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一万分、知らない他人のために本を選べるか?

私が本の感想ばかり書いているのがnoteにばれたのか、書く前のグレーの文字が「読んだ本の感想書いてみませんか?」的なことになっていました・・・。
みんなそうなのかな?前は違ったような・・・・。
noteさん、書くよ!まっててね~(?)

本をプレゼントしたことはあっただろうか?
誰に本買ったっけ?
買ったとしても1冊・2冊。

相手に本をプレゼントするって、すごく難しくない?
読んでいる本すら知っている人にはばれたくない。
なんか思考回路をそのまんま覗き見られているみたい。
一種の性癖がばれているみたいでなんだか恥ずかしい。

ましてや1万円分なんて、誰かのために選んだことあります?
私はないと断言できます。
1万円分の本っていったい何冊よ?
1冊1000円前後だから、8~9冊?
そんなに選べないな・・・。

自分の読みたい本を片っ端から買うなら全然足りない金額だけど。
自分のために選ぶ本と人のために選ぶ本って全然ちがうと思う。

それをお仕事にされているのが、いわた書店の岩田さん。
小さい本屋さんの店主さん。
毎日だれかのために本を選んでいるとのこと。

「一万選書」を読んでびっくりしちゃった。

私も応募しよ~と思ったら常に応募できるわけではないみたい。
毎日のようにHP見にいっちゃう。
多分秋ごろに抽選かな。

おすすめ本が全部で85冊。
どれもほんとうに面白そうで、本好きの人ってほんの魅力を伝えるの上過ぎるのよ・・・と思った。

選書カルテを読んで、書かれていることをそのまま受け取るんじゃなくて、行間、つまり書かれていないことを想像して、本当はこんな言葉を求めているんじゃないの?って気持ちで本を選んでいます。その人が本心で求めていることが書かれている本を、これまで読んできた1万冊ほどの本の中から見つけ出す。そうやって潜在的なwantsを引き出すことができたら、本屋として、こんなに嬉しいことはありません。

ポプラ社 一万円選書 岩田徹

長いですが、そのまま引用してしましました。
意思疎通が難しい大人が増えていると思っています。私含めて。
ストレートに言わないと伝わらない・・・。
これは時に便利かもしれませんが、ときにすごく相手に苦痛を与えます。

これを読んで私は「行間を読む」というワードに吸い寄せられてしまいました。
確かに。
行間を読めない人が多いんだ。
って。
相手が本当は何がいいたいのか、想像できないんだ。

こんなことにはなりたくない。
行間が読めなければ相手の本当に言いたいことはわからない。
そしたら営業としてどうよ?って。

それをどうやって解決できるかなんて今はまだわからないけど、
本を読むことをやめてはいけない理由の一つになったなと思う。
そしてビジネス書ばっかり読むのもよくないかもな、と思いました。
行間の楽しさって、やっぱり小説とかのほうが面白さ出るよね?

岩田さんはこれだけの本を読んでもなお、新しい本を読むのが楽しい、新しい発見があるって言っていました。
すごいな本の力。
私もまだまだ読みたい本がたくさんあるし、
まだまだ知らない本と出合いたい。

こういう沢山読んでいる、且相手のことを考えられる人におすすめの本、紹介してもらいたいな。

いわた書店さんの一万円選書は大盛況で抽選ですが、
ほかにも選書サービスをやっている本屋さんはあるみたいです。
私は文喫さんの選書サービスに今度お願いしてみようと思います。
選書サービス+文喫の入場券がある、とのことなので
仕事帰りにもいってみようかな
(今はお酒の提供がないみたいで残念だ~ギネス飲みながらだったらもっとよさそう~~~~)



ブクログものぞいてくれるとうれしいな。

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