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地方から眺めた社会

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愛媛県南予地方に暮らしながら、社会の在り方を眺めて思ったこと。 400字程度の短い記事を月に1-2本投稿しています。 最近は不定期更新。
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ごみ拾いボランティアと行政

2023年4月。 (一社)E.Cオーシャンズさん主催の海洋ゴミ回収体験事業「鬼ごみ拾い」が開催され、今回も参加させていただきました。 今回は愛媛県伊方町釜木集落近くの「恋の浜」でごみ拾い。 最寄りの道路からはロープ伝いに急斜面を降りないと辿り着けないため、参加者の移動とごみの運搬はもっぱら船による往復でした。 4日間の日程 (私は初日と最終日の計2日間の参加) で拾い集められたごみは、2tトラック山盛り10杯分ほど。 これを行政のごみ処理施設に引き渡すまでが「鬼ごみ拾い」

漂着ゴミを拾った後の話

前回に続いて、2022年12月に参加した(一社)E.Cオーシャンズさん主催の海洋ゴミ回収体験事業「鬼ごみ拾い」のお話を書きます。 今回、私は全4日間の日程のうち後半の2日間参加したのですが、漂着ゴミを拾う作業に従事したのは実はそのうち半日間だけでした。 残りの1.5日間は何をしていたかというと、運搬に関する作業です。 前半日程で無人島の浜に集められたゴミを船で港まで曳航する作業、ゴミ拾いで活躍した船の船底塗装を直す作業、焼却処理施設に運ぶためのトラックにゴミを積み込む作業な

社会問題に本気で向き合うゴミ拾い

2022年12月。 前年に参加した(一社)E.Cオーシャンズさん主催の海洋ゴミ回収体験事業「鬼ごみ拾い」に再び参加させていただきました。 E.Cオーシャンズさんは、船舶や潜水の資格をもつ方々が集まり、陸路ではたどり着けないような険しい海岸や無人島への漂着ゴミを回収しつつ、海洋ゴミ問題の改善に取り組む団体。 年に数回、比較的危険度の低い海岸で会員以外も参加可能なゴミ拾いイベントを行っておられます。 参加した日は悪天候のため、活動場所は陸路でも行ける海岸に変更。 E.Cオーシ