「海に眠るダイヤモンド」
ワタクシ今「海に眠るダイヤモンド」にドはまりしております。
四話、すごかった。
夏のドラマでも戦争ものは扱うこと少なくなっているのに(火垂るの墓もテレビでは放送しなくなりましたね。戦争扱うの朝ドラくらい?)、日曜の21時台に、あれをぶちこんでくる。
カレーの皿だけで号泣するわたしは想像しすぎだろうか。
百合子の朝子に対する言動の理由だとか、鉄平一家の背景だとか、鉄平のお父さんが息子が帰郷したことに怒っていたことだとか、端島という狭い中て生活するための沈黙だとか、戦争に絡めた回で一気に明らかになって、日曜日にドラマを見て今日木曜日なのにまだ色々思い出して考えてしまう。
沼だ沼。
野木さんは「野木亜紀子の脚本なら面白いだろう」を毎回軽々と超えてくる。
「フェイクニュース」も「アンナチュラル」も「MIU404」も「コタキ兄弟も四苦八苦」も「ラストマイル」も全部面白かった。全部だ。
そして、WOWOWドラマのフェンスも物凄くよかった。地上波では流しにくい題材だけどみんなに見てほしいと思った。
林子平さんが野木さんにインタビューしたamazonMusicPodcastを聞いたのだが、野木さんはドキュメンタリー制作会社で働いていた事があるそう。その時にあちこち海外に出向いてたくさん取材をされたそうで、その時の経験が脚本を書く仕事にも生かされているそうです。
なるほどしかない。
もちろん、野木さんが「書ける人」だから成し得るのだけど。
もちろん、作品がすばらしいのは監督さん、プロデューサーさん、色々な人の力もあるのだ。
さあ、週末が近づいてきた。
今日もいづみさんは誰なんだろうと思いながら日曜日を、待て。
(ただのドラマファンの文章になってしまった。勢いだけで書いてしまってお恥ずかしい。)