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予感は必ず的中する

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と聞いて、『そうだよね』と感じる人もいれば、『そんなわけないよ』と思う人もいらっしゃるでしょう。

同じように、『思考は現実化する』と聞いて、『そうだよね』と感じる人もいれば、『そんなわけないよ』と思う人もいます。
ご存知の方も多いはずですが、『思考は現実化する』とは、ナポレオン・ヒル氏の著作のタイトル。
自己啓発ジャンルの古典的名著です。


わたしがその本を読んだのはかれこれ8年ほど前ですが、当時はほぼ完全に『そんなわけないよ』派でした。
『思っただけで、それが現実になるんだったら苦労しないよ』と 😊

今思えば、いろいろとわかっていなかったからもあるのですが、『思考は現実化する』という訳し方も微妙なんですよね。
※ 原題は『Think and Grow Rich』
正確には『潜在意識は現実化する/信念は現実化する』と言うべきで、その意味では『予感』の方がまだしも近いわけです。

つまり、言語的な『思考』ではなく、『たぶん、こうなりそう』というフワッとしたイメージ。
現実化するのは、そっちなんですね。


そして、その現象はセルフイメージと強く結びついています。

たとえば、ゴルフで3ホール続けてバーディーが取れたとしましょう。
セルフイメージの高い人は『3ホール続いたんだから、次もバーディー』と感じます。
もちろん、そういう人は珍しくて、『善いことがあったら、悪いことがある』と思う人が大半です。
残念なのは、『これだけ善いことが続いたら、ものすごく悪いことが起きるんじゃないか』という恐れを抱く人ですね。

というのも、どの予感も当たっていくからです 😊
ちなみに、『3ホール続いたんだから、次もバーディー』と感じても、あるいはそう信じようとしても、心の奥に『そうは言っても・・・』という懸念がよぎれば、そっちが現実化します。


そうした現象には、論理的な根拠もあって、人が最高のパフォーマンスを出せるのって、リラックスしてる時なんですね。
肩の力が抜けた状態です。

一方、肩に力が入ったり、必要以上に『恐れ』を感じれば、身体の筋肉が萎縮するのでパフォーマンスはガタ落ちします。
結果として、いろいろ善くないことが起きやすくなるわけです。


つまり、善いことが起きる(というか、幸運を引き寄せられる)のは、自然体で『なんか、善いことが起きそう』と予感できた時なんですね。
そういう状態に自分を持っていくのが、幸せに生きるコツと言えます。


では、そのためには、どうしたらいいのか?


善いことが起きたら、人はいろんなことに感謝をします。
少々悪いことがあっても、『あのおかげで、今の自分がある』と思えます。
自己啓発に限らず、ほとんどの宗教で『運命を好転させる最初の一歩は感謝すること』と言われますが、それって『将来、善いことが起きた時の状態に、自分を持っていく』っていう方法なんですね。
善いことが起きる予感を育てるわけです。

そのあたりのロジックが曖昧だと、『つべこべ言わずに感謝しろ』みたいな表現になって、かえって逆効果だったりもします 😅


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。


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