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必要のないものを捨てる

これ、どういうことでしょうね。

簡単にいうと、「もったいない」と「断捨離」の折り合い。

ふと、買った即席麺が好きではないのを我慢して食べてるなと気づいたんですね。2つ残っているけど、捨てようかなと。

以前の私ならもったいないから捨てませんでした。

でも、いまのキッチンでは調理できない古い食材も冷凍庫に残ったままになりがちな私としては、「捨てようかな」と思えたのは心の成長、心の解放なのかもしれません。

いらないのかも。

それは、もっと欲しいものが手に入らなくなるってことなんですよね。

そもそも即席麺なんて、健康的には食べなくてもいいわけです。豆腐に切り替えるチャーンス。

なにかを持っていることで、なにかが失われてゆく。

一方で、野菜を腐らせないように使い切ることは、拘ってていいと思います。使うことで幸せになれるから。

モノがもったいないのではなくて、幸せがもったいない。

モノがもったいないのではなくて、人生がもったいない。

ガムテープで補強しながら使っている、この古いノートパソコンはどうだろうか。これは、まあよいかな。新品のパソコンにワクワクする人ではないので。

「要らないもの」

それは「要るもの」を知っているということかもしれません。

「要るもの以外が要らないもの」ということではありません。

幸せとはなにかを知っているということかと思います。苦しんでいると、捨てることができません。

大切な自分を切り離してしまった人も、モノを捨てることが難しいでしょう。

「要るもの」がもったいないと思えるようになれば、新たな道が開けるかもしれません。