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K.taguchi、仕事やめるってよ

専門学校を卒業してから13年間勤めた病院を辞める。
13年...
長いようであっという間だった。

仕事を辞める理由って
仕事が合わない。セクハラ・パワハラといった人間関係に悩まされた。
などが多いのかな。

もちろん結婚、出産、パートナーの転勤にあわせての退職とかもあると思う。

僕は今の仕事が性に合っているし、幸い人間関係にも恵まれた。
−パワハラに近いことも経験したけど...それで精神を病むことはなかったし。

誰かの参考になるわけではないと思うけど...
私が仕事をやめる理由を残そう。


未来にワクワクできるか

仕事内容も人間関係にも不満がない。
お給料だって多くはないけど、他所よりは多く貰えているはず。

結婚して、子供も産まれた。
そんな状況で長年働き、慣れ親しんだ職場を離れる必要がどこにあるのか。

年齢だって今年で35。
転職するならぎりぎりの年齢かもしれない。
転職先での給料が低かったら? 人間関係に恵まれなかったら?
そんなリスクを犯してまで今の仕事を辞める必要が本当にあるのか。

−本当にたくさん悩んだ

でも、結果的に仕事をやめることを選んだ。

その理由は、今の職場の未来にワクワクできない。
そう感じてしまったから。


仕事をやめることだけがリスクじゃない

新しい仕事は優先的に任される
後輩の教育
マニュアルの整備
学会発表
医師やコメディカルとの調整役

ゆくゆくは次期部署長としての仕事も任されるかもしれない...

−その仕事は本当に私のやりたい仕事なのか

前の上司は精神的に追い込まれて、心を病んで退職した。
今の上司も精神的に追い込まれているのは間違いない。

−自分もそんな道を歩むのか

仕事をやめることにはリスクがある。
でも、それと同じだけ仕事を続けることにもリスクがあるはずだ。

それなら、どっちの道に進むのが「正解」なのか。


やってみよう

正直、「正解」なんて分からない。

ただ、何も考えないで現状にしがみつくことだけは間違いだと心の中の自分が言っているような気がした...

きっと、今の職場の未来には働きやすさや安定があるだろう。
容易くそう考えることができる。
それと同時にワクワクする気持ちはない。

自分の可能性を信じたい。
13年間、ひたむきに仕事をしてきた。
その自分が他所でどこまで通用するのか。
知りたくなった。

専門的な知識も技術も役立たないかもしれない。
見ず知らずの職場で人間関係を構築できるかも分からない。
安定なんてない。どこまでも不安定だ。
それと同時に、どこかワクワクしている自分がいた。

−やってみよう。

やらない、よりもやってみる。
チャレンジ精神とか挑戦とか、そんな格好いいものじゃない。

怖いだ。
やらなかった後悔をすることが。

やらない後悔をしたくない自分が
ワクワクする道を歩めと急かす...

誰かと同じ道を歩む必要なんてないよね

誰かが言った。
「私が君だったら、そんな道は選ばい」

−うん。そうだよね。僕もそう思うよ。

学校や会社。日本の社会はいつだって、誰かと一緒を求めるんだ。
一緒である必要なんてないのに。
一人ひとり違うはずなのに。

本当は、僕があなたと同じ道を歩む必要なんてないんだよ。
あなたと歩む道はここで終わり。
ここから先は、僕の知らない世界。あなたの知らない世界。

僕の未来が「正解」なのか「不正解」なのか、なんて分からないけど...
僕はワクワクする道をこれからも歩みたい。

自分の可能性を信じたいから。
死ぬその時まで、やらなかった後悔をしたくないから。

いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。