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KILINワークショップLABO

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ワークデザイナーとして数々のワークショップの実施・運営に携わってきたキリンノツバサの、ワークショップにまつわる思考やテクニックの整理と体系化が目的のマガジン。 ワークショップに携…
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2020年2月の記事一覧

Case.5 パクるな盗め

先日友人が上げていた記事が気になった。 「どこまでがオリジナルで、どこからがパクリなのか」 ワークショップをやっていても度々遭遇するこの問題。 いや、もはや永遠の課題とも言ってもいい。 著作権や意匠権が規定されているものであれば、わかりやすいが、こと目に見えないものになるとその線引きは容易ではない。 ワークの改廃、成長とバリエーション...。 そんなことを考えると、どこまでが「オリジナル」なのか判断のしようもない。 また、オリジナルを主張し過ぎて、業界全体の成長

Case.4 ワークショップの質

様々なワークショップが世に出ている。 実際に参加すると「すごいな!」と思うワークショップもあれば、「あれはないな」と思うワークショップもある。 ワークショップが生業の1つとなっている身からするとさらに複雑で、「やってみたいな」と思うワークショップもあるし、「すごいけど自分にはできないな」と思うワークショップもある。 関わった人々のそんな想いの1つ1つが合わさって、ワークショップのクオリティになっているわけだが、そのクオリティを左右するものは一体何なのか。 ワークショッ