[セレッソマッチレビュー] | 第27節 vs広島

久々の沈黙。

　リーグ戦は2週間ほど、ホームゲームは3週間ぶりとなったこの試合。やはりＪリーグがない日々はつまらなかった。それだけにこの試合は非常に楽しみであり、まして上位対決。絶好調広島との一戦でしたが、まさかの大沈黙。なにもできず敗戦。シーズンダブルを取られる結果となりました。

　メンバーの部分で言うと、基本的には前と変わらず。ヨニッチの相方問題ぐらいでしょうか。西尾か鳥海か。ここは調子の良い方という具合でしょうが、やっぱり鳥海の方が安定している感はある。

　前半立ち上がり、セレッソペース。前線からのプレスがはまるシーンが何度かありそこからチャンスへ。シュートまでいける場面もありましたがゴールとはならず。この序盤のチャンスで決めきれなかったのが試合全体に響きました。そして飲水開けのプレー。上門のプレスからボールを取りかけましたが相手に渡り展開され、そこからクロス。逆サイドから走り込まれた選手に得点を奪われる。あまりにもあっさりと決められた。システム的にサイドが1人空いてしまうので基本的に前のプレスにいけば確実に取り切りたいところ。そこができずに展開までされてしまったのがポイントだったかと思う。この失点はいらんかったし、これでかなりしんどくなった。

　後半に入ってセレッソはギアを上げたいところであったが、いつものような巻き返しは見れず。今季は何度も逆転して見せたがこの試合ではその気配も感じれず。流れを変えるべく後退枠を使うもそれがバランスを崩すきっかけに。たしかに清武を出したり少しバランスを崩してでも点を取りに行きたいのはわかるが、奥埜を下げてしまったことで中盤のバランスが取れなくなってしまいカウンターをもろに受けた。0-1の状況だったので大事なのはそれ以上失点せずまず1点というところ。上位相手にはそういった抜け目も作らせてはいけないと知ることができました。逆にそこをきちんと決めてくる広島は素晴らしかったし、そういうのを逃さないのが上位にいれる理由だと思います。2点目のカウンターの起点になってしまった北野のボールロストのところも気になりますし、最後までギアを上げきれずに終わったのがものすごく悔しいところ。

　しかし、広島とは天皇杯で再び対戦できる。そこでやり返してもらいたい。本当に上位フィニッシュなら、本当に天皇杯、ルヴァンを取りに行くならこんなところで沈黙で終わらんといてくれ。天皇杯でやり返せるチャンスがある。今のセレッソにはそれができると信じている。それにしても久々のホームゲームは楽しかった。（笑）

　それでは👋