【初J3】奈良クラブの試合を観に行ってきた。
空はすっかり夏休み。
青い空、綺麗な入道雲。そしてとても暑い。
場所は奈良県のロードフィールド。着いた瞬間からローカルな雰囲気に包まれているのを感じた。毎週末来ているんだろうなという子どもを連れた家族等々、地域密着、Jリーグって感じ。そしてカターレ富山サポーターも多いこと多いこと。距離的には遠いはずやのに大勢のサポーターがおって、ユニフォームの色合いも似ていて最初の方はなかなか見分けがつけられなかった。背中にある、ONE TEAM?ONE TOYAMA?の文字がすごくかっこよかった。
いざスタジアムの中へ。とてもあっとぅい。なんでこんな時間にキックオフやねんと思ってたけど、おそらくスタジアムの設備の問題よね。ライト、照明が足りて無いんだろうなって感じがした。さらに大型ビジョンがなく、選手の表記が看板に貼り付けられていたのも印象的。普段見ているJ1とはまた異なる様相で新鮮だった。
元々奈良クラブを観ようと思ったきっかけはフリアン監督のサッカーが見たかったのが一つ。そしてJ3の試合を観たことが無く、なかなか観るチャンスがなかった。
試合は前半ほぼ互角。さすがのフリアン監督のサッカー。後ろからでもしっかりと繋いで相手のプレスをかわしていく。途中飲水タイムが入った。しかし、選手達どこまで帰るん!?ってぐらい中にまで一旦入ってしまっていた。なんちゃらブレイクとアナウンスがあったが、あそこまで選手が戻ってくのは初めてで面白かった。後半はきっちりピッチ内で収まっていたが。笑
そして前半の終盤、痛恨のPK献上。それを決められてしまい先制点を許す。さらに2点目も相手にクロスからうまく合わせられ前半を0-2で折り返す。
後半立ち上がり、相手に退場者が出て奈良ペースに。支配率も高まっていくが、なかなか決め切るところまではいかず。試合が残り10分となったところでロングボールからこぼれたところを左足を振り抜きゴール!ついに奈良が1点を返す。スタジアムのボルテージも一気に高まり盛り上がった。しかし、結局1-2で富山に逃げ切られ敗戦。それでもサポーターからは温かい拍手と声援が送られていて良かった。
印象に残った選手で言えば伊勢選手と嫁阪選手。伊勢選手は競り負けるシーンがほとんどなく、空中戦で圧倒していた。相手外人FWにも競り負けることなく、上のかカテゴリーにいてもおかしくないのではないかと思うほどだった。そして嫁阪選手はどうやらガンバユース上がりらしく、足元もありドリブルが印象的だった。特に後半の長距離ドリブルには震えた。
そして試合後、バスの出待ちをするサポーターもいて、サインを貰ったり、選手と写真を撮る人もいた。普段見ているセレッソではまだ試合後のファンサービス等は禁止されているのでその辺の選手達との距離感が近いのはとても良いなと思った。
こうしておれはJ3観戦デビューを飾った。一応奈良クラブサイドで見ていたので勝利とはいかなかったがJ1とはまた違う良い雰囲気を味わえた。また奈良クラブの有名なあのチャントも聞けてすごく満足。やっぱJリーグっていいなって思えた1日ですた!!
試合後、怪我で離脱中のGKアルナウ選手と写真を撮ることができた。