素直に泣けるのは、彼の前だったから
恋人の前で泣いたことが、2回ある。
1回目は、付き合う前。
元カレと別れる話がこじれていて、かつ、親からすこし冷たい言い方をされて、他に相談できる相手もいないし、心が苦しくなってしまったとき。
2回目は、付き合ってから。
わたしがお仕事でいっぱいいっぱいになって、しんどくなってしまったとき。
どっちもね。
変にアドバイスとかはせず、ただただ話を聞いてくれたの。
話もめちゃめちゃでわかりづらいだろうけど、相づちを打ちながら、聞いてくれた。それがとっても、あったかくてほっとしたんだ。
「いつだって、さとみの味方だからね」
「なんでも話してね。何かしてほしいことあったら言ってね」
あくまでも寄り添ってくれるカタチでいてくれる。
わたしにどうするかは決めさせてくれて、もしなにかあったときは助けてくれるスタンスでいてくれたから、そのあと頑張れたなあって思う。
そこで「しかたないじゃん」とか「こうすればいいじゃん」とか。
アドバイスや勝手に諦められても、わたしはきっと反発してしまうだろうし、今後弱音を吐くのをやめてしまっていた気がする。
それを知ってか知らずかしないでいてくれた恋人は、すごい。
恋人の好きなところには、もちろんしてくれたことっていうのもたくさんあるけど。してほしくないことをしないでいてくれた部分も大きい。
いろいろ言われるの、苦手。
まあ、好きな人もあまりいないかもしれないけど。
あと、質問をたくさんしてきて、答えるのに時間がかかると急かしてくるのが苦手。失敗したことに対して、怒られるのも舌打ちされるのもこわい。
ぜんぶ、過去の記憶。
沁みついてしまっている、記憶。
幼いわたしの怖かった気持ちは残っている。
大人になってもあったけど。
彼も人よりも人の変化や気持ちに敏感だから、気をつけてくれているところもあるみたいで。相手のこういうことしたら怒るだろうなっていう部分は、しないようにしよってしてくれてるって。
そういう表にはなかなかでないような気づかいって、大事だよね。
わたしももちろん、彼が嫌だろうなと思うことはしたくないから、気になることは聞いたりするし、話したりもする。
お互いが心地よく過ごせるように意識できてるのは、いいなって思います。
そこまで気にすることがないっていうのもあるんだけど。
彼が気にしていたことが、わたしは気にしてなかったりするしね。
逆もしかりで。そういう発見も面白い。
さてさて。結局なにが言いたかったっていうと、弱音を吐いても、やさしく包み込んでくれる彼が恋人で幸せですってことをとりあえず言いたかったです。
彼が恋しくてしゃあないのです。
きょうも、おつかれさまです。
またあしたね◎
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