなのかもしれません。でも、その性格が自分で理解しているから採っている工夫が「最初」なのです。

責任感

承認をもとにその年の成果はとても良かったです。承認が信頼となって働くことができ、結果になり最後は「感謝」となりました。積み上げたものを最後に享受したのがリーダーだった訳です。リーダーの特権ではないでしょうか。職務の対価とでも呼ばれるものなのか… 承認という工夫を取り入れて一番の衝撃でした。いつもいつもリーダーのため、そんな尽くし方をメンバーにさせてはいつか愛想を尽かされます。もうあなたのチームは手遅れに、あなたが気付かぬ間にそうなっているかもしれません。
成果を残せる見込みがある時と違って真逆の状況では、我慢も必要でしょうか。私は我慢ではなく、責任感が大切ではないかと考えます。というのは、文字どおりいつでも責任を取れるようにすること。責任のなすりつけ合いほど醜いものはありません。典型例は「半沢直樹」でしょう。10年前の過ちを経て、箕部幹事長を断罪して東京中央銀行の全責任を取ったのが北大路欣也さん演じる中野渡頭取でした。銀行を去る時の背中のデカさ、これこそリーダーの鑑ではないか、そんな素晴らしい姿に思えました。
状況が悪い時に「腹をくくれる」リーダーのもと、メンバーが感じる安心はいかほどか。もうダメだと諦めるメンバーでチームをいっぱいにするのがリーダーならばそれは違うでしょう。まだやれる!それを感じさせ、そんな時にこそ先頭に立つリーダーこそ、その器の人間だということなのでしょう。戦国武将も、コロナ禍で厳しい判断を迫られた会社のトップも、だからすごいのです。私も21歳の若輩者です。一歩でも、半歩でも近づき「素晴らしいリーダー」になりたいと思うのです。


どうだったでしょうか。これまでと違いすぎますかね…(笑) 今週なにを書こうかと考えた時、あるイベントで自分を振り返る機会があり、少しでも自分の体験を言葉で伝えられたら、そう思いました。
学習塾の室長や、コース主任、学年主任だけでなく、世の中の苦しむリーダーに向けて。リーダーになってみないと分からないことを伝える機会としました。


最後にスキ・シェア・コメントよろしくお願いします!今週も読んで頂きありがとうございました!

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