アウトオブフレーム!古き良きフレームワークを知ることで、外への世界が拓ける

フレームワークの縦軸横軸

コンサルティングを行う場合は、フレームワークを使うこともしばしばあります。

フレームワークは、基本的にマトリクスとなっており、縦軸と横軸に何を取るかでかたちを無限にかえることができるのです。

フレームワークは縦軸、横軸に何を設定するのが大事です。

例えば、仕事のマトリクスだとすると、縦軸に仕事の質、横軸に時間とするとトレードオフの関係になります。

仕事の完成度や達成度でいえば、時間をかけるほど仕事の質がよく、時間をかけないほど仕事の質は悪くなる。

フレームワークのトレードオフ関係

フレームワークから分析できたトレードオフは天秤ではあるけれども、コンサルティングの観点からいえば

時間をかけずに仕事の質をあげるのはどうすれば良いか?

と、いうようなズルい議論になります。両方とっちゃおうと。

しかし、これはビジネスの世界では当然のことで、生産性を上げるということをゴールとするならば、スピード感のある高付加価値を提供するということが命題となります。

アウトオブフレーム!

フレームワークの中での議論ならばこのトレードオフの関係から抜け出せないですが、イノベーションを起こすフェーズでは、必ずこのフレーム(枠)から飛び出す必要があります。

フレームワークなんて古い技法をまだ使っているのですか?と言われることもしばしばあります。

しかし、イノベーションを起こす際には、
まずイノベーションとは何なのか?
を考えなければなりません。

この場合、自身もしくは会社や事業がフレームワークの上ではどの位置にいるのかを知ってからでないと、そもそも飛び出すことはできません。

枠を知ること、でしか、枠から飛び出すことはできない

と、私は考えています。

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