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ランドセルでなければならないの?

【結論】ランドセルでなければならないわけではない

4月に小学校入学を控えたお子さんがいるご家庭では、入学準備を進めていると思います。小学校でも、1月2月には、「入学説明会」を行う学校が多いようです。この「入学説明会」では、小学校に入学して使用する「体操着」のこと「手下げバックなど準備すべき持ち物」のことなど、入学までに各家庭で用意、準備しておいてほしいもの、「給食費の引き落とし口座」「アレルギーについて」「経済的な支援、援助の方法」など、手続き関係についてなどが説明されます。その中で、私の経験では、学校は一度も「ランドセルを買ってきてください」といったことはありません。

それでは、何と言っているかというと
「何冊かの教科書を入れて登下校できるもの」
「プリントなど持ち帰るので、中でぐちゃぐちゃになってしまわないもの」
「傘や絵の具の道具などほかにも持ち物があるので両手が開く、背中に背負うもの」
「華美でないもの」などと説明して、各ご家庭で考えて用意していただいています。
ただ、日本の多くの家庭が「小学校入学=ランドセル」と考えていること。社会も「小学校入学=ランドセル」と考えていることから、ほとんどの家庭で、ランドセルを用意しています。

先の「要件」を考えると、丈夫で6年間使える「ランドセル」を選択することにもあると思います。
学校では「ランドセルを買い求めてください」とは言っていないので、ランドセル以外でも先の「要件」を満たせばよいのだと思います。6年間使う児童がほとんどですが、体が大きくなった児童は4年生ぐらいから、「リュックで登校」する児童もいます。

今は、教科書も全てを持ち帰るることはなくなっています。また、教科書もデジタル教科書が導入されています。タブレットが児童1人に一台配布されているので、先の「要件」は必要なくなってきています。

もう数年後には、「ランドセルを背負って登校」の風景はなくなるのではないかと思います。

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