【下山貴美子の主婦日記】日本三大花火大会のひとう「長岡まつり」
こんにちは、下山貴美子です🎵
8月は、夏祭りシーズンですね!
さまざまな規制が緩和された2023年は、各地で数年ぶりの花火大会が開催され、とっても賑わっています。
新潟といえば「長岡まつり」の大花火大会!!
日本三大花火大会のひとつで、毎年100万人が来場する一大イベントです。
わたしも数年ぶりに観に行きましたが、感動して泣いてしまいました😭
「長岡まつり」は歴史ある一大イベント
「長岡まつり」は、毎年8月1日~3日にかけて、長岡市内で開催されます。
花火大会は2日と3日に行われ、この2日間で約2万発の花火が打ち上がるのです🎆✨
「長岡まつり」の起源は、昭和20年8月1日の長岡空襲の翌年に行われた「長岡復興祭」です。そして、その翌年から「長岡まつり大花火大会」が、あわせて開催されるようになりました。長岡空襲で亡くなられた方の慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への祈りが込められた、70年以上続く歴史あるお祭りなんですよ。
また、2004年10月に発生した「新潟県中越地震」の翌年からは、被災した地域の復興を願って震災復興祈願花火「フェニックス」が打ち上げられるようになりました。
そのため、鎮魂、慰霊の想いを込めた長岡の花火は地元民にとって、とても大切なイベントとなっています。
圧倒的なスケールで観客を魅了する長岡花火
長岡花火は、他では見ることができないスケールの大きさが見どころのひとつです!
10号玉クラスの花火が打ち上げられる花火大会は、日本各地で行われていますが、長岡まつり大花火大会は、ほぼすべてのプログラムが10号玉を超える花火で構成されているのです。これが、「日本一火薬の消費量が多い花火大会」としても知られている理由の一つです。
特に、多数の10号玉が2kmにわたって打ち上げられる「復興祈願花火フェニックス」や、直径650mに達する巨大な花火である「正三尺玉」は、見る者を圧倒します!!!
意外と知らない?「白菊」花火に込められた想い
オープニングで打ち上げられる白一色の「白菊」と呼ばれる花火。
しっとりと打ちあがる3発の真っ白な花火には“戦没者に手向ける慰霊の供花”という意味が込められています。
毎年、8月1日の22時30分(空襲が始まった時刻)に上がり、人々は花火の打ち上げに合わせて、黙とうをささげます。
もともとは、伝説の花火師・嘉瀬誠次さんが、シベリア抑留中に亡くなった戦友たちに手向けた鎮魂の花火だったそうです。
コロナ禍で花火大会が中止となっていた間も「白菊」の打ち上げは行われていました。
歴史や込められた意味を知って、長岡花火を楽しもう
夏の夜空を美しく彩る「打ち上げ花火」は、日本の夏に欠かせない風物詩です。長岡花火の歴史や花火に込められた意味を知ると、もっと楽しく有意義な花火大会になることでしょう。
残念ながら今年参加できなかった方も、ぜひ来年こそ「長岡花火」を観にきてくださいね🎆✨
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