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サッカー選手の移籍や契約の裏側とは?あの選手獲得の裏話などを交え解説

こんにちは!kenyaです!かなり久しぶりの更新となりました。今回の記事はサッカー選手の移籍や契約に関する記事となります。Jリーグや海外のプロサッカークラブの様々な事例をもとにサッカー選手の移籍や契約の裏話について触れていきます。今回の記事は筆者が現役、元Jリーガーの方に直接聞いた話や代理人、その他クラブ関係者から直接聞いた話をもとに構成しています。ごく一部の関係者しか知らない情報もあるため、有料にはなりますが、損はしないと思います!この記事を読んで頂くことでサッカー選手の契約や移籍について知ることができます。そして、あの超スーパースターの移籍の裏側などにも触れていきます。

今回の記事はこんな方向けです!

・Jリーグや海外サッカーに興味がある

・サッカー選手を目指している

・代理人やクラブスタッフに興味がある

・サッカー界の裏話に興味がある

目次

・プロ契約の分類とは?

・新卒選手獲得の流れ

・選手の移籍の流れ

・プロ契約や移籍の裏側 あのスター選手の移籍秘話

・移籍や新加入情報がなぜメディアに漏洩するのか

・番外編!毎年jリーガーを輩出する強豪校の裏話

プロ契約の分類とは?

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これはご存知の方も多いでしょうが、Jリーグクラブに所属する選手の契約はプロC契約、プロB契約、プロA契約、アマチュア契約があります。そしてJリーグでプレーする選手は契約の際にクラブと契約書を交わすのはもちろん、日本サッカー協会にも契約書にサインしに行くとのことです。そしてユースから昇格する選手や高校、大学からJクラブに加入する選手はまずプロC契約からスタートします。プロC〜A契約の条件は以下のように定められています。なお、多くの新卒の選手はクラブと3年間〜5年契約することが多くなっています。

・プロC契約

年俸上限480万円

J1…450分(5試合フル出場相当)
J2…900分(10試合フル出場相当)
J3・JFL…1350分(15試合フル出場相当)が以下である選手

プロB契約

年俸上限480万円

プロA契約

年俸上限無し(ただし、A契約初年度は上限700円)

J1クラブではA契約が15人以上、J2では5人以上という規定があります。そして同契約は最大25人となっていますが、シーズンの途中でプロC契約選手が上記条件の時間数をクリアしA契約に移行した場合は、そのシーズンに限ってプロA契約選手が25人を超えてもいいことになっています。さらに、2014年から所属クラブにジュニアユースまたはユースに3年以上在籍した選手はこの25人に含まないことになっています。

新卒選手獲得の流れ

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次にJクラブが新卒の選手を獲得する流れについて見ていきます。Jクラブに入団するには、下部組織であるユースチームから昇格する、高校または大学サッカー部で結果を残してオファーを受け、入団する方法があります。J3など、ごく一部のクラブでセレクションをやっている場合もありますが、基本は下部組織から昇格するか高校サッカーや大学サッカーで結果を残して入団する形になります。(JFAアカデミーや三菱養和からの入団するケースもあり)

まず、ユースチームの場合は当然のことながらそのクラブのトップチームと強い繋がりがあります。そのため、ユースの選手がトップチームの練習試合に出場したり、キャンプや練習に参加するケースはよくあります。そこで結果を残せば、晴れてトップチームに昇格することができます。なお、ユースに所属しながらトップチームの試合に出場可能な2種登録選手制度によって、正式にトップチームに昇格していなくてもJリーグの公式戦に出場することが可能です。ユースから昇格する際はユースの監督とトップチームに強化部などのスタッフと面談等をした上で伝えられるケースが多いようです。

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